福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画と囚人の夢

2023年05月31日 |  〇映画・映画音楽
이공삼칠   「2037」 〇〇〇--
(1865)


2022年に公開されたヒューマンな青春ドラマ。題名の「2037」は、
主人公女性の受刑者番号。

主人公の女性は、成績優秀でありながら、聴覚に障害を持つ1人親の
母親を助けるため高校を中退し、アルバイトをしながら高卒認定試験の
勉強をしていた。夢は公務員になること。

その彼女が、よこしまな中年男の性犯罪の犠牲となり、その上、過剰
防衛(傷害致死)の罪を犯してしまい、刑務所に収監される。


△大卒の受刑者から本を借りる主人公

絶望的な状況の中、彼女は、受刑者仲間や刑務官らに助けられながら、
一旦はあきらめた未来への希望を徐々に取り戻していく。

明確な結末は描かれていないが、彼女に訪れるであろう明るい未来を
暗示しながら、映画は終わる。


(終わり)

3言語の到着案内板

2023年05月29日 |  ┣博多港


2023年5月下旬、博多港国際ターミナル(福岡市)で到着便の案内板を
写真に撮ってみた。



取り立てて新しい発見があったわけでもないが、日韓英の3言語が
順に入れ替わる案内表示から、しばらく目が離せなくなった。



これも何かの参考にはなるだろう。

(終わり)

日韓2言語表記

2023年05月28日 |  ┣博多港


2023年5月下旬、福岡市の博多港国際ターミナル内で目にした
日韓2言語による案内文だ。



この中では、日韓共通の漢字語を使った、植物の病気である火傷病
(かしょうびょう)
なる感染病を初めて知った。

この案内文に限らず、博多港と釜山港を結ぶ国際ターミナルの性格上、
館内では日韓2言語による表示が基本になっている。



特に目新しい発見ではないものの、一応、記録に残しておくことにした。


(終わり)

露語3級受験は3度目

2023年05月28日 |   〇中・露・越語

△福岡市の中洲を北側から撮影。画像右手が天神。

2023年5月下旬、日曜日の昼下がり、ブログ主はロシア語検定試験の3級を
受験するため、福岡市の天神まで出向いた。


△受験会場は福岡市天神のビル

前回は約1年と半年前、2021年10月に同じ会場で4級を受験し、合格して
いる。


△試験会場はビルの3階

3級の受験に限って言えば、2019年10月の試験に不合格となって以来、
実に約3年と半年ぶり、回数にして3度目の挑戦となった。


△受験生は6名の老若男女。

今回、福岡会場で3級に挑んだのはブログ主を含め合計6名の老若男女。
1名は欠席。


△受験予定者7名のうち1名欠席

ブログ主は、勝負ペンシルのドクターグリップ(0.5mm)を手に、問題に
いどんだ。


△勝負ペンは、こだわりのドクターグリップ0.5mm

文法問題に約1時間。露文和訳と和文露訳に約1時間。何とか制限時間の
2時間以内に全ての問題を解き終えた。苦しまぎれのカタコト露訳も含め、
まずまずの手ごたえだった。

そして、休憩をはさみ、リスニング問題と朗読問題。いつにも増して、
リスニング問題が難解だった。合格基準となる60%以上の正解を取れたか
どうか、心もとない。

いずれにしろ、現状の実力でやれるだけのことはやれた。

7月中旬には結果が郵送されてくる。その時を楽しみに待っておくと
しよう。


△日英韓中4言語による案内板

試験終了後、自家用車を止めた駐車場(20分100円/支払い1300円)まで
歩く道すがら、ブログ主は、自分をロシア語学習に導いた韓国語の文字、
ハングルを探し出し、カメラ(pixel7)に収めた。

撮った写真は2枚。

△日英韓中4言語による案内表示

実際、韓国語を学んでいなければプサンのロシアタウン(中華街)に
足を運ぶこともなかったし(、その街で見かけたロシア美人に感動する
こともなく)、ロシア語を学んでみようなどと思うこともなかったはずだ。


(終わり)

