△関門海峡に架る関門大橋
先日、門司港(北九州市)を訪れる機会があった。
△対岸には下関市の海峡夢タワー
時間が取れたので、久しぶりに、かつて国際フェリーターミナルとして
使われていた建物をのぞいて見ることにした。
△旧門司港国際フェリーターミナル
建物はそのまま残っているのだ。
△旧ターミナルの内部
閉鎖された建物の内部をガラス越しにのぞいて見ると、待合室には、
かつてをしのばせる案内表示が、そのまま残っていた。
△旧ターミナルの内部
「ヲタク」自身、この旧ターミナルを何度か使った経験があるだけに、
断片的にではあるが、往時のことが懐かしく思い出された。
△このフェンスの向こうでフェリーの乗り降りが行われていた。
いつの日にか、また、門司港-釜山航路が復活する日が来るの
だろうか?
(終わり)
△1等船室のドア
2010年夏のプサン訪問で「ヲタク」家族が利用したフェリーが、
北九州市門司港発着のセコマル号だった。
△1等船室
帰国便では、乗船客が少なかった関係で、1等船室の1室を
家族だけで使用した。
本来、男女別になっている1等船室だが、「ヲタク」家族以外に
利用客もいなかったので、男性部屋に家族が合流した。
△写真は翌朝撮影したもの
帰国便では船中で1泊しなければならないので、お風呂にも
入った。
△帰国を喜ぶ末っ子
気持ちよく睡眠をとった「ヲタク」家族は、翌朝、セコマル号を
下船し、日本の土を踏んだ。
△下船前のエントランスホール
日本の個人客は、真っ先に船から降ろしてくれるのでありがたい。
△日本人やその他外国人から先に下船
その日の日本人(在日)客は、「ヲタク」が見る限り、「ヲタク」
家族の1グループのみだった。
△タラップを降りる長女
「ヲタク」家族の巨大なカバンを抱えた乗務員を先頭に、「ヲタク」
家族は、真っ先にタラップを降り、北九州市の土を踏んだ。
こうして2010年夏の「ヲタク」家族のプサン訪問は、完全に
終了した。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△セコマル号のデッキからターミナルを望む
2010年夏のプサン訪問で、「ヲタク」家族は、北九州市門司港
発着のフェリー「セコマル号」を利用した。
「ヲタク」と長女、長男が、先に訪韓していた妻と末っ子を追い、
門司港を発つ日、対馬海峡には台風4号が接近中だった。
セコマル号は通常運行を決めたが、博多港を発着するカメリア号は
欠航を決めた。
そして、カメリア号に乗船を予定していた2、300名の乗客が
大型バス数台に分乗して、博多(福岡市)から門司港まで
送られてきた。
△博多港から回って来たバス
欠航を決めたカメリア号の代わりにセコマル号に乗ってプサンに
渡るためだ。
△博多港から回って来た乗船客
対馬海峡を往来する日韓国際航路では、乗船予定の船の
故障などにより、別の船に回されることは、たまにある。
「ヲタク」家族も何度か経験済みだ。
しかし、今回は、台風の接近で欠航を決めた便の乗船客を
回される側の船に乗っていたのだから、これまでとは立場が
ずいぶん異なっていた。
複雑な心境というより、博多-釜山航路が欠航するのに、門司港-
釜山航路は本当に大丈夫なのか、という不安を感じずには
いられなかった。
カメリア号の客を全員収容してセコマル号が門司港岸壁を
離れたのは、予定(正午12時)より2時間遅れの午後2時だった。
△1等船室内部から
結果的には、門司港出港時間に2時間、プサン入港時間に
1時間強の遅れは出たものの、対馬海峡は実に静かだったし、
快適な船旅が出来たことは幸いだった。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2010年8月14日朝、総勢5人の「ヲタク」家族は、毎年夏の
恒例行事となっているプサン訪問を無事終え、北九州市門司港に
帰って来た。
「ヲタク」と長男、長女の3人にとっては4泊5日(船中1泊)の
短いプサン滞在ではあったが、例によっていくつかのハプニングに
見舞われながらの貴重な訪韓となった。
8月14日朝、門司港の岸壁に接岸したセコマル号のデッキから
