現代日本政治の「世襲」問題を考える時、「ヲタク」は「世襲」を
禁止するよりも、議会活動への市民参加を促進することの方が、
よほどよいと考えている。
「ヲタク」は、現在の日本では、国民に認められた被選挙権
(立候補する権利)が形式的にしか保障されていない点に、
大きな問題があると見ている。
実際、現在の日本では、地方自治体の議会から国会にいたる
まで、議会活動に参加するため新しく立候補しているのは、
元政治家の親族(「世襲」候補)や秘書、そして企業経営者や
自営業者、元役人、あるいは労働組合や宗教団体出身者、
一部政党の役員など、極めて特殊な層に限定されている。
真の意味で一般市民を代表する「普通」のサラリーマンやOL、
教員を含む一般の公務員などが、自らの職を投げ打ち、家族の
生活を賭してまで立候補することなど、まずできない。
そうした状況を改め、市民社会と議会の距離を縮めるためには、
立候補の保障および落選後の職場復帰、あるいは当選後の
一定期間内における職場復帰を保障する「市民政治参加促進法」
(仮称)などを制定し、意欲や能力のある「普通」の人々が政党と
いうパイプを通じ、一定期間、「気軽に」議会活動に参加できる
政治的社会的環境を整備していくことの方が、より建設的なのでは
ないだろうか。
詳しいことは承知していないが、ヨーロッパ諸国の中には、そうした
制度を持つ国々があるという。
そんなことを考えながら目を通した関連報道の一部を、翻訳練習
してみた。

△「ヨーロッパのどこでだッ!」
「評論家気取りがしたいのなら、もう少し
きちっと勉強してからにしろッ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「コラッ!聞こえないふりをするなッ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■日'세습의원' 뜨거운 감자
日本、「世襲議員」が政治の争点に
(毎日経済新聞 4月26日)

일본 정계가 개혁조치로 추진하고 있는 '세습의원 폐지'가
차기 중의원 선거에서 최대 쟁점 가운데 하나로 부상할
것으로 전망된다.
日本の政界が政治改革の目玉として推進している「世襲議員
禁止」が、次期衆議院選挙の最大争点の一つとして浮上する
見通しだ。
그러나 전체 의원 가운데 세습의원이 3분의 1을 넘는 집권
자민당이 세습의원 폐지에 대해 미온적 자세를 보이고 있어
실제로 개혁법안이 국회를 통과할 수 있을지 여부는
불투명하다.
しかし、衆議院議員の3分の1以上を世襲議員が占める与党・
自民党が、世襲議員禁止に慎重な姿勢を示しており、実際に
この改革法案が国会で成立するかどうかは不透明な状況だ。
실제로 '정치 풍토를 개혁하기 위해서는 의원 세습제도를
폐지해야 한다'는 개혁론과 '개인적 선거 출마를 제한할
경우 민주주의에 위배된다'는 유지론이 팽팽하게 맞서고
있는 가운데 세습의원 존폐 여부는 결국 일본 유권자 선택에
따라 결정될 가능성이 높아졌다고 요미우리신문이 26일
보도했다.
現在、「日本の政治風土を改革するためには、議員の世襲を
禁止しなければならない」とする改革論と、「国民に認められた
選挙出馬の権利を制限するのは、民主主義原則に反する」とする
維持論が真っ向から対立する中、世襲議員禁止の問題は、今後、
日本の有権者の選択にゆだねられる可能性が高まったと読売
新聞が26日、伝えた。
가족 중 최소한 한 명이 정치를 해 '세습의원'으로 분류된
의원들은 현재 집권 자민당의 경우 중의원 소속 303명
가운데 3분의 1 수준인 107명을 차지하고 있지만 제1 야당
민주당은 소속 의원 111명 가운데 16명으로 상대적으로
적은 편이다.
現与党の自民党では、家族のうち少なくとも1人が国会議員を
経験した「世襲議員」に分類される議員が107人と、党所属
衆議院議員303人の約3分の1を占めている。一方、第1野党の
民主党では、党所属議員111人中16人と、比較的に少ない。
이에 따라 민주당은 자녀와 배우자뿐 아니라 조카 등 3촌
이내로 세습 범위를 규정해 선거구를 물려받지 못하도록
하는 내용의 세습의원 폐지법안을 당내 내규로 채택했고
이를 차기 총선 공약으로 내세울 방침이라고 밝힌
바 있다.
民主党はすでに、子どもや配偶者などの家族だけではなく、甥や
姪など3親等以内の親族にまで世襲禁止の範囲を拡大し、同一
選挙区での世襲を禁ずる世襲議員禁止法案を党内の内規として
採択し、これを次期総選挙で公約として掲げる方針だ。
이 같은 야당 측 공세에 직면한 집권 자민당은 비난 여론을
의식해 '원칙적 찬성'이라는 견해를 밝히고 있다.
こうした野党側の攻勢に押された与党・自民党は、世論の批判を
意識し、「原則的に賛成」との見解を明らかにした。
그러나 내부적으로는 '개인적인 출마의 자유'라든지 '민주
주의에 역행되는 조치' 등의 이유를 앞세워 세습의원 금지
조항에 대해 반발하는 분위기가 우세한 것으로 전해졌다.
しかし、党内では「出馬は個人の自由」、あるいは「民主主義に
逆行する措置」などを理由に、世襲議員禁止に反発する声が
優勢だと言われている。
자민당의 경우 2000년대 들어 총리를 역임했던 고이즈미
준이치로, 아베 신조, 후쿠다 야스오 전 총리와 아소 다로
현 총리가 당내의 대표적인 세습의원들로 분류된다.
自民党では、2000年代に入り、総理大臣を歴任した小泉
純一郎氏、安倍晋三氏、福田康夫氏、そして麻生太郎現首相
などが代表的世襲議員に分類される。
(終わり)
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