福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

釜山日報でNO IKKI !

2013年04月24日 |   〇日本を読む

ペルノ・リカール・ジャパンは、大学入学シーズンに合わせ、
「NO IKKI ! 春キャンペーン」の一環として、東京大、
早稲田大、
京都大、九州大の3都市4大学の学生食堂の
トレーに、4月8日から
1ヶ月間の予定で、一気飲みの
危険性を訴える広告を
掲載している。

なお、ペルノ・リカールとは、ワイン・スピリッツの製造・配給で
世界第1位のフランス企業。

以上のことは、韓国・釜山日報の福岡発日本関連報道に
触発された「ヲタク」が、ネット検索で仕入れた情報である。

ここでは、「ヲタク」の長女(大学1年生)が、一気飲みの
犠牲者になど決してならないことを祈りながら、釜山日報の
関連記事を翻訳練習させてもらった。

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 [별별 세상 이야기]
일본 대학 식당 '노 원샷 식판' 등장
[森羅万象]
日本の大学食堂に一気飲み禁止トレー登場

(釜山日報 4月23日)

'NO IKKI(노 잇키·원샷 금지라는 의미).'
「NO IKKI(お酒の一気飲み禁止)」

대학 식당 식판에도 학생들의 과도한 음주를 경고하는
문구가 등장했다.
大学の学生食堂にも、お酒の一気飲みの危険性を警告する
広告が登場した。

일본 후쿠오카 현 후쿠오카 시 서구에 위치한 규슈대학
이토캠퍼스 학생식당 식판에는 '원샷'의 위험성을
알리는 스티커(사진)가 붙어있다.
日本の福岡市西区にある九州大学伊都キャンパスの
学生食堂のトレーには、一気飲みの危険性を警告する
広告(写真)が貼られている。

술을 한번에 들이키는 '잇키노미(一氣飮み)'로 대표되는
무리한 술 권유 문화를 바꾸기 위해서다. 가로 30㎝, 세로
21㎝ 크기의 이 스티커에는 지난 2010년 급성알코올
중독으로 구급차에 실려온 환자의 54%가 20대 이하의
젊은이들이라는 사실도 명기되어 있다.
お酒を一気に飲み干すこと(一気飲み)を他人に無理強い
するような間違った飲酒文化をなくそうというものだ。
横30cm、縦21cmの大きさの広告には、2010年、
急性アルコール中毒にかかり救急車で搬送された
患者の54%が20歳以下の若者だったという事実
明記されている。

-中略-

'노 잇키'는 양주판매사 페르노리카재팬이 지난해부터
펼치고 있는 캠페인으로 도쿄, 교토, 후쿠오카의
4개 대학 식당에서 실시되고 있다. 규슈대학은 학생식당
식판 전체의 6분의 1에 해당하는 200개의 식판에 이
스티커를 부착했다. '노 잇키' 스티커 부착 캠페인은
오는 5월7일까지 계속된다.
「NO IKKI」は、洋酒販売会社のペルノ・リカール・
ジャパンが昨年から取り組んでいるキャンペーンで、
東京、京都、福岡の4大学の学生食堂で実施されている。
九州大学の学生食堂では、全トレーの6分の1に
あたる200枚のトレーに広告が貼られている。この
「NO IKKI」キャンペーンは、来月5月7日まで続け
られる。








△「熊本で一人暮らしを始めた長女に
毎晩欠かさず電話して、うざがられている
父親って
いうのは、オマエのことだな






△「そう言えば、私の父親も
なかなか子離れができませんでした。
ふふふ






(終わり)



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ソウルに降った花雨

2013年04月22日 |   〇街・田園景観

ソウル市ヨイド(汝矣島)のユンジュン(輪中)路で開かれて
いた「ヨイド桜祭り」が21日(日)、花吹雪の舞い散る中、
フィナーレを迎えたとのこと。


△ヨイド(コネスト地図より)