目当てのプルコギ丼

2023年05月27日 | 【日常の韓国】


目下、某コンビニで開催中の韓国グルメフェア。

先日、ブログ主は、狙っていた甘辛プルコギ丼にありつくことが
できた。



全然辛くない分(あくまでブログ主の味覚)、パンチや香味の感じ
られない日本風の味付けではあったが、そこそこの美味だった。


(終わり)

対話の哲学を知った映画

2023年05月26日 |  〇映画・映画音楽
여섯개의 밤  「6つの夜」 〇〇〇--
(1864)



2023年に公開されたインディーズ系のヒューマンドラマ。

ニューヨーク行きの飛行機がエンジントラブルで釜山の金海空港に
緊急着陸し、乗客たちは代替機を待つため、用意されたヘウンデの
ホテルで一夜を過ごすことに。

ホテルで出会い、相手との関係を通じ新しい人生の可能性を見つける
若い男女。ホテルでお互いの人生観に関わる深い亀裂に直面し、結婚を
取り消し、結局、男性だけがアメリカに向かうことになる婚約者の
カップル。激しい口げんかの末、お互いへの理解を深め、絆を回復する
母と娘。

3組6人の人間たちが、それぞれ相手との率直で真剣な対話を通じ、自分
らしい人生を生きるための新しい一歩を踏み出す物語だった。



映画を見終わって、あらためて、その意味をかみしめることになった
のが、映画の冒頭で紹介されたマルチン・ブーバーの言葉だった。
マルチン・ブーバーとは、「我と汝」の「対話」の哲学で知られる
ユダヤ系の宗教哲学者。

「人は人を通してのみ人となる」
「人生は出会いで決まる」
「対話とは、相手が存在することを認め合うことである」
「始めることさえ忘れなければ、人はいつまでも若くある」
「一人一人が、いまだかつて存在したことのない唯一無二の存在である。
 それはつまり、あなたにしか果たせないことがこの世にはあるという
 ことだ」


今回、初めて知ったことだが、彼の哲学の結晶は数々の名言となり、
自分の人生を模索する世界中の人々を励まし続けている。

この映画では、マルチン・ブーバーという1人の哲学者の存在を知った
ことが、最大の収穫だったと言えよう。


(終わり)

ビビンバおにぎり

2023年05月25日 | 【日常の韓国】


先日、某コンビニの韓国グルメフェアで売られている「全州ビビンバ」を、
一つ購入し食べてみた。

全く辛みがない分、パンチに欠けるきらいはあったが(あくまでブログ主
の味覚)、そこそこの美味だった。


(終わり)

JR九州の新型ビートル

2023年05月24日 |  ┣ビートル号(廃)


2023年5月下旬、プサンから帰国する妻を出迎えに行った博多港で、
初めて新型のビートルを目にした。その名も「クイーン・ビートル」。

記念に撮影しておいた

(終わり)

ファミマは閉館中

2023年05月24日 |  ┣博多港


2023年5月下旬、プサンから帰国する妻を出迎えに博多港中央ふ頭を
訪れたついでに、クルーズセンターの様子をのぞいてみた。


△駐車場に観光バスの姿はない

ようやくコロナ禍から抜け出しつつある博多港ではあるが、クルーズ船の
寄港に関しては、まだ往時の賑わいを取り戻してはいない。



中国人観光客をおもなターゲットにした商業施設も、まだ門を閉ざした
ままだった。



はたして、博多港のクルーズセンターに往時の賑わいが戻る日は、いつに
なるのだろうか?

