人権が尊重される社会とは、個々の人間が親の職業や家の財産、
あるいは民族や性別などによって評価されるのではなく、あくまで、
「個人」として公正に評価される社会のことを言うのだろう。
韓国の就職関係の履歴書には、依然として、家の財産や親の
職業、兄弟の学歴など、本人の能力や適性以外のことを記入
させる項目があるのが一般的なのだと言う。
政治の民主化を一定、成し遂げた韓国社会だとは言え、
人権尊重の社会づくりという面では、日本同様、まだまだ様々な
課題を抱えているようだ。
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■재산, 부모 직업 묻는 이력서? …‘나는 안 궁금한가요?’
履歴書に家の財産や親の職業?...「本人の能力はそっちのけ?」
(ヘラルド経済新聞 10月30日)
-略-
30일 취업포털 잡코리아가 취업준비생 648명을 대상으로
설문조사한 결과에 따르면, 이력서 기재항목 중 가장
불필요한 부분(복수응답)으로 자가, 전세, 월세 등을 표시
하게 하는 ‘재산보유정도’로 꼽혔다. 응답자의 82.9%가
이를 선택해 압도적인 1위를 차지했다. 남성의 경우 그 뒤로
부모 직업, 형제 학력사항 등을 적는 ‘가족관계(50.4%)’를
선택했고 여성은 키나 몸무게, 시력 등을 적는 ‘신체사항
(65.7%)’를 선택했다.
30日、就職あっせんサイト、ジョブコリアのまとめによれば、
就職を希望する学生648人を対象に実施したアンケート調査の
結果、学生が履歴書の記載事項の中で最も不必要と考えている
項目(複数回答)は、「持家、保証金賃貸、月払い賃貸」の別などを
問う「家庭の財産保有状況」であることがわかった。回答を寄せた
学生の82.9%がこの項目を選び、圧倒的な1位を占めた。次いで
多かったのが、男子学生では、両親の職業、兄弟の学歴などを
問う「家族関係」(50.4%)、女子学生では身長や体重、視力などを
問う「身体に関する項目」(65.7%)だった。
그밖에도 장애여부(11.3%), 해외연수 경험(10.8%) ,연령
(7.7%) ,학력(6.7%) 등도 취업준비생의 불만을 낳았다.
その他にも、「障害の有無」(11.3%)、「海外研修の経験」
(10.8%)、「年齢」(7.7%)、「学歴」(6.7%)などの項目も
学生らの不満を呼んでいる。
이들이 불만을 갖는 이유는 이들 항목이 개인의 능력을
보여주는 게 아니라 불필요한 개인정보, 집안 배경 등을
묻고 있기 때문이다. 권씨는 “집안이나 재산 보유 여부가
곧 능력으로 평가받는 사회 문화가 취업과정에서도 고스란히
담겨 있는 것 같아 씁쓸하다”고 한숨을 내쉬었다. 설문조사
에서도 이들 항목이 불필요한 이유로 ‘지원자 능력과 상관
없기 때문’이 75%로 가장 많았고 ‘지원자를 공평하게 평가
하지 않을 것 같아서’, ‘개인 신상 정보 유출이 염려돼’, ‘가정
형편을 남에게 알리고 싶지 않아서’ 등이 뒤를 이었다.
学生らが不満を抱く理由は、履歴書の項目の多くが、本人の
能力や適正を問う上で必要のない個人情報や家庭環境などを
問題にしているからだ。ジョブコリアの関係者は、「家族関係や
財産の有無が、すなわち、その人の能力とみなされる韓国の
社会的風土が、就職の過程にもそのまま反映されているようで
悲しい」とため息をもらした。アンケート調査でも、それらの項目が
不必要だと考える理由として、「志願者の能力や適性とは関係が
ないから」が75%と最も多く、次いで「志願者を公正に評価しない
気がするから」、「個人情報の流出が心配だから」、「家庭の状況を
他人に知られたくないから」などの理由が続いた。
△「日曜日の夜にまで
韓国語に粘着する中年男・・・。
胸がキュンとしてきました」
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)