2011年夏のウルサン訪問では、妻方の親戚の子ども
たちが通う(通った)小学校を散策した。
△「きれいな学校、楽しい生活」
校舎が2棟もある、かなりのマンモス小学校だ。
運動場も広い。
この小学校では、特別、「おもしろい」光景は発見でき
なかったが、それでも、ちょっと考え込む場面はあった。
それは、「교가비(校歌碑)」や「방송실(放送室)」、
「보건실(保健室)」といった、日韓共通の漢字語を目に
した時のことだった。
△「방송실(放送室)」と「보건실(保健室)」
こうした日韓共通の漢字語を見るにつけ、過去の歴史に
思いを馳(は)せざるを得ない。
過去、日本帝国主義が朝鮮半島に強制的に持ち込んだ
学校文化が、今なお、こうした形で現代韓国にしっかり
生きている。
歴史とは、なかなかやっかいな代物(しろもの)である・・・。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2011年夏のウルサン(蔚山)訪問では、偶然、街中で
全教組(全国教職員労働組合)」の支部事務所を
発見した。
それは、商店街近くの雑居ビルの2階にあった。
今考えても、我ながら、よく気がついたものだと思う。
まず目にとまったのは、小さなビルの看板だった。
そこには、キャッチフレーズ(?)の「참교육(真の教育)」、
そして「전교조(全教組)」、「 울산동구지회(ウルサン
東区支会)」などの文字が見えた。
「まさかこんな場所に」と言う気持ちもあって、窓に
書かれた文字も確認してみたが、やっぱり間違いなかった。
窓には「전국교직원노동조합(全国教職員労働組合)」、
「울산지부동구 초등 중등지회(ウルサン支部東区
小・中学校支会)」の文字が見えた。
また、「교육상담(教育相談)」の文字も。
「ヲタク」は、日本でも韓国でも、また、どんな業種でも、
労働組合が、人と人とのつながりを大切にし、現場で
働く者の声を代弁する自主的な組織として大きく発展する
ことを心から祈っている。
そんな気持ちを込めて撮影した写真である。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2011年夏の蔚山(ウルサン)訪問では、バスの車窓から
ながめた街の様子も写真に収めた。
△蔚山ロッテ百貨店とロッテホテル
ここでお見せするのは、ロッテの威容。
△蔚山ロッテホテル正面
蔚山の中心部でひときわ目立っているのが「ロッテ」なので
ある。
△ロッテマート①
蔚山は、言わずと知れた現代財閥のお膝元であるとともに、
韓国有数の財閥グループであるロッテ財閥の創業者の
出身地でもある。
△ロッテマート②
そうした関係からか、街の中心地にはロッテ百貨店や
ロッテホテルをはじめ、大型ショッピングセンターの
ロッテマートなども立地しており、ロッテの存在感は
非常に大きい。
△ロッテリア
ロッテマートには、ハンバーガーショップのロッテリアも
入居していた。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△ウルサンの方魚津漁港
2011年夏の韓国訪問では、蔚山(ウルサン)の
方魚津(パンオジン)漁港で、活魚のさしみを買った。
漁港付近には数々の活魚屋が立ち並んでいる。
△方魚津活魚センター
しかし、妻の目当ての場所は、普通の活魚屋さんではなく、
持ち帰り専門の活魚センター。
活魚センターの中には、60を超える個人商店が入居
しており、どの店も、その場で魚をさしみにしてくれる。
妻の言によれば、釜山よりもずいぶん安いそうだ。
妻は、ここで買ったさしみを、妹の店(豚バラ焼き)に
持ち込み、開店を祝う簡単な宴席を設けることにしたのだ。
さしみは、妻の妹とその夫のリクエスト。
ひらめとアナゴをメインに注文した。
△方魚津活魚センター
買い物について行った「ヲタク」も、十分に楽しめた
活魚センターだった。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2011年夏の訪韓で、「ヲタク」と長男の2人は釜山に
到着したその足で、妻に連れられ、蔚山(ウルサン)に
向かった。
蔚山に住む妻の妹が豚バラ焼きの店を新しく出したので、
そのお祝いをするためだ。
△在郷軍人会会長からのお祝い
義妹は、日本語に訳して「夢見る豚」という屋号を持つ
豚バラ焼きチェーン店の店舗の営業を譲り受ける形で、
新しく店長となった。
今のところ、厨房担当の女性1人とバイトの主婦1人を
合わせ、3人で店を切り盛りしているとのこと。
かなりの借金もしているとのことなので、健康に留意しつつ、
何とかがんばり抜いて欲しいものである。
△写真右が義妹の店
幸い、前経営者から引き継いだ店は、商店街に続く
人通りの多い通りに面しており、以前から客も多く、最近、
さらに客足が伸びているとのこと。
(終わり)
← 応援のクリックをお願いします。
△道路脇駐車場(ウルサン市東区)
2008年夏のウルサン(蔚山)で、買い物をする家族を待って
いる間、道路脇の駐車場(写真上)を見物した。
△駐車中の全ての車のフロントには駐車票が
一見、勝手に道路脇に駐車しているだけのように見えたが、
ちゃんと係員のおじさんが辺り一円の駐車スペースを管理していた。
れっきとした公営駐車場だ。
利用者は、車を出す時に駐車票(写真上)にもとづき料金を
係員に手渡せばよい。
△旧タイプのプレート
ところで、最近、韓国では新しいタイプ(脱日本風)のナンバー
プレートが順調に普及している。
△新しいタイプのプレート
日本風スタイルの廃止というナンバープレートの変更理由には、
多分に自己満足的なものが感じられ、共感は感じなかった。
しかし、こうして新しいナンバープレートを見ていると、単純に
こちらの方がかっこよく見えてしまう。
変更理由の問題はさておき、韓国のナンバープレート変更策は
成功だったのかもしれない。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報アジア
壮観(?)をなしていた。
韓国語では一般的に「모텔(モーテル)」と呼ばれているようだ。
観光地に隣接し公然と立ち並ぶモーテル群を妙な気分で眺めて
いた「ヲタク」の目に、「프로포즈(プロポーズ)」なる場違いな(?)
名称を持ったホテルが飛び込んできた。
一体、どんなカップルがこのホテルを利用し、このホテル名をめぐって
どんな会話を交わしているのだろうか?
そう思うと、様々に妄想が広がってしまい、仕方がなくなってきた。
△右から2番目のモーテルが「プロポーズ」
少し濃い画像になるかもしれないが、これくらいの濃さなら許容
されると勝手に判断し記録しておくことにした。
(終わり)