福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

コンビニのチゲ鍋

2022年10月31日 | 【日常の韓国】


先週末某日の夜、コンビニで売られていた「旨辛スンドゥブチゲ」
なる総菜を、晩酌のおつまみとして初めて購入し賞味した。


△大根の煮物はブログ主独自のトッピング

日本人の舌に合わせて辛さが抑えられているのだろう。辛い食べ物が
苦手のブログ主でも、十分に美味しく食べられた。

(終わり)

北朝鮮のイケメン刑事

2022年10月30日 |  ┣銀幕のチャジャン
공조 2     「共助  2 : インターナショナル」 〇〇〇〇〇
(1715)



2022年に公開され、690万を超える観客を動員した刑事物アクション。
第1作に続く第2作目にあたる作品だ。

第2作では、アメリカから韓国に潜入した北朝鮮出身の超大物麻薬商の
恐るべきたくらみを阻止するため、南北の刑事に米FBIの韓国系刑事まで
加わり、韓国を舞台に国際的な共同捜査を繰り広げる。(韓国の刑事は
ブ男で北とFBIの刑事は超イケメン。)

第1作に引けを取らない、実に見ごたえのある娯楽映画だった。


△チャンポンと酢豚、タクアンは、はっきりと登場

ところで、この映画ではほんの一瞬、チャジャン麺(韓国風ジャー
ジャー麺)の食後の皿が登場した。


△皿の底にチャジャンソースが見える

ただし、チャジャン麺観察に強い執念を燃やすブログ主以外の人が、
そのシーンに気づくのは難しかったに違いない。


△スロー再生でチャジャン麺を確信

実際、ブログ主自身、関連シーンをスロー再生して初めて、ひっくり
返ったお皿がチャジャン麺の皿であったことを確信することができた。


△セリフでは、はっきり登場(韓国刑事の家族が監禁された場面で)

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

時には、スロー再生しないと確認できないようなチャジャン麺関連
シーンだって登場するのが韓国映画なのだ。


(終わり)

韓国映画と宮崎高千穂

2022年10月29日 |  〇映画・映画音楽
흑수선  「黒水仙」 〇〇〇〇-
(1714)



2001年に公開されたサスペンス映画。GYAOにて鑑賞。

戦争と混乱で幕を開けた韓国現代史の濁流に呑み込まれてしまった
男と女が、離れ離れになりながらも50年の純愛を貫いた物語。


△2人は地主の娘と小作人の息子として出会い、悲しい恋に落ちた

女は2人の純愛を汚(けが)し踏みにじった男たちに復讐し、最後に
命を落とす。まるで、松本清張の小説を彷彿とさせられるような
ストーリー性があった。


△日本に密航し日本人として生きる元パルチザンの男も容疑者の1人だった

なお、この映画には日本の宮崎も登場した。連続殺人事件の容疑者の
1人が、戦後の混乱期に日本に密航し、宮崎で成功を遂げた韓国人
(戸籍上は日本人)だったのだ。


△「綾の大吊橋」で容疑者の1人を追いつめた刑事

まさか、韓国映画で高千穂峡を目にするとは思わなかった。

(終わり)

韓国映画で正直政治家

2022年10月28日 |  〇映画・映画音楽
정직한 후보 2   「正直な候補 2」 〇〇〇〇-
(1713)



2022年に公開された社会派コメディ。第1作に続く第2作目だ。

故郷の江原道で知事になった主人公が、亡祖母の呪い(?)で再び
全くウソのつけない正直政治家になってしまう。今度は、彼女を
ヌナ(お姉さん)と慕う右腕の秘書官までもがウソのつけない
正直秘書官になってしまい、事態は一層こじれていく。

その2人がドタバタ劇を通じて、悪徳建設会社と腐敗道庁幹部らの
新都市開発をめぐる悪事を暴き出し、退治する、というコミカルな
勧善懲悪ドラマだ。


△道知事と秘書官の2人ともが全くウソのつけない「正直」人間に

楽しくて痛快な映画だった。

(終わり)

旧日本軍と狼人間の話

2022年10月27日 |  〇映画・映画音楽
늑대사냥  「狼狩り」 〇----
(1712)



