2019年夏のプサン訪問では、南区テヨン(大淵)洞にある大淵聖堂を
訪ねた。
大淵聖堂は、修道院などを併設した、かなり規模の大きなカトリック
教会である。
しかし、結局、当日は正門周辺で写真を数枚、撮っただけで、早々に
引き揚げた。
たとえば「ヲタク」に、修道女たちの生活に対する好奇心が、全く
ないわけではなかった。
ただ、カトリック信者でもない、煩悩まみれの中高年男が、観光地
でもない静かな教会の敷地内を興味本位にうろつき、写真を撮って
まわることに、気が引けたのである。
実際、マリア像の前でお祈りする男性を見かけたが、たとえ後ろ姿
でも、彼を撮影することは、「ヲタク」には憚(はばか)られた。
引き返すことを選んだ「ヲタク」の選択は正しかった、と今でも
考えている。
(終わり)
△「ヲタク」の韓国体験の基点は、昔も今も釜山駅周辺(草梁洞)
2019年夏の「ヲタク」のプサン訪問について、様々な体験を画像を
添えて当ブログで紹介している。
しかし、残念ながら今回も、「ヲタク」が本当に撮りたかった写真は
撮れなかった。
△釜山港国際ターミナルの荷物預かり料金は4000ウォン
例えば、その幻の写真とはどのようなものであったのか。
△徳川洞のシネコンで食べたソフトクリーム
以下、ランキング順(「ヲタク」基準)に簡単に紹介しておく。
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①釜山駅前の歩道でハツカネズミの死骸を踏んでしまった事件
現地の韓国人でも経験しないようなエグイ経験をしてしまった。
さすがに、これは写真に撮る気がしなかった。ただし、「ヲタク」に
とっては、トラウマになって長らく記憶に残りそうな大事件であった
ことは間違いない。南無阿弥陀仏。
②釜山中華街や甘川文化マウルで見かけた黒人観光客
日常生活では、ほぼ全く黒人と接する機会のない「ヲタク」は、
彼ら・彼女らに大きな関心を持ったが、写真に収めることは
できなかった。
③プサン駅界隈で見たロシア人の子どもや赤ちゃん
白人の赤ちゃんを身近に見ることなどめったにない。もしか
すると、今回が初めてかもしれないが、写真に撮ることは
できなかった。
④帰りのフェリーで同室になったドイツ人(白人とトルコ系?)
「ヲタク」の使った2等室には「ヲタク」を含め8人の乗客がいた。
その中に2人のドイツ人(白人とトルコ系?)バックパッカーが
いたが、心の余裕がなく、彼らと会話することはなかった。記念に
同室になったドイツ人と中国人青年の写真だけでも撮りたかったが、
結局、撮れなかった。
⑤甘川文化マウルで「ヲタク」に抗議してきた地元のおばさん
自分が撮影されたと勘違いし、突然、猛烈な勢いで「ヲタク」に
抗議してきた甘川洞のおばちゃん。物言いもヒステリックだったが、
歩き方もヒステリックだった。日ごろから強い不満を抱え、日々
生活している様子の中年女性だった。もし、「ヲタク」が本当に
彼女の写真を撮っていたなら、かなりシュールな絵になっていた
ことだろう。
⑥街を闊歩する非常に短い短パン姿の女性たち
夏ということもあり、街では非常に短い短パン姿の女性たちを
数多く見かけた。日本(少なくとも福岡)とは、女性の服装
(肌の露出のさせ方)が明らかに異なっていた。さすがに、彼女らの
写真は撮れない。
⑦片腕のほぼ全体に入れ墨を入れた韓国人青年
帰途、同じ日韓フェリーに同乗した青年。ノワール映画にでも出て
きそうな雰囲気を持っていた。大いに気にはなったが、さすがに
写真は撮れなかった。
(終わり)
△亀浦商店街には出入り口がいくつもある
2019年夏のプサン訪問では、北区徳川(トクチョン)に映画を見に
出かけたついでに、初めてクポ(亀浦)市場に足を運んだ。
亀浦市場は想像以上に規模の大きな商店街だった。
商店街の内部には何本もの路地が交差しながら縦横に延びており、
全体像を把握するのも難しい。
プサン駅前の草梁商店街などに比べると、ゆうに10倍はありそうだ。
今回、「ヲタク」は、閉鎖された亀浦犬肉市場を始め、亀浦市場の
ほんの一部だけ、急ぎ足で見物したに過ぎない。
機会を見つけ、一度、時間をかけてゆっくり過ごしてみたい商店街
である。
(終わり)
△「40階段文化観光テーマ通り」
2019年夏のプサン訪問では、久しぶりに中央洞の40階段を訪れた。
とは言え、この40階段を意識的に目的地として訪問したのは、
今回が初めて。
映画のロケ地として度々登場するなど、階段の多い釜山の中でも、
おそらく最も有名な階段が、この40階段だ。
プサンの旧都心部に位置し、長い歴史とともに多くのプサン市民の
哀歓がしみ込んだ階段でもある。
△階段上から街を望む。昔は、この先に釜山駅、釜山港、市役所があった。
最近ではすっかり観光地化され、周辺の道路や街もきれいに
整備されている。
(終わり)
△大型冷凍倉庫が立ち並ぶ甘川湾の入り口付近
2019年夏のプサン訪問では、甘川(カムチョン)湾のロシア料理店で
食事した。
△ロシアのテレビが視聴可能なことを宣伝する旅館の看板
その折、近所の植え込みに立ててあった「ゴミのポイ捨て禁止」の
看板が目についた。
△上から順に英語、謎の外国語、ロシア語、韓国語
周辺を訪れるロシア人船員が多いので、ロシア語の注意書きが
