この6月、ダニエル・リオス投手(元ヤクルト)がドーピング検査で
陽性反応を示していたことがわかり、所属球団のヤクルトは彼を
契約違反で解雇した。
△ダニエル・リオス(東亜日報)
「ヲタク」も応援していた選手であっただけに実に残念なニュース
だった。
日本でのこのリオス・ドーピング問題は、韓国球界に「激震」とも
呼べる大きなショックを与えている。
韓国メディアも、スポーツ紙、一般紙を問わず、連日、報道に
大きな紙面を割いている。
韓国でのリオスの「超人的」な大活躍にも疑惑の目が向けられて
おり、一角ではMVPのタイトル剥奪を求める声さえ上がっている
と言う。
さらに、球界でのドーピングテスト拡大を望む関係者の声なども
様々に紹介されている。
関連報道を一つ、翻訳練習してみた。
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■‘리오스 약물쇼크’
…야구계 반응 “도핑테스트 전원 확대를”
「リオス・ドーピングショック」
...韓国球界の反応「全員にドーピングテストを」
(スポーツカーン 6月30日)
다니엘 리오스(전 야쿠르트)의 금지약물 복용 소식은 국내
프로야구계에도 큰 반향을 불러일으켰다. 지난해 한국프로야구
정규시즌 MVP, 투수 부문 골든글러브 수상자였던 리오스라서
그 파문은 매우 컸다.
日本で発覚したダニエル・リオス(元ヤクルト)のドーピング問題は、
韓国球界にも大きなショックを与えた。リオスは、昨年、韓国
プロ野球でMVPとゴールデングラブ賞(投手部門)を獲得している
選手であるだけに、その波紋は大きくならざるを得ない。
8개 구단 감독 등 많은 야구인이 이 참에 도핑테스트를 선수단
전원으로 확대하거나 외국인선수들이 전도사 역할을 하는
만큼 그들에 대해서 엄격하게 도핑테스트를 적용해야 한다는
의견을 보였다.
8球団の監督らを筆頭に多くの球界関係者が、この際、ドーピング
テストを選手全員に拡大するか、あるいは事実上、薬物拡散の
尖兵となっている外国人選手に対して厳しいドーピングテストを
実施しなければならないとの意見を口々に述べている。
한국야구위원회(KBO)도 지난 5월 중에 도핑테스트를
실시했다.
KBO(韓国野球委員会)も、5月にドーピングテストを実施した。
각 구단의 1군 선수 26명 중 3명을 무작위로 뽑아 전체 24명을
도핑테스트했다. KBO는 지난달 23일에 그 결과를 발표했는데
도핑테스트 대상 전원이 음성 판정이었다.
各球団の1軍選手26人中3人を無作為で抽出し、全体で24人に
対しドーピングテストを実施した。KBOは5月23日、検査結果を
発表したが、24人全員が陰性反応(不検出)の判定だった。
‘스포츠칸’ 취재 결과 대상자 24명 가운데 외국인선수는
1명도 없었던 것으로 밝혀졌다. 무작위 추첨의 결과다.
本紙による取材の結果、検査対象者24人の中に外国人選手は、
1人も含まれていなかったことがわかった。無作為抽出の結果だ。
-以下省略-
(終わり)