2022年に公開された過激なサバイバルアクション。凶悪な韓国人
犯罪者グループをフィリピンから本国に送還する特別貨物船を舞台に、
極度に残酷な殺戮サバイバル劇が繰り広げられる。

主要な登場人物たちが次々と命を失う中、最後に生き残るのは、悪徳
製薬会社の遺伝子操作により狼人間と化していた1人の青年のみ。

青年と悪徳製薬会社の対決(次回作)を予感させながら、映画は
終わった。

ブログ主の趣向には全く合わない、虚無的で超暴力的な映画だった。


△旧日本軍がフィリピンで行った人間兵器作りの人体実験

ところで、この映画の中で、狼人間の起源が、旧日本軍が人間兵器を
作り出すためにフィリピンで極秘裏に進めた人体実験にあったとされて
いた点には、正直、白けてしまった。

いくら架空の物語とは言え、旧日本軍の科学力を買いかぶりすぎている
としか思えなかった。


(終わり)

映画と即席チャジャン麺

2022年10月24日 |  ┣銀幕のチャジャン
大型スーパーで起きた労働争議をテーマに描いた韓流社会派映画
「明日へ」(鑑賞番号240)を、久しぶりに再鑑賞した。

この映画には、ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国風ジャー
ジャー麺)が直接、登場することはなかった。


△主人公女性が働いていた大型スーパー

それでも、オープニングシーンでスーパーのレジ風景が登場した際、
一瞬ではあったが台の上に置かれた即席チャジャン麺が大きく
映し出された。


△「짜짜로니(チャチャロニー)」は人気の即席チャジャン麺

商品名は「짜짜로니(チャチャロニー)」。「チャパゲティ」人気には
及ばないものの、そこそこの人気を誇る即席チャジャン麺だ。

たかがチャジャン麵、されどチャジャン麵。

チャジャン麺にこだわるあまり、韓国映画を見ていても、「짜」
(チャ)の一文字を目にしただけで過敏に反応するようになって
しまっているブログ主である。


(終わり)

脱北女性とチャジャン麺

2022年10月23日 |  ┣銀幕のチャジャン
脱北女性と家出少女を主人公にしたヒューマンな社会派映画
「リョンヒとヨンヒ」(鑑賞番号676)を、久しぶりに再鑑賞した。


△チャジャン麺を食べる2人

この映画でも、ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国風ジャー
ジャー麺)が、しっかり登場した。


△脱北女性の分までもらって食べる家出少女

主人公のワケありな脱北女性が家出少女を初めて家に入れ、ふるまった
料理が出前のチャジャン麺だった。


△クルクルと麺を箸に巻いて食べる少女

この時、少女は主人公の分まで分けてもらい、ほぼ2杯分を平らげた。


△やたら目についた「짜장면」(チャジャン麺)の文字

さらに、この映画では主人公の働くコンビニ店で「チャジャン麺」の
文字がやけに目についた。


△レジの横には即席チャジャン麺の空き箱

即席のチャジャン麺を入れた段ボール箱が、様々なアングルで画面に
映し出されていたのだ。


△レジの横にチャジャン麺の空き箱

ブログ主はこの「짜장면」(チャジャン麺)の文字が、とにかく
気になって仕方がなかった。


△前景で大きくぼやけたチャジャン麺の文字

もはや、ブログ主のチャジャン麺に対する執着が単なる執着の
レベルを超え、「病(やまい)」の領域にまで達してしまっている
のかもしれない。


△即席チャジャン麺が入った箱を抱える主人公

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

韓国映画の中にチャジャン麺の姿を追うブログ主の旅は、執着の
度合いを病的な領域にまで深めながら、さらに続いていく。


(終わり)

