映画と即席チャジャン麺

ラブコメ「彼女を知らないとスパイ」（鑑賞番号１１０１）を
久しぶりに再鑑賞した。

例によって、チャジャン麺（韓国式ジャージャー麺）の登場
場面を確認することが目的だった。

この映画では、唯一、スーパーの陳列棚に並んでいる即席
チャジャン麺を目にすることができた。


△中年男の目の先には即席チャジャン麺が

主人公が先輩のスパイに連れられてスーパーに買い物に
行った場面だった。


△上記画像の黄色囲み部分を拡大

画像右側の商品は、即席チャジャン麺としては「짜파게티」に
次ぐ人気を誇る「짜짜로니」でほぼ間違いない。





（終わり）

韓国映画と偽装殺人

■메모리:조작살인  「メモリー:偽装殺人」 〇〇－－－
（１５５９）



2021年に公開されたインディーズ系のクライムサスペンス。

妹の自殺が妹の夫による保険金目当ての偽装殺人であった
ことをつきとめた姉が、男に残忍な私的制裁を加える。


△妹の元夫をワナに嵌めて行く姉

反転に次ぐ反転により、物語の展開を追うことに疲れてしまう
ような映画だった。


（終わり）

お祝いのチャジャン麺

ダメ刑事を主人公にしたアクションコメディのヒット作
「亀、走る」（鑑賞番号１０７）。

この映画に関しては、再鑑賞する前から、ほぼ間違いなく、
ブログ主こだわりのチャジャン麺（韓国式ジャージャー麺）が
登場するだろうと予想していた。

そして、その予想は見事に当たった。

ただ、意外だったのはその登場の仕方。


△家族団らんのチャジャン麺

主人公刑事が、下の娘のお遊戯会の終了後、家族で食事に
行ったところがチャジャン麺（町中華）の店だった。


△長女（右奥）は豪快にチャジャン麺を食べている

言わば、下の娘のハレの日を家族そろってチャジャン麺で
お祝いしてあげたわけだ。


△長女の箸の持ち方が（日本的な行儀作法の観点から見れば）おかしい。

考えて見れば、映画の中では家族団らんのチャジャン麺を
目にするシーンは、けっこう珍しい。そういう意味では、実に
新鮮なシーンだったと言える。

なお、この映画では、さらに2度のシーンにチャジャン麺が
登場した。


△主人公に必殺技を伝授した師範がチャジャン麺をつまみに酒を飲んでいる

１つは、主人公にみぞおちを突く必殺技を伝授することに
なる特攻武術の師範が、白昼からチャジャン麺を食べながら
酒を飲んでいたシーン。


△凶悪犯の潜伏先に関し、主人公に決定的な糸口を与えた配達夫の情報

そして、もう1つは、酒場に酢豚を届けに来た配達夫の
セリフの中での登場だった。配達夫が何気なく口にした
チャジャン麺の配達をめぐる話題が、主人公に凶悪犯の
潜伏先を教える決定的な糸口となった。



（終わり）

韓映画と中年女性4人

■죽이러 간다　「殺しに行く」 〇〇〇－－
（１５５８）



2021年に公開されたヒューマンドラマ。４人の中年女性の
間の葛藤と和解を描いた映画だ。


△最後に４人のうち２人は共同でヘルシーなチキンサラダ店を開業

ブログ主の趣向には合わない映画だったが、物語の展開には
けっこう引き込まれた。

（終わり）

映画と唾とチャジャン麺

成人指定を受けたハードなアクション・スリラー「殺人の告白」
（鑑賞番号１４６）を、久しぶりに再鑑賞した。

あらためて書くまでもなく、ブログ主はこれまで、意識的に、
また無意識のうちに、韓国映画に登場する数多くのチャジャン麺
（韓国式ジャージャー麺）を見つめてきた。


△刑事たちが注目する中、配達夫が登場

この映画では、そんなブログ主さえ驚くほど濃い、チャジャン麺
関連シーンが繰り広げられた。


△手際よくチャジャン麺2杯と餃子、付け合わせを取り出す配達夫

それは、刑事たちが注目する中、チャジャン麺の配達夫が颯爽と
警察署に登場するシーンから始まった。


△登場したチャジャン麺は、ソースが別のカンチャジャン

丁寧にもチャジャン麺が混ぜられるシーンは、どアップ。


△麺とソースを勢いよく混ぜる

例によって、おいしそうにチャジャン麺を食べる刑事。


△チャジャン麺を豪快に食べる主人公刑事

留置場の檻の中からは、配達夫にチャジャン麺3杯（タクワンは
多めに）の出前を注文しようとして大目玉を食らった不良女子
高生らが、ひもじそうな目で見つめている。


△世の中をなめた女子高生が留置場の中からチャジャン麺の出前を頼む

続いて、食事途中に訪ねてきたイケメン青年（もう一人の主役）に
神経を逆なでされた主人公刑事が、握手を求める青年の右手に
チャジャン麺混じりの茶色っぽい痰を吐きかける。


