釜山駅前の丘陵地帯に広がる街が草梁洞だ。
今、その草梁洞では、険しい傾斜地にへばりつくように住宅が
密集する地区の再生事業が進められている。
△草梁のキムミンブ展望台
2013年暮れのプサン訪問では、最近、住宅密集地区の中腹に
新しく作られた展望台に足を運んでみた。
△168階段
釜山高校出身の詩人、キムミンブの名のついたキムミンブ
展望台だ。
△168階段の案内板
草梁小学校上の168階段を、30段上って右脇の小道に入った
ところにその展望台はある。
△展望台への上り口
ここに立てば、釜山駅や釜山港大橋、あるいは今後
整備されるウォーターフロント地区を一望できる。
右手には影島(ヨンド)も見える。
なかなかいい眺めだ。
展望台の上には、ちゃんと小さな売店や休憩所も設置されて
いるので、一般の観光客も立ち寄りやすい。
(終わり)
2013年暮れのプサン訪問は、「ヲタク」にとって実に(?)
2年半ぶりの訪問だった。
この間、釜山駅前の中華街も、看板や道が小ぎれいに
整備され、街の雰囲気もずいぶん明るくなっていた。
△華僑中学前の通り
仁川(インチョン)中華街と競い合うように街の再整備が
進められて来たのだ。
新しい料理店も誕生していた。
△2011年にオープンした華僑大飯店
その名も華僑大飯店。
「ヲタク」はこの店を、中華街でチャプチュパ(炒肉飯)を食べる
13軒目の店に選んだ(関連ブログ記事)。
この店では、釜山におけるオーソドックスなチャプチェパが賞味できた。
美味であった。
なお、この店のメニューでも、チャプチェパの漢字表現として
「炒肉飯」を使っていた。
(終わり)
2013年暮れのプサン訪問では、「ヲタク」は珍しく中央洞の
ビジネスホテルに2泊した。
JR九州の高速船往復とホテル2泊がセットになったチケットが
割安な価格(2万5000円)で手に入ったこともあるが、
「ヲタク」や親せきの子どもたちも大きくなり、大勢で
泊まるには妻の実家が窮屈になったという理由もある。
ところで、「ヲタク」が宿泊したホテルは東横イン釜山駅2
(中央洞)。部屋は釜山港を真正面に望む14階。
今回は、ホテルの部屋から見える釜山港の夜景を
数枚撮影してみた。
部屋の中から窓ガラス越しに写したので、その分、景色は
ぼやけている。
それでも、夜の釜山港の雰囲気は十分に伝わってくる。
影島(写真右)の街明りが実にきらびやかである。
<追記>
夜景の画像に今一つ鮮明さが欠けている原因は、おそらく、
カメラの手ぶれ補正機能をONにしたまま撮影したことにある。
三脚使用時には手ぶれ補正機能をOFFにしなければ
ならないのに、すっかり失念していた。
悔いが残る。
(終わり)
2013年暮れのプサン訪問では、中華街の「楽天閣」という
料理店でチャプチェパ(炒肉飯)を食べた。2008年暮れから
数えて14軒目の店である。
餃子と串焼きを専門とする店だったが、店主に聞くと
チャプチェパを作ってくれると言うので入った。
料理は薄味だったが美味。
写真には収めてないが、後で出て来た卵スープも入れて
6000ウォン。
チャプチェパにつきもののチャジャン(炸醤)がトッピング
されてないのが気になるが、通常、チャプチェパを提供する
ことがあまりなさそうな店なので、これで大満足。
なお、この料理を食べた時点では知る由(よし)もなかった
ことだが、この時点で、「ヲタク」は釜山中華街の全ての
料理店でチャプチェパを食べるッと言う計画を達成して
いたのだ。
今にして思えば、きっと中華の神様が、「ヲタク」の計画達成を
喜び、子犬を一匹、使わせてくれたに違いない。
その店では珍しく子犬を飼っていた。
飛びっきり愛くるしい犬だった・・・。
(終わり)
「ヲタク」が釜山中華街の全ての料理店でチャプチェパ(炒肉飯)を
食べるッと誓ったのが2008年暮れのことだった(関連ブログ記事)。
あの日から早や5年が経過した今年、2013年の暮れ。
「ヲタク」はようやく、その「遠大なる計画」を、一応、達成する
ことができた。
今回のプサン訪問では、3軒の中華料理店を訪れた。
その3軒目の料理店が「中南海」。
5年間の通算で言えば15軒目の店だ。
しかし、皮肉なことに、その記念すべき最後の店では
チャプチェパを食べることはできなかった。
メニューになかったのである。全くの肩透かしであった。
しかたなく「ヲタク」は、「잡탕밥(雑拌飯)」なる高価な
中華丼を注文した。