あるのは当然として、問題は英語の下に記された外国語。
この外国語が謎だった。
「ヲタク」は、ネイバー辞書とグーグル翻訳を駆使し、何とか、この
外国語を突きとめることができた。
△グーグル翻訳より加工
上記のグーグル翻訳にある通り、この謎の外国語は、ベトナム語で
間違いない。
どうやら、甘川湾には多くのロシア人が訪れているばかりでは
なく、ベトナム人労働者も多いことが、推測できる。
(終わり)
△甘川洞「星を見に行く階段」の全景
2019年夏のプサン訪問では、以前から気になっていた甘川文化
マウルの「星を見に行く階段」を上った。
△階段の上り口
期待にたがわず、けっこう長い階段だった。
△階段の幅は狭い
今回初めて知ったことだが、この階段は148階段。
△148階段休憩所は軽食喫茶
体力の衰えを自覚している「ヲタク」は、足元に気をつけながら、
一歩一歩慎重に、この148段の階段を上って行った。
△148階段の最上部
途中、二三度休憩を取りながら、何とか上り切った。
当日は、海霧のおかげで街の気温が低めだったこともあってか、
心配していたほど体力の消耗もなく、息も切れなかった。
これからも、いろいろなプサンの階段に挑戦していきたいもの
である。
(終わり)
2019年夏に訪れたプサン市甘川洞文化マウルは、海霧に覆われ
幻想的な雰囲気を醸し出していた。
赤シャツを着た1人の中高年男が、そんな街をずっと眺めていた。
「ヲタク」と同じく、カメラ趣味を持っているらしき、この男。どこの
国の男なのかは知らないが、背中には、中高年男にしか出せない
哀愁と渋みを漂わせているではないか。
一体、この男はこの街に何を思い、どんな写真を撮っているのか、
大いに気になった。
(終わり)
最近ではプサンを訪れるたびに気になっている、草梁川復元工事の
進捗状況。
2019年夏の状況をカメラに収めてきた。
前回(昨年末)と比べ、大きな変化はない。
けっこう時間のかかる工事のようだ。
(終わり)
△博多港国際ターミナルからニューカメリア号を望む
2019年夏のプサン訪問では、久しぶりにフェリーを利用した。
△ターミナルの窓に映る「ヲタク」とフェリー
博多港と釜山港を結ぶニューカメリア号の就航15周年キャンペーンに
あやかり、往復3000円という超破格の料金で対馬海峡を往復する
ことができたのだ。
△フェリーから見たターミナル
高速船が格安チケットを販売し始めて以来、料金面でのメリットを
感じなくなったフェリーだが、さすがに往復3000円は魅力だった。
△フェリーから見る博多ポートタワー
もしかすると、今年の年末にも、もう一度お世話になるかもしれない。
△フェリーから見る博多ポートタワー
さて、どうなることやら。
(終わり)
△「亀浦家畜(犬肉)市場廃業」の横断幕
2019年夏のプサン訪問では、全面廃止されて間もないクポ(亀浦)
犬肉市場の跡地を見学した。
クポ犬肉市場と言えば、かねてより韓国に存在する3大犬肉市場の
一つと目されて来た、大規模な犬肉市場だった。
その跡地は、今後、市民公園や駐車場として整備される予定とのこと。
個人的に、「犬肉食も一つの文化」という考え方が全く理解できない
わけではない。
しかし、人間と犬という動物の特殊な関係性を考えた時、やはり、
「ヲタク」は、韓国から一刻も早く犬肉食の文化がなくなって
欲しいと願っている。
今回の全面廃止にいたるまでの市民団体や行政、そして業者団体らの
それぞれの努力に、心からの敬意を表したい。
(終わり)
△釜山港国際ターミナル3階の展望デッキにて
2019年夏のプサン訪問からの帰途、釜山港国際ターミナルに係留中の
6隻の国際旅客船を目にした。
1隻1隻の紹介は省くが、それぞれ対馬海峡を渡り、博多港(福岡県)や
下関港(山口県)、対馬(長崎県)と釜山港を結ぶ旅客船たちだ。
今回、「ヲタク」が乗ったニューカメリア号は、上記写真の真ん中
あたりに写っているフェリーだ。
今回は、この船に往復3000円(15周年キャンペーン価格)で乗せて
もらった。
感謝である。
(終わり)
2019年夏のプサン訪問では、南区テヨン(大淵)洞の食堂で、初めて
牛頭コムタンを賞味した。
大淵聖堂を見物に行った折、近所で偶然、見つけて入った店だが、
お味の方は、なかなかの美味だった。
お値段は10,000ウォン。
店の主人から、「ネットに投稿するんだろうから、どんどん写真を
撮って紹介してくれ」と言われ、メニュー板も撮影した。
(終わり)
2019年夏の釜山訪問では、中華街の鴻盛坊で「유산슬(溜三絲)밥」
なる中華丼を食べた。
1杯12,000ウォン。
初めて食べた料理だが、なかなかの美味だった。
ついでにチンタオ(青島)ビールも賞味。
なお、店の写真は、うっかり撮影を失念してしまい、ない。
(終わり)
2019年夏のプサン訪問中、プサン駅前のバス停で、何気なく街を
見ていた「ヲタク」の目が、ロシア文字をとらえた。
△プサン駅前バス停から市街地を望む
ロシア語学習者の「ヲタク」ではあるが、知らない単語だった。
△建物の名は「マリナレジデンス」
調べてみると、「短期賃貸」の意味だった。
今回のプサン訪問でも、草梁洞界隈で多くのロシア人を見かけた。
中には少年少女もいたし、赤ちゃんまでいた。
釜山で暮らすロシア人が増えているのだろう。
(終わり)