移動販売のビビンバ

2022年10月22日 | 【日常の韓国】
週末の土曜日、労組関係の会議で福岡市を訪れたついでに、香椎
(かしい)に暮らす長女を訪ね、いっしょに夕食を食べた。

その時、西鉄香椎駅近くの高架下でおもしろいキッチンカーが
目にとまった。



ビビンバや韓国式の唐揚げを販売するキッチンカーだった。


△経営は博多港国際ターミナルに入居している韓国料理店と同じ系列

今回、そのキッチンカーで購入はしなかったが、商売の繁盛を
応援する気持ちを込めながら写真を撮らせてもらった。


△正面がJR香椎駅。右手ビル3階が人気の町中華。

結局、当日は目当てのお好み焼き屋が休店(火災で復旧中)だった
ので、JR香椎駅前の町中華で夕食を取ることにした。


△実に美味だった固めんの皿うどん。隣にサービスのキムチ。

ブログ主は大好物の皿うどん(固麺)を賞味。唐揚げやサービスの
キムチ(甘辛和風)も含め、口にするもの全てが美味で大満足の
夕食となった。

今度は、他の家族もいっしょに訪れたい店である。



(終わり)

芸人とチャジャン麺

2022年10月21日 |  ┣銀幕のチャジャン
컴백홈 「カムバック ホーム」 〇〇〇--
(1711)



2022年に公開された人情派のコメディ映画。

ソウルで売れないお笑い芸人をしているさえないアラフォー男が、
ヤクザの大親分だった父親の訃報を受け、故郷の忠清南道アサン
(牙山)市
に帰省する。そして、父親の復讐と初恋相手との復縁を
果たす物語。


△出前のチャジャン麺が到着

この映画にもブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国風ジャージャー
麺)が、しっかり登場してくれた。


△主人公は、甘酢を酢豚にかけようとした娘に待ったをかけた

主人公が初めて顔を合わせた娘といっしょに出前料理を食べる
シーンだった。


△チャジャン麺と酢豚は出前中華の定番中の定番

料理は定番のチャジャン麺とタンスユク(韓国風酢豚)。父娘
そろって実に美味しそうに食べていた。

酢豚の食べ方については、具を甘酢に付けて食べる「찍먹(찍어서
먹기)」派の父親に、甘酢を具に注いで食べる「부먹(부어서 먹기)」
派の娘が譲った。


△箸の持ち方が日本的な視点から見れば「おかしい」

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

韓国映画の中にチャジャン麺の姿を追うブログ主の旅は、まだまだ
終わらない。



(終わり)

2人の殺し屋とタクアン

2022年10月20日 |  ┣銀幕のチャジャン
돈을 갖고 튀어라 「金を持って跳べ」 〇〇〇〇-
(1710)



1995年に公開されたナンセンスな犯罪コメディ。

民主化により秘密資金のマネーロンダリングに迫られた旧軍事
政権の大物関係者が、ロンダリングの過程でミスを犯し、資金の
一部がおバカな無職男の通帳に振り込まれてしまう。その額、
およそ10億円。

命を狙われることになった男は、偶然居合わせた女といっしょに
ドタバタ逃走劇を繰り広げ、一旦は元の無一文にもどるものの、
最後の最後にまさかの大逆転ハッピーエンド。

ナンセンスながら、そこそこ楽しめるコメディ映画だった。


△逃走途中、立ち寄った中華料理店ではお客がチャジャン麺を食べていた

ところで、この映画にもブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国風
ジャージャー麺)が、大きく2つのシーンに登場してくれた。

1度目は、主人公らが逃走開始直後に立ち寄った町中華で。


△タクアンの取り分をめぐり言い争う2人の殺し屋

そして2度目が、2人組の殺し屋が夜、車中で出前料理を食べる
シーンだった。


△チャジャン麺を食べながら主人公を監視する殺し屋

2人ともタクアン好きで、限られた枚数のタクアンの取り分を
めぐって言い争う姿には笑ってしまった。この2人は、のちに
主人公の味方(共犯者)になる気のいい男たちである。

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

韓国映画に現われるチャジャン麺の姿を追うブログ主の旅は、
まだまだ続いていく。


(終わり)

ゴーストとチャジャン麺

2022年10月19日 |  ┣銀幕のチャジャン
오! 마이 고스트  「オー!マイ ゴースト」 〇〇〇〇-
(1709)



2022年に公開されたインディーズ系のオカルトコメディ。

ムダン(女性霊能者)の弟でゴーストが見えて話もできる青年が、
キュートな女性ゴーストと力を合わせながら繰り広げるコミカルで
心温まる物語。


△ムダンの弟とキュートなゴースト

実におもしろい映画だった。


△出前の付け合わせがチャジャン麺の登場を予告

ところで、この映画にもブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国風
ジャージャー麺)が、しっかり登場してくれた。


△一見してチャジャン麺の容器が独特である

この映画のチャジャン麺シーンで目に留まったのは、黒い色を
したチャジャン麺の容器。独特の形態をしているではないか。


△使い捨て容器のようにも見えるが..