△チャジャン麺混じりの茶色っぽい痰がかかった主人公青年の右手

挑発をやめない青年を前に、刑事がチャジャン麺を鷲掴みに
する瞬間。

△チャジャン麺をつかむ主人公刑事の手

そして、投げられたチャジャン麺。


△飛ぶチャジャン麺

瞬時に麺は画面（スクリーン）いっぱいに広がる。


△飛んでくる麺がアップになって青年の目（カメラのレンズ）に

最後にチャジャン麺がイケメン青年の顔面に命中した場面。


△ハンサムな主人公青年の顔面に命中したチャジャン麺

さらに加えて、別シーンに登場したカップチャジャン麺。


△空になった2杯のカップチャジャン麺

こちらは、脇役刑事たちが食べ終えた間食だった。


△カップチャジャン麺の商品名は「チャパゲティ」（上画像黄色囲み部分拡大）

かくして、ブログ主が高揚する気分の中、キャプチャーした
画像は、合計で１３枚にも及んだ。

間違いなく、この映画は、チャジャン麺ウォッチャーのブログ主に、
めったに味わえない深い悦びと自己満足を与えてくれた稀有な作品
だったと言えよう。

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺・・。

韓国映画の中にチャジャン麺を追うブログ主の孤独で陰気な旅は、
まだまだ続く。


（終わり）

韓流中学生ラッパー

■라임크라임  「ライムクライム」　 －－－－－
（１５５７）



ラッパーを夢見る2人の中学生を主人公に描いたインディーズ
系の思春期ドラマ。


△韓国には中型バイクを乗り回すような中学生たちが本当にいるのだろうか？

いくらインディーズ系とは言え、中学生を演じる俳優たちの
年齢層（とても中学生には見えない）をはじめ、いろいろな
面で物語の設定に無理があり過ぎる映画だった。

例によって韓国語のリスニング学習や韓国の若者文化に
接する機会と割り切り、何とか最後まで鑑賞した。


（終わり）

チャジャン麺嫌いの男

青年と中高年女性が繰り広げる異色のラブコメ「ビバ！マイラブ」
（鑑賞番号１３６６）を、久しぶりに再鑑賞した。


△クリーニング屋の１人娘から中華料理店をいっしょにやろうと誘われた青年

1500本を超えるブログ主の韓国映画鑑賞の記憶の中でも、
「チャジャン麺嫌い」が主人公を務めた唯一の映画だ。


△娘の提案を断りながら、爽やかに「チャジャン麺嫌い」を宣言した青年

この映画の主人公青年の場合、「チャジャン麺嫌い」の上に、
年増女性が好きという希少性まで加わる。

極めて特異なキャラクターと言う他ない。


（終わり）

逃げたチャジャン麺

韓流刑事物コメディの大ヒットシリーズ「ツー・コップス」を、
第1作から第3作まで続けて再鑑賞した。

例によって、チャジャン麺（韓国式ジャージャー麺）が登場する
シーンを確認することが目的だった。

結論から先に書けば、ブログ主の期待は大きく外れた。

何と、映画「ツー・コップス」シリーズ全3編中、ブログ主期待の
チャジャン麺が登場したのは、第3作目（鑑賞番号１０６２）の
1作のみ。

それも、たった1度のシーンにセリフで登場するにとどまった。


△映画でもビリヤード場とチャジャン麺の取り合わせが多いのは事実

主人公が新人の女性刑事のやる気や正義感を削ぐため
（最終的には他部署に異動希望を出させるため）、あえて
勤務時間中に彼女を連れ、ビリヤード場に入ったシーンだった。


△新人女性は、先輩刑事の下手すぎるビリヤードの腕前をいぶかしむ..

結局、チャジャン麺を食べる前の段階で、刑事の顔を見て
突然、逃げ出したチンピラを追い、2人ともビリヤード場を
駆け出て行ってしまったので、チャジャン麺は食べずじまい。

かくのごとく、韓国映画では主人公らがチャジャン麺を食べる
直前に展開が切り替わることだってある。

どうでもいい話ではあるが、「ツー・コップス」シリーズ
からは、そんなことを学ばせてもらった。


（終わり）

印象的なイム・ジヨン

■유체이탈자  「幽体離脱者」 〇〇－－－
（１５５６）



2021年に公開された異色のミステリーアクション。

主人公である麻薬捜査官の青年が、捜査機関の内部に
密売組織と癒着した勢力が存在することに気づく。しかし、
すぐに命を狙われ意識不明の重体に陥る。

その後、彼の肉体を離れた魂が、周囲にいた複数の人物の
肉体に乗り移りながら、恋人の同僚女性を危機から救い、
腐敗捜査官らの悪事を暴いて行く・・。


△強い存在感を放った主演女優はイム・ジヨン

ブログ主の趣向には合わない映画だったが、主演女優の
イム・ジヨンが、なかなかいい味を出していた。

特に、他人の肉体の中に恋人の魂が存在することを確信
する瞬間の彼女がよかった。



（終わり）

いきなりチャジャン麺

借金取りの中年男と悪質な多重債務者の青年が繰り広げる
ナンセンスコメディ「トゥー・ガイズ」（鑑賞番号９２１）。

この映画では、オープニングシーンで、バイクを降りて
事務所に入った主人公の中年男の前に、いきなり、ブログ主
こだわりのチャジャン麺（韓国式ジャージャー麺）が登場
した。