ターミナル付近の様子をながめていた「ヲタク」は、広い駐車場に
ポツンと停まった愛車を発見した。
△ターミナルは写真左手の細長い1階建ての建物
愛車には、全く意思はない。
△黄色囲みが「ヲタク」家族の愛車
しかし、まるで犬のように「ヲタク」の帰りをじっと待ってくれていた
愛車が、妙に愛(いと)おしく感じられてしまった。
旅が「ヲタク」を感傷的にしてしまったのだろうか。
「ヲタク」(妻も含む)の不注意により、ずいぶん、車体に無用の
傷をつけてしまった愛車だが、今後とも大事に乗ってあげたい
ものだ。
△愛車とセコマル号
下船後、愛車とセコマル号のツーショット写真も撮ってみた。
今回の駐車場使用料は、4泊で2000円。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△グーグルマップより
7月末の某日、有給休暇を取った「ヲタク」は、故郷のプサンに
里帰りする妻と、妻と同一行動を取る末っ子(小3)の二人を、
北九州市門司港の国際フェリーターミナルまで車で送った。
妻と末っ子は、今年5月、新たに就航したばかりのセコマル号に
乗り、プサンに渡るのだ。
セコマル号は、対馬海峡を渡るフェリーとしては最大の船。
岸壁から見れば、まるで、そびえ立つ巨大な建造物のように、
見る者を圧倒する。
△日韓国際フェリー「セコマル号」
同船は、門司港を正午に出港し、同日午後7時ごろ、プサンに
到着する予定。
二人の快適な船旅を祈りながら、セコマル号の全景をデジカメに
収めてみた。
なお、今回、妻と末っ子は2等船室ではなく、値段的に僅かな
差しかない1等船室(ベッド指定)の往復チケットを購入した。
ちなみに、フェリーターミナルのすぐ向かい側には海峡ドラマ
シップ(博物館)がある。
△ターミナルの向かい側には海峡ドラマシップ
今回は余裕がなかったが、いつか、海峡ドラマシップの建物の
中からも、セコマル号の写真を撮ってみたいものである。
(終わり)
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△セコマル号カウンター
門司港国際ターミナルの内部は、外見からも予想できる通り、
実にこじんまりとしている。
正面には乗船券を購入するカウンター。
乗船券を購入し、簡単な手荷物検査が済めば、出国手続き後、
すぐに乗船できるので、待合スペースも必要ない。
△ターミナル内の売店
とは言え、入口すぐ横に簡単な売店程度はある。
売店の棚には、門司港名物の焼きカレーの他、醤油やわさび、
ごま油、味噌など調味料の類が目立った。
本格醸造された醤油や天然に近いねりわさびは、韓国では手に
入れにくいし、ごま油は、なぜか韓国では非常に高価な品物だ。
△韓国語と英語によるターミナル利用料案内
現在のところ、利用客の大半が韓国人客である関係から、
ターミナル内の案内は、韓国語が中心。
ターミナル利用料は、大人500円、子ども250円。そして、
燃油サーチャージ料が800円。
△乗船手続きの案内は韓国語のみ
乗船手続きは午前9:00から11:00まで。
北九州市近郊に住む「ヲタク」家族にとっては、実にありがたい
時間設定である。
最後に、ちょっと意外だったのは、室内で若松競艇の宣伝を
目にしたことだった。
中には、ボートレースを観光する韓国人もいるのだろうか。
(終わり)
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△夕暮れ時の海峡夢タワー(山口県下関市)
2009年冬のプサン訪問では、行きの片道だけ関釜フェリーを
利用した。
「ヲタク」が関釜フェリーを利用するのは久しぶりのことだったので、
様々に新しい発見があった。
△JR下関駅
下関駅の駅舎自体は、「ヲタク」が初めて対馬海峡を渡った
20数年前から全く変わっていない。
△下関駅前の広場(人工地盤)
しかし、駅前の広場(人工地盤)から、国際ターミナルに至る
歩道がきれいに整備されていたのには驚いた。
△下関駅前から海峡夢タワーを望む
駅から海峡夢タワー方向に歩き、途中で右折すれば、正面に
