△ホームセンター「コメリ」
今日、地元のホームセンターに買い物に行ったおり、店の
トイレでおもしろい(?)ポスターを目にした。
△向かって右手が男子便所
それは、万引き防止用のポスター。
△正面左手に万引き防止用ポスター
ポスターの解説が日・英・中・韓の4ヶ国語でなされていた。
△ポスターの上部
今さら感心するようなことでもないが、最近では、防犯ポスターも
国際化しているのだ。
ところで、この防犯ポスターの韓国語を読んでいて、ちょっと
わかりにくい文章を見つけてしまった。
△ポスターの下部
③の韓国語部分だ。
상품을 숨긴 채 방범 게이트를 나가려고 하는 행위
商品を隠し持ったまま防犯ゲートを出ようとする行為
この文章が、今一つ、わかりにくい。
そもそも、代金を払わなければ、店のどこから出ようが
万引き(窃盗)ではないか。
△「全くその通りですよね」
そう思って日本語を確認してみると、元の日本語表現自体が
わかりにくいことがわかった。
そこには、「③商品を隠し防犯ゲートを発報させる行為」
とあった。
この場合、「発報」などという非一般的な日本語表現は避け、
日本人(あるいは翻訳者)にもわかりやすく、
「商品を隠し防犯ゲートの警報を鳴らす行為」
くらいの日本語表現を使った方がいいのではないだろうか。
・・・そして、最後に一つ。
実は、「ヲタク」がこのポスターに目を通していて、終始、
強い違和感を感じ続けた理由が他にある。
それは、このポスターに描かれた男性(窃盗犯)の
イラストだ。
△④のイラスト
万引きという犯罪を犯しているにも関わらず、いかにも
楽しげな男性のその表情。
①、②のイラストもそうだが、④などを見ると、まるで
「やったぜ、万引き!」とでも言わんばかりの、実に
得意げな表情である。
どう見ても、万引き防止用のポスターには似つかわしく
ないキャラクターだと思うのは、「ヲタク」だけだろうか?
△「多分な」
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)