△主人公（左）が座ったテーブルの上には食べ残しのチャジャン麺

金融会社の社長が、友人でもある中年男に、タチの悪い
青年から借金の取り立てを依頼する場面だった（報酬は
取り立て額の3分の1）。


△食事中か食後のチャジャン麺

食事中か食後のタイミングだったようだが、中年男が
座ったテーブルの目の前に置かれた食べ残しのチャジャン麺が、
無言のうちにも慌ただしい事務所の雰囲気を代弁していた。



（終わり）

男装の在日韓国人女性

■여타짜  「女イカサマ師」　〇〇－－－

（１５５５）

2021年に公開されたインディーズ系の犯罪アクション。
原作はネット漫画。

2人の女性イカサマ師（1人は男装の在日コリアン女性）が
力を合わせ、賭博系の暴力組織に復讐劇を繰り広げる。


△男装の在日コリアン女性（左）の名は「オザワ」

2人は命からがら暴力組織への復讐には成功するが、その
背後に存在する黒幕との闘いは次回作以降の展開を待つ
ことになる。

ブログ主の趣向には合わない映画だった。


（終わり）

韓映画でいじめに鉄槌

■킹덤스쿨  「キングダム・スクール」　〇〇〇－－
（１５５４）



2021年に公開されたインディーズ系の学園ドラマ。

校内暴力（暴行、恐喝、強姦などの犯罪）被害者の高校生
5人が力を合わせ、それぞれの特技を活かしながら、卑劣な
不良グループ（と言うより犯罪者集団）に非合法的な鉄槌を
加えて行く物語。


△主役の中にはアフリカ系韓国人も

シニア世代のブログ主が見ても、けっこう痛快な映画
だった。


（終わり）

復讐のチャジャン麺

■혈적자    「血跡者:血を追う男」  〇〇〇－－
（１５５３）



2020年に制作されたインディーズ系の犯罪アクション。

姉と父親の人生を破壊した「悪魔」たちに復讐するため、
自らも「悪魔」と化した心優しき青年と彼を追う刑事の
物語。

悲しい結末ではあったが、なかなか見ごたえのある映画
だった。

ところで、例によって、この映画にもブログ主こだわりの
チャジャン麺（韓国式ジャージャー麺）が、しっかり
登場した。


△配達夫として対象に接近した青年（画面奥）

青年が、復讐相手の１人に制裁を加えるシーンだった。


△青年は実際にチャジャン麺を配達した

青年はまず、チャジャン麺の配達夫になりすまし、対象に
接近した。


△青年の凶器はハンマー

そして、出前箱から3皿のチャジャン麺を取り出した後
（2皿は用心棒2人の分）、３人に対し残虐な制裁を加えた。


△テーブルの上には2皿のチャジャン麺

凶器はハンマーだった。


△闇の強姦サイトを運営していた変質的富豪男とチャジャン麺

何らかの手を使い実際にチャジャン麺を配達し、配達後
即復讐とは、なかなか珍しい展開だったと言える。



（終わり）

韓国映画とペンション

■로또 쉐어  「ロトシェア」　〇〇－－－
（１５５２）



2021年に公開された犯罪サバイバル映画。

ソウル郊外の京機道ヤンピョン（楊平）にある大型ペンションを
舞台に、9人の宿泊客と管理人の合計10人が、7億円を超える
ロトの当選賞金をめぐり、命を懸けたサバイバル劇を繰り広げる。


△主に大学生の宿泊研修（MT）などで使われる実在の山荘

結果、6人グループでパシリとしてこき使われていた無欲の
女性1人だけが、生き残ることになる。

ブログ主の趣向には合わない作品だったが、物語の展開には
そこそこ引き込まれてしまった。

（終わり）

韓オタ、ロ検4級合格

10月に受験していたロシア語検定4級の成績表が、今日、
自宅に郵送されてきた。



結果は合格。



過去、合格直前まで迫った3級から、レベルを1つ落として
臨んだ4級ではあったものの、やはり、合格はうれしい。



これで、ブログ主にロシア語学習のきっかけを作ってくれた
プサンのロシアタウン（中華街）にも顔が立つ、というもの。

今後も修行を重ね、気力が湧けば、また3級にも挑戦したい
ものである。


（終わり）