返却(回収)の必要のない使い捨て容器のようにも見えるが、
確信は持てない。

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

チャジャン麺にこだわるあまり、ついつい容器の形態にまで
関心が向いてしまうブログ主であった。


(終わり)

説得のチャジャン麺

2022年10月17日 |  ┣銀幕のチャジャン
韓流青春映画「マッコリガールズ」(鑑賞番号777)を、久し
ぶりに再鑑賞した。

この映画にも、ブログ主がこだわり続けるチャジャン麺(韓国風
ジャージャー麺)が、しっかり登場してくれた。



担任教師が主人公の女子高生にマッコリ造りをやめさせようと、
説得する場所に選んだのがチャジャン麺屋(中華料理店)だった。



もちろん、亡父の残したマッコリ醸造所を引き継ぐ強い意志を
持った女子高生が、担任の説得を受け入れることはなかった。


△「チャジャン麺、ごちそうさまでした」

それでも、ごちそうしてもらったチャジャン麺のお礼だけはきちんと
して、席を立った礼儀正しい主人公だった。

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

韓国映画とチャジャン麺の関係にこだわるブログ主の旅は、まだまだ
続く。

(終わり)

韓国料理のキンマリ

2022年10月16日 |  〇我家の韓国料理


福岡の自宅で、初めて「김말이튀김」(海苔巻き揚げ)なる韓国の
ファストフードを賞味した。妻が外資系の某会員制大型スーパーで
見つけて買ってきた。

料理としては、春雨を海苔で巻いただけの実にシンプルな揚げ物。

日本では全く知名度のない食べ物だが、韓国ではそこそこ人気の
あるファストフードだ


(終わり)

刑事映画とチャジャン麺

2022年10月15日 |  ┣銀幕のチャジャン
韓流刑事物映画「最強ロマンス」(鑑賞番号511)を、久しぶりに
再鑑賞した。

いきなりの話にはなるが、韓国の刑事物映画には、刑事たちが
チャジャン麺(韓国風ジャージャー麺)を食べるシーンが、よく
登場する。

これは、ブログ主に限らず韓国映画ファンなら誰しもが容易に
気づくことだろう。

この映画では、劇中、まさにそのことが話題になるシーンがあった。

主人公刑事と同僚刑事の2人が女性記者の撮影取材に協力する
シーンだった。



同僚刑事が記者の意をくんで、現場刑事の撮影取材でも、映画に
出てくるようなお決まりのシーンが必要なのだと、ジェスチャー
交えでチャジャン麺を例に挙げながら主人公を説得する会話だった。

つまり、映画の中の刑事だって、韓国映画の刑事物にチャジャン麺が
つきものであることを認めている、という話だ。

案の定と言うべきか、結局、この映画には、この会話の場面以外、
チャジャン麺が登場することは一度もなかった。よくある韓国の
刑事物映画とは違うのだという隠されたメッセージが読み取れる
演出だった。

チャジャン麺にこだわり続けるブログ主は、ちょっと複雑な気持ちに
なってしまった。


(終わり)

悪趣味なトイレシーン

2022年10月14日 |  〇映画・映画音楽
사랑이 무서워  「恋愛がこわい」  〇----
(1708)



2011年に公開された異色の人情ラブコメディ。

元カレの子を妊娠したままの女性とその事実を知らされずに結婚した
男が、ドタバタ劇の末、本当の幸福を手にするまでの物語。


△主人公の男女

ブログ主の趣向には合わない映画だったが、物語の展開にはすっかり
引き込まれてしまった。

ただし、詳述はしないが、トイレをめぐる極度に悪趣味なシーンも
あるので、食事時には絶対に見てはいけない映画だ。

主人公の男の言う、生物ではない「アナコンダ」を目にするハメに
なる。


(終わり)