福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

金海花浦川湿地余禄

2018年01月02日 |   ┣花浦川湿地

花浦川湿地生態公園の氷



2017年12月末の生態公園周辺では、花浦川を除き、ほぼ全ての水路が
凍結していた。福岡では考えられない冷え込みである。

氷の厚さは、おそらく2㎝以上。こぶし大の石を氷に投げつけた
痕跡を見つけたが、氷は割れていなかった。

花浦川湿地生態公園前バス停



クロハゲワシたちと別れた後、「ヲタク」は、このバス停で金海市内
行きのバスを、20分間ほど待った。

その間、出会った人間は2人連れの外国人だけ。1人がテュベテイカ
かぶっていたので、おそらく中央アジア出身の外国人労働者だろう。

生態公園近くには中小の工場が数多く立地している。

生態公園に反対する市民


△「花浦湿地指定を決死反対する」の文字

「ヲタク」は、湿地帯の生態系保存のため努力している金海市の
関係者たちの労苦に深い敬意を抱いている。

しかし、周辺の工場関係者や農民の中に、そうした努力を疎ましく
思っている人々がいるのも事実のようだ。


△「住民説明会1回で花浦川湿地指定はデタラメだ!!」

行きのバスでは気づかなかったが、帰りのバスの車窓から、公園に
反対する横断幕を見つけた。




(終わり)



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クロハゲワシとの遭遇

2018年01月01日 |   ┣花浦川湿地

2017年冬の花浦川湿地生態公園(金海市)では、モンゴルから飛来し
越冬中のクロハゲワシたちと感動的な遭遇を果たすことができた。

彼らとの遭遇こそ、2017年冬の韓国訪問最大の収穫だったと言える。



まず、田んぼの一角に陣取った彼らを遠目に確認した時の驚きと
言ったら・・・。

しばらくは放心状態。

正気に戻った後、高ぶる気持ちを抑えながら、静かに少しづつ彼らとの
距離を縮めて行った。



そして、ついに群れのいる同じ田に足を踏み入れることができた。


△飛び立つ準備

しかし、その距離が30mくらいまでに
縮まると、異変を察知した
彼らは、1羽1羽とゆっくり田を飛び立って行った。



一度飛び立った彼らは、2度と同じ場所に舞い降りる気配はなかった。

その後、黙々と小1時間ほど歩いた。

次の遭遇は生態公園の中だった。遊歩道沿いに整備された更地
(さらち)の一角に彼らがいた。


△カラスとの比較から、彼らの巨大さがわかる。

前回以上に慎重に近づいたはずだったのに、彼らはすぐに飛び立った。



それでも、「ヲタク」の気持ちは十分に満たされていた。

空振りも覚悟していた彼らに2度も会えたのだから。



おもしろいことに、バス停を目指し帰途についた「ヲタク」の
上空で、数羽のクロハゲワシが舞い始めた。



低空飛行で舞いながら、しばらく「ヲタク」についてきた。



彼らは動物の死体にしか興味はないので、「ヲタク」を襲おうと
していたはずはない。

もしかすると、何らか「ヲタク」に興味を持ったのか、エサ撒きが
始まるとでも思ったのか?

「ヲタク」は、まるで彼らに見送られてでもいるかのような幸せな
錯覚を覚えながら、バス停近くまで歩くことができた。

正直、街にまでついて来られたらどうしよう、などと心配もしたの
だが、それは取り越し苦労だった・・・。

遠くない将来、また花浦川湿地を訪れ、今度はエサ撒きイベント
などにも参加したいものである。



(終わり)



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花浦川湿地生態公園

2018年01月01日 |   ┣花浦川湿地


△生態公園入口。中央の1本道の向こうに学習館が小さく見える。

2017年冬のプサン訪問では、念願の花浦川湿地(金海市)を訪れる
ことが
できた。


△生態学習館

プサン駅前から公園入口のバス停まで、バスを乗り継ぎ約2時間。


△学習館からバス停方向を望む

湿地周辺の田園も含め、花浦川湿地生態公園は、予想以上に広かった。


△花浦川湿地

「ヲタク」は、この広い生態公園をクロハゲワシとの遭遇を求め、
午前10時頃からおよそ2時間、夢中で歩き回った。


△花浦川

空振りも覚悟していたクロハゲワシとの遭遇。


△空高く舞うワシたち

運よく「ヲタク」は、田で1回、湿地帯で1回、地上で羽を休めて
いたクロハゲワシの小さな群れに30mくらいまで接近することが
できた。



(終わり)


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