(終わり)

博多港とカメリア

2023年05月24日 |  ┣博多港


2023年5月下旬某日早朝。



4年ぶりに里帰りしたプサンから福岡に戻ってくる妻(韓国人)を
出迎えるため、ブログ主は車で博多港の国際ターミナルを訪れた。



妻が乗った船は、日韓国際フェリーのニューかめりあ。



長女の会社の福利厚生の恩恵にあずかり、妻に無料であてがわれた
船室は、特等室のシングル。妻が語るには、思っていたより何倍も
快適な船内泊になったとのこと。



この夏、ぜひ、ブログ主も特等室に乗ってみたいものである。


(終わり)

日本女性に対する幻想

2023年05月23日 |  〇映画・映画音楽
튤립 모양  「チューリップ模様」 〇----
(1863)



百済の古都、忠清南道公州を舞台に繰り広げられる、白黒の日韓
恋愛ドラマ。公開は2023年4月。

3年前、東京でたった15分ほど話しただけの韓国人男性を忘れる
ことができず、3年間、懸命に韓国語を勉強し、彼を探すためだけに
1人、公州市を訪れた日本人女性(女優は韓国人)が主人公。


△目当ての韓国人男性と奇跡的な再会を果たしたはずだった日本人女性

その彼女が、公州で目当ての男性と奇跡的な再会を果たし交際が
始まるのだが、後にそれが人まちがいだったことがわかる。それでも、
2人の交際が発展して行きそうな余韻を残しながら映画は終わる。

ブログ主の趣向には全く合わない映画だったが、韓国社会に漂う
日本人女性に対する誤解、あるいは、一種、共同幻想のようなものの
存在を強く意識させられた作品だった。


(終わり)

コンビニの韓国グルメ

2023年05月21日 | 【日常の韓国】


目下、某コンビニで韓国グルメフェアなるキャンペーンが行われている。

元来、世間の風潮に影響されることが嫌いなブログ主ではあるが、こう
大々的(?)に宣伝されると無視するわけにもいかなくなってきた。



そこで、まずは情報収集のため、公式ホームページとYouTube上の公式
チャンネルをのぞいてみた(画像は全て公式チャンネルより)。

案の定、キャンペーンで販売される多種多様な韓国食品の中に、ブログ主が
こだわっている「韓国の国民的麺料理」である、チャジャン麺(韓国式
ジャージャー麺)関連の商品はなかった。

日本におけるチャジャン麺の知名度の低さを考えれば、仕方がないこと
とはわかっていても、これにはちょっとがっかりさせられた。



それでも、甘辛プルコギ丼には、食指をそそられた。

機会を見つけ、是非一度、食べてみようと思っている。

(終わり)

福岡で韓国産ビール

2023年05月20日 | 【日常の韓国】
自慢するような話ではないが、最近、ブログ主は1缶(350ml)100円を
切る激安ビールを、好んで飲んでいる。もちろん、目的は節約。



ブログ主が飲んでいるのは、正確にはビール風味リキュール、の
お酒だ。

福岡に本社を置く某24時間スーパーで売られている、いわゆる
プライベートブランド商品だ。



先日、ふと製造メーカーが気になって、缶に書かれた表示を読んで
みると、そこには原産国名:韓国、とあった。

知らないうちに、韓国オタクのブログ主が、福岡の地において韓国産の
ビールを飲んでいた、と言う話だ。


(終わり)

韓国の高校バスケ

2023年05月20日 |  〇映画・映画音楽
리바운드  「リバウンド」 〇〇---
(1862)



2023年に公開された青春スポーツドラマ。実話を元に創作された
作品だ。

廃部同然の状態にまで低迷していたプサンのある高校のバスケ部が、
同校の卒業生でもある新任のコーチを中心に見事な復活を遂げ、
全国大会で準優勝を勝ち取るまでの物語。


△ヨンジュ洞からみた釜山港大橋の夜景

ブログ主の見知った夜景やプサン方言の登場する、ブログ主好みの
映画ではあったが、物語的には今一つ、感情移入ができなかった。


(終わり)

韓国映画と水幽霊

2023年05月18日 |  ┗注目女優
취객  「酔客」 〇---
(1861)



2020年に制作されたインディーズ系の短編白黒作品。

海で溺れてしまった女性が、自分をまだ人間だと思っている「물귀신」
(人を水の中に引きずり込む幽霊)の男に救われ、一命をとりとめる
物語。


△主役を演じた無名女優

この映画では、無名ながら、主役を演じた女優が、なかなかいい味を
出していた。


(終わり)