福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

出前箱と暗殺の関係

2024年06月18日 |  ┣銀幕のチャジャン
깡패수업 2  「極道修行 2」 〇〇〇--
(2065)



1999年に公開されたノワール風のヤクザ映画。

義理も人情もない裏社会に生きる主人公が、兄貴分と弟分、そして親友を
使い捨てにしたあげく命まで奪った極悪の会長に復讐を遂げる。しかし、
彼もまた、信じた大物に使い捨てにされ、愛する女性を1人残し、この
世を去る。

全く救いのない、実に虚無的な結末の韓流ヤクザ映画だった。


△オープニングシーンに、いきなり中華の出前箱

なお、この映画では、オープニングシーンに、いきなり出前箱が登場し、
チャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)ウォッチャーであるブログ主の
期待感を大いに高めてくれた。


△出前箱を受け取った黒服の男は変装して検察庁へ

ただし、残念ながら、出前箱の中に最低1皿は入っていた可能性の高い
チャジャン麺が、実際に画面に登場することはなかった。


△ターゲットを目で確認する暗殺者

出前箱を受け取った黒服の男(殺し屋)は、配達人に変装して検察官の
部屋を訪れた。


△画面に映った料理は大皿のみ

そして、料理をテーブルに並べた後(画面に映ったのは大皿料理のみ)、
検察官と裏取引していた別組織の会長を、トイレの中で暗殺する。しかし、
極悪の会長は、口封じのため、彼の命をも奪った。

最初から最後まで、実に非情で腹黒の会長だったのだが、結局、腹黒さ
では、さらに上がいたという結末につながっていったのだった。


(終わり)