16000ウォンと言えば、現在のレートで日本円の約1650円。
決して安い料理ではないが、記念にと思って奮発した。
店員は「八宝菜丼」のような料理だと言っていたが、「ヲタク」なり
には、釜山中華街式海鮮中華丼と理解した。
変則的ながら、「ヲタク」の「遠大なる計画」の達成を祝するに
ふさわしい、実に美味な料理であった。
なお、今後は、中華街のエリアを少し外れた周辺部に散在する
数軒の中華料理店をターゲットに、大好きなチャプチェパに
粘着して行くつもりである。
あるいは、エリア内の餃子専門店や中華まん専門店でも、
チャプチェパを提供している店が、他にまだあるかも
しれない・・・。
(終わり)
2013年暮れのプサン訪問で、「ヲタク」は隠し撮りに成功した。
場所はプサン市内でも日本人観光客が多く訪れる某店舗の
内部。お店の名誉のため、具体的な店舗名は伏せておく。
日韓の相互交流が飛躍的に活発化している一方、
ごくごく一部とは言え、こうした張り紙が堂々とまかり
通っている現状にちょっとばかり驚かされた。
なお、この張り紙の内容を訂正するなら、まずアダプターその
ものの機能として、220V(韓国)を100V(日本)に変圧する
ものでなければならない。
次に日本語の問題だが、「遊うことができます」は
「違うことがあります」でまず間違いない。
そして、「ぱ」は、おそらく「な」の間違いだろう。
韓国語で言う「즐거운 여행 되세요!(楽しい旅行を!)」を
日本語に直訳すれば、「楽しい旅行になってください」と
なるからだ。
と言うことは、つまり、この文については「ぱ」が「な」で
あっても、不自然な日本語であることには変わりない・・・。
(終わり)
韓国メディアの報道によれば、釜山港の湾口の両岸をつなぐ
形で建設が進んでいる釜山北港大橋の正式名称が、
「釜山港大橋」に決定したとのこと。
△NAVER地図より
来年4月の開通予定をひかえ、橋の建設もいよいよ
大詰め段階を迎えているようだ。
主に船便で釜山を訪れている「ヲタク」なので、次回の
渡韓時には、ほぼ確実にこの橋をくぐって釜山港に
入港することになる。
その時が今から楽しみである。
ここでは、連合ニュースのフォトニュースを翻訳練習させて
もらった。
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■부산 북항대교 명칭 '부산항대교' 확정
釜山北港大橋の名称「釜山港大橋」に決定
(連合ニュース 12月19日)
내년 4월 개통 예정인 부산 북항대교(가칭)의 명칭이
'부산항대교'로 확정됐다.
来年4月に開通予定の釜山北港大橋(仮称)の名称が
「釜山港大橋」に決定した。
-以下省略-
(終わり)
12月5日の1日間、ネイバーニュースでもっとも多くの
アクセスを集めたのは、イ・デホ(李大浩)選手のソフトバンク
入団関連の記事だった。
△ネイバーニュース・アクセスランキングより
イ選手は釜山出身。
気の早い「ヲタク」は、福岡のヤフオクドームでヒーロー
インタビューに立ったイ選手が、「ヲタク」の大好きな
プサン方言でインタビューに答える姿を想像するだけで
ワクワクしてくる。
来シーズンの日本プロ野球は、多くの韓国人ファンといっしょに
ソフトバンクを応援することになりそうだ。
(終わり)
■'계륵'된 '2G폰 01X 가입자'…언제까지 쓸 수 있을까?
「鶏肋」になった旧世代2G携帯01X番号加入者
...いつまで使用できる?
(マネートゥデイ 12月4日)
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12月4日付マネートゥデイ紙の記事の見出しに使われていた
「계륵(鶏肋)」なる漢字語表現。
一般に通じる日本語に直訳すれば「鶏ガラ」程度を意味する
漢字語だが、ここでは、もちろん、そういう意味で使われている
わけではない。
日本語では全く一般的ではないが、この「鶏肋」という表現は、
「大して役には立たないが捨てるには惜しいもの」くらいを
意味し、「矛盾」などと同じくれっきとした故事成語だ。
(故事成語大辞典)
韓国語ではよく使われる故事成語なので、韓国語学習者なら
知っておいて損はない。
例によって、参考までにネイバーニュースの検索結果を
紹介しておく。
ネイバーニュースでは、最近の1ヶ月間で合計60本の記事に、
この「鶏肋」なる表現が使われていたことが確認できた。
(終わり)