トゥサン百科事典によれば、韓国の国会議事堂横の輪中路(1.7km)
には、合計で1400株を超える桜が植わっている。


△国会議事堂と輪中路(コネスト地図より)

1000株を超える桜が散らす花吹雪とは、さぞかし壮観な
眺(なが)めだろう。

ところで、韓国語では花吹雪のことを一般に「꽃비」と
表現している。

直訳すれば「花雨」だ。

「花吹雪」にしろ「꽃비(花雨)」にしろ、舞い落ちる花びらを
比喩的に表現したものだが、どちらも実に詩的な表現で
ある。

ここでは、韓国メディア・ニューシスからフォトニュースを1本、
翻訳練習させてもらった。

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꽃비 속 시민들
花吹雪の中を歩く市民

(ニューシス 4月21日)

여의도벚꽃축제 마지막 날인 21일 오후 벚꽃이 절정을
이룬 서울 여의도 윤중로에서 시민들이 꽃비
감상하고 있다.
ヨイド(汝矣島)桜祭りの最終日となった21日午後、桜が
満開を迎えたユンジュン(輪中)路で、市民らが花吹雪
見物している。









△「桜と言えば、やっぱりこの曲ですよね。うふ



(終わり)




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現代韓国語と疎開

2013年04月19日 |  〇語彙と表現

現地時間の4月15日午後発生した米ボストン爆破テロ
事件から2日が経過した今日、現地では様々な未確認
情報が錯綜し、ボストンの連邦裁判所では、ありもしない
「爆破予告」を受け、緊急の避難命令まで出された
とのこと。

ところで、韓国語では、日本語でいう「避難命令」や
「避難勧告」のことを、
一般に「소개령(疎開令)」と
表現する。

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‘보스턴 테러’ 용의자 확인..연방법원 소개령
ボストン爆破テロ、容疑者確認...連邦裁判所 避難勧告
(KBS TV 4月18日)

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戦後の日本では現代的用語としてほぼ使用されなく
なった「疎開」という漢字語表現が、現代韓国語の中で
生きているのである。

「ヲタク」自身、この「疎開(소개)」という
表現に少しばかり
とまどいを感じたので、記録に残しておくことにした。











△「とまどう中年男って、
けっこう素敵です・・・。うふふ




(終わり)




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ソウルと杏の花

2013年04月11日 |   〇街・田園景観

九州に住む「ヲタク」にとって、杏(あんず)は決して身近な
樹木ではない。

これまで、韓国で濃いオレンジ色の「살구쥬스(杏ジュース)」を
何度も飲んだことはあるものの、杏の花など見たこともなければ
関心を持ったこともない。

そんな「ヲタク」が、今日、ソウルのヨイドで満開を迎えた
という杏の花のフォトニュースに強い興味をひかれた。

調べて見ると、はサクラ属に属する樹木だとのこと。

どうりで杏の花は桜の花によく似ている。

ここでは、韓国メディア、ニュース1の報道を翻訳練習させて
もらった。

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벚꽃보다 먼저 만개한 살구꽃
桜より先に満開を迎えたヨイドの杏
(ニュース1 4月11日)

여의도 봄꽃축제를 하루 앞두고 꽃샘추위가 기승을 부린
11일 오후 서울 여의도 KBS본관 뒤편 여의서로에서
시민들이 살구꽃길을 걷고 있다.
ヨイド・スプリング・フラワー・フェスティバルの開幕を翌日に
控えた11日午後、厳しい花冷えが続く中、ソウル市
ヨイドのKBS本館裏のヨイ西路で、市民らが満開を迎えた
杏(あんず)並木を歩いている。

 

 

 




△「♪夕映えはあんず色~
ついつい、口ずさんじゃいます。うふ






△「また80年代メロディーか




(終わり)



