2018年夏のプサン訪問では、行き帰りとも、博多港(中央ふ頭)に
停泊している大型クルーズ船を目にした。
それもそのはず、国交省の統計によれば、最近ではほぼ1日1隻の割
(2017年)で、大型クルーズ船が博多港に入港しているのだ。
ここでは、「ヲタク」が帰国した当日、夕暮れの博多湾を背景に
撮影したクルーズ船の写真を2枚、紹介しておく。
(終わり)
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■박쥐 「渇き」 2009年 〇〇---
(348)
2009年、220万を超える観客を動員した映画(年間11位)。
エロ・グロ・ナンセンス満載の展開の中、吸血鬼と化した男と女が
見せる、むき出しの欲望、さらにはぎりぎりの良心と切ない愛を
描いた、異色の作品だ。
「ヲタク」の趣向には全く合わない映画ではあったが、そんな
「ヲタク」をも引き込む力を持った奇想天外なちょいエロ映画だった。
ところで、この映画の原題は「박쥐(コウモリ)」。
不死身の治癒力や超人的な跳躍力、そして、コインをまるで紙切れの
ように引きちぎる力を得た主人公が、愛する女の部屋を、まるで
コウモリのように逆さ吊りになってのぞき込むシーンには、思わず
唸らされた。
(終わり)
2018年夏のプサン訪問でも、帰国当日、「ヲタク」は釜山駅構内の
手荷物預かり処を利用した。
△プサン駅構内の手荷物預かりセンター
駅近くのホテルをチェックアウトし、釜山港国際ターミナルに向かう
までの3、4時間、段ボール箱1個とスポーツバック1個を預かって
もらった。
料金は8000ウォン。日本円にして約800円。
決して安くはない料金である。
△シャトルバスのプサン駅前停留所と「ヲタク」の荷物
一方、その日、「ヲタク」が利用したターミナルまでのシャトルバスに
しろ、市内バスなら1200ウォン(日本円で約120円)あれば乗れる。
△ターミナルに到着したシャトルバス
公共交通機関やタクシー料金は、韓国の方が日本より明らかに
割安だが、それ以外の物価は、ほぼ日本と同じか場合によっては
韓国の方が高い。
△帰国する「ヲタク」の荷物
それが、「ヲタク」の実感である。
(終わり)
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2018年夏のプサン訪問でも、博多港(中央ふ頭)から出る高速船を
利用した。
△ターミナル3階デッキ
高速船の出港は午後3時50分。
△中央ふ頭に停泊中の大型クルーズ船
少し早めにターミナルに着いた「ヲタク」は、例によって写真
撮影を楽しんだ。
△「ヲタク」の乗った高速船(左)と博多ふ頭(右)
今回は、3階展望デッキから目に入りやすい中央ふ頭や博多ふ頭ばかり
ではなく、意識的に、デッキからは裏手にあたる香椎浜ふ頭方面の
写真も撮ってみた。
△ガントリークレーン(手前側)の並ぶ香椎浜ふ頭
「ヲタク」の長女が、香椎浜ふ頭の保税地域(外国貿易のための特別
管理区域)で働いているからだ。
長女が博多港で働くようになり、以前にも増して博多港に親近感を
持つようになった「ヲタク」である。
(終わり)
2018年夏のプサン訪問では、初めて荒嶺山に登った。
山の中腹にあるムルマンコル集落まではバスで行き、その後、徒歩で
登った。
△プサン駅・草梁洞(南西)方向
事前に地図やストリートビューで確認していた道だったが、実際に
歩いてみると、予想よりもはるかに長く、そして傾斜の険しい道だった。
△釜山港(東南)方向、写真右に影島
熱中症の恐怖を感じながら、汗だくになってたどり着いた山頂からの
眺めは、登山の苦しみを吹き飛ばしてくれるくらい素晴らしいもの
だった。
△海雲台(北東)方面
しかし、一方で、プサンの市街地をうすぼんやりと蔽うPM2.5の
スモッグの実態を目の当たりにして複雑な気持ちにもなった。
韓国の報道を通じ、プサンのPM2.5もそこそこ深刻な状況にある
ことは認識済みだったが、まさかこれほどとは。
唯一の救いは、東莱区(北側)方面の上空に、空本来のきれいな青色を
目にできたことだ。
△東莱区(北)方面のきれいな青空、写真左下にムルマンコル集落
この澄み切った青空は、残念ながらプサンの市街地からは目にできない。
プサンの市街地から見る空が、本来の青色を回復できるよう祈りたい
ものだ。
(終わり)
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