△ホテルのような特等室
何の自慢にもならない話だが、ブログ主の場合、これまで、日韓航路を
走る国際フェリーについては、2等室を中心に利用してきた。
△窓からは船首が見えた
プサン出身の妻と結婚してからは、妻の里帰りに同行するプサン訪問と
いうこともあり、できるだけ移動にかかる交通費を節約する意味もあった。
△テレビは当たり前
この30年間あまり、ブログ主、およびブログ主家族のプサン訪問にあっては、
移動手段に「快適さ」や「余裕」、さらには「プライベート空間」を求める
ような発想は皆無だった。それだけの経済的余裕がなかったと言えば、それ
までの話だが、今となっては、はっきり理解できたことがある。
△洗面とトイレ
確かに、2等船室には2等船室にしかない魅力がある。
そのことを十分、知った上で書かせてもらうならば、船便での韓国訪問で
快適な旅情を、プライベートな空間で余裕を持って味わいたいと思うなら、
とりあえずは、一等以上の船室に乗ることである。
△快適なシャワー設備
2023年冬のプサン訪問からの帰国便。日韓フェリー、ニューかめりあ号で
ブログ主が使った船室は特等室シングルの503号。
△船室の窓から見るプサンの夜景
まるでホテルの一室のような船室の窓から、目の前に船首が見える
部屋だった。
△出港する関釜フェリーも初めて目にした
これには、率直に感激した。当然のことながら、初めて目にする光景
ばかりだった。
△ライトアップされた釜山港大橋
スマホ(Pixel 7)とニコンのミラーレスを駆使し、写真もたくさん撮らせて
もらった。
ただ、この特等室に乗った場合、気をつけなくてはならないこともある。
フェリーが釜山港大橋をくぐってしばらくした時だった。
フロントから男性の声で船室に電話がかかり、窓のカーテンを閉めるよう
(全て韓国語で)注意された。どうしても窓から外の景色が見たい時は、
船室の灯りを消すように、ともアドバイスされた。
△「10:30pm~06:00am Please close the curtain(カーテンを閉めて)」
後で気が付いたのだが、ルームキーにも、英語で指定時間にカーテンを
閉めるよう手書きの注意メモが貼り付けてあった。
次回以降、帰国便で同じ503号室を使うことがあったなら、この規則は
しっかり守りたい。
(終わり)