妻の実家があり、「ヲタク」にもなじみ深いプサン市
草梁(チョリャン)洞には、韓国文化財庁から文化財に
指定された豪奢な日本式家屋が存在している。
△トゥサン百科事典より
場所的には日本領事館のすぐ近くで、「ヲタク」の妻の
実家からも徒歩で訪問できる距離にある。
次回のプサン訪問では、是非、その豪奢な「負の遺産」を
直接、この目で見学してみたいものだ。
それにしても、灯台下暗し(とうだいもとくらし)、とはこの
ことか。
かれこれ30年以上にわたって草梁洞に通い続けてきた
「ヲタク」が、この日本式家屋の存在について知ったのは、
つい2、3日前の話・・・。
ここでは、今から6年前(2007年)、プサン日報に
掲載された関連記事を翻訳練習させてもらった。
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■부산 초량동 일식가옥 문화재 등록예고
プサン市草梁洞の日本式家屋が文化財に
(プサン日報 2007年7月14日)
・문화재청, 경남 거제초등교·신현읍사무소도
・慶尚南道の巨済小学校本館・シンヒョン村役場も
문화재청은 부산 동구 초량동 일식가옥(사진), 경남
거제시 거제초등학교 본관과 거제시 신현읍사무소를
등록문화재로 예고했다.
文化財庁は、プサン市東区草梁(チョリャン)洞の日本式
家屋(写真)、慶尚南道巨済市の巨済小学校本館と
シンヒョン村役場を文化財に指定することを決めた。
일맥문화재단이 소유하고 있는 동구 초량3동 81의 1
일식가옥은 지난 1925년 신축돼 2차례 증축 과정을
거치며 1층 일식목조주택 1동과 2층 일식목조주택
1동, 2층 양옥 등 3동의 건물이 하나로 연결된
형식이다. 고급스러운 의장과 변화 있는 실내공간
구성이 돋보여 근대 주택사 연구에 중요한 자료라는
평가를 받았다.
現在、一麦文化財団が所有している日本式家屋(プサン市
東区草梁3洞81-1)は、1925年に建築された後、2度の
増築を経て、1階建て木造家屋1棟と2階建て木造家屋1棟、
さらに2階建て洋式家屋の3棟が連結された形になっている。
趣向を凝らした外観や室内の変化に富む空間構成が
際立っており、近代住宅の歴史を探る上で高い資料的価値を
持つと評価された。
거제초등학교 본관과 신현읍사무소는 준공된 지 만
51년에 불과하지만 거제지역에서 풍부하게 생산되는
화강석을 이용한 건축미가 높이 평가돼 문화재로
등록예고됐다.
巨済小学校本館とシンヒョン村役場は、韓国独立後の
建築で51年の歴史しかないが、巨済地域で豊富に
産出される花崗石を利用した建築美が高く評価され
文化財に指定されることになった。
(終わり)