下関港国際ターミナルが現れる。
△下関港国際ターミナル
下関駅前と国際ターミナルが、専用歩道でつながっているので、
とても便利なのだ。
△ターミナルから市街地方面に延びる専用歩道
これは、逆に、国際ターミナルから駅や市街地への徒歩での
アクセスが、非常に便利なことも意味する。
下関市が日韓交流にかける熱い意気込みのほどが、しっかりと
伝わってくる。
・・ ・・ ・・
■ 追記 終わりに
2009年冬のプサン訪問記は、これで終わる。
3泊4日(船中1泊)の日程の中で撮った約680枚の写真を
ブログ掲載用に取捨選択し、コメントをつける作業は、正直、
面倒くさがり屋の「ヲタク」としては、けっこうしんどい作業であった。
しかし、撮った写真は、たとえ1枚なりとも無駄にするわけには
いかない。
これは、「ヲタク」の意地でもあり、もっとカッコよく言えば「ヲタク」の
責任感なのである。
とは言え、無事、作業を終了することができた今、ほっとしている。
(終わり)
2009年冬のプサン訪問で「ヲタク」と上の子2人が乗船した
関釜フェリーは、予約で満席の状態だった。
△長女(高1)と長男(中2)
たとえ2等室とは言え、事前に予約しておいてよかった。
△左から手荷物カウンター、売店、出国ゲート
乗船チケットを購入した後、ターミナル内を歩いてみたのだが、
博多の国際ターミナルでは見かけない下関ならでは(?)の
光景が目にとまった。
△土産物売り場に山積みされた森永キャラメルの箱
まずは、土産物売り場に積まれていた森永ミルクキャラメルの
箱の山。
日本旅行のお土産として購入する韓国人が多いのだろう。
△手荷物カウンターで売られていたお土産
次に目に付いたのが、やはり、お土産として手荷物カウンターに
置かれていたたくあんや味噌、醤油、ワサビの類(たぐい)。
何とも生活臭い、そして日本臭いお土産である。
確かに、韓国で一般に市販されている醤油(酸分解醤油)は
本格醸造されたものではないので、味は薄く、濃くもまろみもない。
ワサビにいたっては、「ヲタク」が見るに、工業的に作り出された
緑色が不気味なくらいだ。
日本の醤油やワサビの味を知っている人には、よい日本土産
(にほんみやげ)になることだろう。
(終わり)
△信号待ちの車中から撮影
2008年夏の盆前、MOJI LINE(門司-釜山航路)を利用して
福岡に帰ってくる妻と末っ子を門司港の西海岸まで迎えに行った。
朝8時ごろ西海岸に到着したが、下船の始まる時間は8時30分
とのこと。そこで、待ち時間をつぶすため、国際フェリーターミナル
近くにある渡船乗り場を見物しに行った。
△下関・巌流島行き渡船乗り場(門司港)
渡船乗り場とは、関門海峡の対岸にある下関(唐戸)や巌流島に
渡る渡船の発着場のことだ。
△下関・巌流島行き渡船乗り場入り口(門司港)
「ヲタク」も何度か利用したことのある渡船だ。
△下関行き渡船(門司港)
この渡船に乗れば対岸の下関(唐戸)までわずかに約5分。
△海峡ドラマシップ(写真左の建物)とKCブリッジ号(右)
渡船乗り場からは妻と末っ子を乗せ停泊中のKCブリッジ号も
見えた。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△1等船室(4人部屋)
2008年夏、KCブリッジ号で釜山から門司に向かう「ヲタク」一行は
1等船室(4人部屋)を利用した。
船中で1泊した翌朝、下船を前にしたフェリーのフロアーには
日本人、一般、学生(釜山外大日本語科)の3つの案内板が
立てられていた。
手続きの簡単な日本人客は真っ先に降ろしてもらえた。
△KCブリッジ号のデッキから見た「ヲタク」の車
MOJI LINEの場合、ターミナル横の格安駐車場が利用できるので
実に便利だ。船を降りたらすぐ車に乗れる。駐車料金は1日400円。
ただ、現在のところ、上記の写真に見る通り、空き地に毛が
生えた程度の設備しかない駐車場なので、長期にわたる駐車や
高級車の駐車には不安を感じさせるのも事実だ。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)