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熊本市のゴミ袋と韓国語

2013年04月07日 |  〇4言語表示等


△熊本市中央区某地区のゴミ置き場

この春、「ヲタク」の長女が新生活を始めることになった
熊本市でも、国際化が進んでいる様子だ。


△熊本市中央区某地区のゴミ置き場②

長女の暮らす町は、歴史ある学生街として有名な
熊本市中央区内の某地区。

ゴミ置き場にも、ちゃんと外国語による注意書きが
張り出されてあった。


△中国語による注意書き

ただし、「ヲタク」が確認した2か所を見た限り、外国語に
よる注意書きは英語と中国語のみ。

ところが、市指定の有料ゴミ袋には、英語と中国語に
加え、ハングルによる表記もあった。


△熊本市指定の有料ゴミ袋

そこには、韓国語で「가연성 쓰레기용」と表記されてあった。


△上画像の拡大

これを直訳すれば「可燃性ごみ用」となる。

より自然な韓国語では、「일반 쓰레기용(一般ごみ用)」
くらいになるのだろうか。



(終わり)





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韓国で道に迷った日本人

2013年04月03日 |  〇文化・歴史

韓国の済州島で警察官に親切にされた60代の日本人女性が
感謝の手紙をしたため、直接、派出所に届けた、との
エピソードが済州島の複数の地域紙で紹介されていた。

韓国語もわからずに韓国を一人で旅行するなど、決して
勧められた話ではないが、読んでいてほっとする記事
だったので、ここで翻訳練習させてもらうことにした。


△日本人女性Mさんは大静で道に迷った<コネスト地図より>

なお、記事に出てくる地名を地図で確認しながら、
済州島の基本的な地理についても学習させてもらった。

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제주관광 중 길 잃은 일본인 여성, 도움 준 경찰관에
감사편지

済州島観光中 道に迷った日本人女性、助けてくれた警官に
感謝の手紙

(時事済州 4月2日)

제주에서 관광을 즐기다 길을 잃었던 일본인 여성
관광객이
자신을 도와준 경찰에 감사의 편지를
보내왔다.

済州島で観光途中、道に迷った日本人の女性観光客が
助けて
くれた警察官に感謝の手紙を送り話題になっている。
 
지난 3월 28일 일본에서 혼자 제주에 여행을 온 마에다
후쿠코(60대)씨는 서귀포시에서 관광을 마치고 제주시로
돌아가기 위해 버스를 탔지만 잘못 승차해 도중에 하차한
후 대정파출소에 도움을 요청했다.
3月28日、済州島を一人旅していたMさん(60代)は、西帰浦
(ソギポ)市での観光を終え済州(チェジュ)市に戻るためバスに
乗ったものの、途中で乗り間違えたことに気づいて下車し、
大静(テジョン)派出所に助けを求めた。
 
당시 상황근무 중이던 대정파출소의 문상호 경위는 평소
익힌 일본어 실력으로 이 여성이 무사히 숙소로 돌아갈
수 있도록 버스정류소로 데리고가 버스비까지 지불한
것으로 전해졌다.
その日、当直勤務中だった大静派出所のムン・サンホ
警部補は、日頃から勉強中の日本語の実力を発揮し、
Mさんが無事、
ホテルに戻れるようバス停まで案内し
料金まで払ってあげた。

 
이 일본인 여성 관광객은 다음날인 29일 문상호 경위에
대한 감사의 편지를 직접 작성해 다시 대정파출소에
방문해 편지를 전해준 사실이 뒤늦게 알려졌다.
Mさんは翌日の29日、ムン警部補に対する感謝の手紙を
したため、再び大静派出所を訪問し、手紙を渡した。
 
후쿠코씨는 편지글에서 “한국의 제주경찰이 이렇게
친절할 줄 몰랐다”며 감사의 뜻을 전했다.
Mさんは手紙で「韓国の済州島の警察官がこんなに
親切だとは思わなかった」と感謝の気持ちを伝えた。




(終わり)




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