2011年夏のウルサンでも、日山(イルサン)海水浴場の
夜は熱かった。
海水浴場付近の通りは、まさに毎日が夏祭りだ。
△おもちゃの電動戦車に乗る末っ子
「ヲタク」の子どもたちや親戚の子たちも様々な遊びに
挑戦し、ウルサンの一夜を楽しんだ。
その夜、末っ子は、かわいい人形をゲットし上機嫌だった。
出店(でみせ)では、鶏の丸焼きを2つ買い、セブンイレブン
前に置かれたテーブルで食べた。
まさか、ウルサンの海水浴場でセブンイレブンを目にする
とは思わなかった・・・。
△セブンイレブンで買ったサッポロビール
「ヲタク」たちは、テーブルに座る権利を得るため(?)、
セブンイレブンでもビールやジュースなどを購入した。
一方、砂浜に設けられた特設舞台では、アメリカ人青年らの
ブレイクダンスが人気を集めていた。
△特設舞台ではダンス
また、例によって海水浴場近くの空き地では、「カクソリ」と
呼ばれる大衆演芸の一団が大きな人気を集めていた。
△カクソリを見物する人だかり
しかし、こうしたカクソリの多くが、違法営業をしていたとは、
知らなかった。
△カクソリの見物客目当ての出店
ここでは、今回、海岸で偶然目にした警告文を
翻訳練習しておく。
・・ ・・ ・・
警告文
空き地に違法に仮設建築物を建造した
一名「カクソリ」の営業行為は、住宅街の騒音防止、
合法的商業の保護をはかるため禁止します。
万一、これに違反する場合は、関連法規に則り
司法的な措置を取るとともに行政代執行法に基づき
建築物を強制撤去します。
2011.6 ウルサン市東区長
・・ ・・ ・・
ここ数年来、日山海水浴場近くの空き地で営業する
カクソリたちの数が激減した背景には、当局による
こうした努力があったわけだ。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2007年夏の「ヲタク」の訪韓は、台風5号に見舞われ予定より
2日早い帰国となってしまった。結果的には4泊5日のあわただしい
韓国体験であった。
非常に短い韓国滞在ではあったが、新しく購入した富士フィルムの
ファインピックスで、印象深い場面を様々に画像に収めてきた。
撮影枚数は200枚近くを数える。これから写真を整理しながら
少しずつこのブログ上で公開していきたいと思っている。
とは言え、今思えば、現在も脳裏に焼きついて離れないような、
強烈なインパクトを残した場面ではシャッターが押せなかった。
所詮、「ヲタク」はプロではないのだ。
△夜のイルサン海水浴場(ウルサン市東区)
そうしたアマチュアの悲哀とも言える限界を最も強く感じさせられた
のが、ウルサン(蔚山)の夜の海岸で初めて体験したカクソリ
(大道芸人)たちのパフォーマンスだった。
△女装したカクソリが漫談を繰り広げている
裸になった上半身にロウのシャワーを浴びるロウソクショー(?)
などの鬼気迫るようなシーンでは、撮影するのがはばかられて、
どうしてもシャッターが切れなかった。
△1曲1万ウォンでカラオケを歌う飛び入りの酔客
(上のカクソリとは別の一座)
仮に撮ったとしても背景の「音」や場の空気までは再現できない。
どこかのテレビ局にでも取材してもらい、ドキュメンタリー作品でも
作成してもらうしかないだろう。
全体的にお下劣な下ネタが多かったものの、歌や語り、見物客の
よっぱらいとの即興の掛け合いなど、場と一体となった彼らの
「芸」にはただただ感服させられた。
蔚山のイルサン海岸では、毎年夏になると複数(4つほど)の
カクソリ一座が毎晩、公演(?)を繰り広げているという。
△夜の砂浜
今回、「ヲタク」は現代重工に勤めるウルサンの義弟(妻の妹の夫)
の家を初めて訪ね、ついでにカクソリを初体験する幸運(?)に
恵まれたのだ。
△海岸の道路沿いには出店が立ち並ぶ
機会があれば来年の夏も是非、ウルサンを訪れ、カクソリの
迫力に接してみたいものだ。
(終わり)
2日早い帰国となってしまった。結果的には4泊5日のあわただしい
韓国体験であった。
非常に短い韓国滞在ではあったが、新しく購入した富士フィルムの
ファインピックスで、印象深い場面を様々に画像に収めてきた。
撮影枚数は200枚近くを数える。これから写真を整理しながら
少しずつこのブログ上で公開していきたいと思っている。
とは言え、今思えば、現在も脳裏に焼きついて離れないような、
強烈なインパクトを残した場面ではシャッターが押せなかった。
所詮、「ヲタク」はプロではないのだ。
△夜のイルサン海水浴場(ウルサン市東区)
そうしたアマチュアの悲哀とも言える限界を最も強く感じさせられた
のが、ウルサン(蔚山)の夜の海岸で初めて体験したカクソリ
(大道芸人)たちのパフォーマンスだった。
△女装したカクソリが漫談を繰り広げている
裸になった上半身にロウのシャワーを浴びるロウソクショー(?)
などの鬼気迫るようなシーンでは、撮影するのがはばかられて、
どうしてもシャッターが切れなかった。
△1曲1万ウォンでカラオケを歌う飛び入りの酔客
(上のカクソリとは別の一座)
仮に撮ったとしても背景の「音」や場の空気までは再現できない。
どこかのテレビ局にでも取材してもらい、ドキュメンタリー作品でも
作成してもらうしかないだろう。
全体的にお下劣な下ネタが多かったものの、歌や語り、見物客の
よっぱらいとの即興の掛け合いなど、場と一体となった彼らの
「芸」にはただただ感服させられた。
蔚山のイルサン海岸では、毎年夏になると複数(4つほど)の
カクソリ一座が毎晩、公演(?)を繰り広げているという。
△夜の砂浜
今回、「ヲタク」は現代重工に勤めるウルサンの義弟(妻の妹の夫)
の家を初めて訪ね、ついでにカクソリを初体験する幸運(?)に
恵まれたのだ。
△海岸の道路沿いには出店が立ち並ぶ
機会があれば来年の夏も是非、ウルサンを訪れ、カクソリの
迫力に接してみたいものだ。
(終わり)