■뷰티풀 보이스 「ビューティフル・ボイス」 〇----
(700)
2019年5月に公開されたインディーズ映画。
怪獣を打ち倒すRPGゲームの音声収録に取り組む声優たちが、空中
分解の危機を乗り越え、作品を完成させるまでのドタバタ劇を
描いたコメディ。
△主人公の女性声優は日本アニメファン(映画より)
この映画で、強く「ヲタク」の印象に残ったのは、実に個性的な
ゾウ(?)のぬいぐるみ人形。
その名も「マモルクン」。
△主人公女性の心の友、「マモルクン」(映画より)
「アリガト」など、会話の端々(はしばし)に日本語をはさむほど、
日本アニメにハマっている女性主人公が、肌身離さず持ち歩いて
いる、彼女の親友であり、精神安定剤であり、お守りだ。
韓国のインディーズ映画には、彼女のように日本の文化にかぶれた
人物が時折、登場する。
しかし、日本式の名前を持つぬいぐるみまで見たのは、少なくとも
「ヲタク」にとっては、この映画が初めての経験だった。
(終わり)
醤油やみりんなどの調味料を加え湯がいた、和風味のスユク。
超薄味のチャーシューのような豚肉料理だ。
肉好きな「ヲタク」の大好きな、我が家風韓国料理である。
(終わり)
中高年の韓国語オタクが、ロシア語文法にめざめた。
ロシア語能力検定試験での苦い経験から、「ヲタク」は、初級レベル
(検定4・3級)のロシア語をマスターするためには、それ相応の
水準の文法を正確にマスターしておく必要があることを痛感させ
られた。
これまでの独学の過程で、文法の学習を軽視してきた自分が、悔や
まれた。
言うまでもなく、文法とは、その言語を正確に理解し、かつ、その
言語で正確に表現するカギとなる大事な約束事である。
ここで、下に紹介するのは、英語で言えば「which」にあたるロシア語の
関係代名詞の活用表。
英語なら「which」の一語だけですむところに、「3性」や「複数」、
さらに「6格」や一部「生物と無生物の区別」まで絡み、これだけ
複雑な体系ができあがる。
ロシア語文法にめざめてしまった「ヲタク」の前には、とてつもなく
複雑で遠大なロシア語の文法世界が広がっている。
こう言うと語弊はあるかもしれないが、ロシア語文法に取り組む
際には、(あくまで知的に)「イジメられて喜ぶ」くらいの、Mっぽい
姿勢も必要になってくるのかもしれない。
いずれにしろ、一旦、覚悟を決めた以上は、どんな姿勢でもいい(?)、
一歩一歩、歩みを進めて行くしかない。
(終わり)
■돈 크라이 마미 「ドント・クライ・マミー」 2012年 〇〇---
(697)
2012年に公開され97万を超える観客を動員した社会派映画。
実際に起きたいくつかの事件を元に、大幅な脚色を加え作られた
作品だ。
主人公は1人のシングルマザー。女子高生の1人娘が、同級生を含む
未成年の青年3人に強姦されたあげく、犯行場面を撮影した動画を
ネタに脅迫され続け、ついには自死に追い込まれてしまう。
それでも、裁判の結果、首謀者を含む2人は証拠不十分で無罪、1人に
だけ執行猶予付きの有罪判決が下された。
△刑事の制止を振り切り、首謀者に復讐する母親(映画より)
怒りと絶望にかられた母親は、3人に対し、私的制裁を開始する。
そして、娘が通っていた高校の屋上で、最後の1人を殺害した後、
刑事に射殺されてしまう。
似たような映画をすでに何本か見ているが、この映画もまた、
何とも悲劇的で壮絶な展開の映画であった。
(終わり)
地元(当然、福岡県内の某小都市)の精肉店でテールが半額になって
いたとのこと。
久しぶりにありつく我が家のテールスープ(꼬리곰탕)である。
テールスープは「ヲタク」の大好物。
記念に撮影しておいた。
(終わり)
■나의 특별한 형제 「僕の特別な兄弟」 2019年 〇〇〇--
(696)
2019年5月に公開され、140万を超える観客を動員した映画。実話に
脚色を加えたヒューマンドラマだ。
主人公は、幼いころからカトリック系の同じ施設で兄弟のように
育った、障がいを持つ2人の男性。
1人は頭脳明晰ながら肢体不自由の「兄」。もう1人は、軽い知的
障がいを持ち、水泳が大の得意の「弟」。
神父の死後、施設は閉鎖されることになるが、お互いに支え合い
ながら生きる、2人の強い絆を描いた作品だ。
なかなか見ごたえのある映画であった。
(終わり)
5月某日の日曜日、「ヲタク」は福岡市の天神でロシア語検定の3級を
受験した。
△九州会場は天神の都久志会館。試験時間は約2時間30分と長丁場。
文法、露文和訳、和文露訳、聴取、朗読の5科目中、露文和訳と
朗読の2科目については9割方正解した自信があるが、それ以外の
3科目は、3割正解できたかどうか。
ロシア語検定の場合、全科目で6割以上正解しないと合格できない
ので、今回の試験については、合格は絶望的だ。
△3級試験(午後)の受験者は6名だった
それでも、収穫は大きかった。
特に、自分の弱点をはっきり知ることができた。
これまで、「意味を知ること」(露文和訳)と「ロシア人の発音を
徹底してまねること」(朗読)を最優先に学習してきた独学の
ひずみが、ここにきて明確になったわけだ。
とは言え、弱点を突かれ過ぎて、今、非常に弱気になっている
のは事実。
レベルを落とし、目標を4級に変更するのも一つの選択肢だろう。
いずれにしろ、しっかり弱点克服に励みながら、次回に備えたい。
なお、試験前の雑談中、同じく3級を受けた美形の女子大生から、
ロシア語を勉強している理由を聞かれた「ヲタク」は、プサンの
中華街でロシア人やウクライナ人と出会ったことがきっかけに
なった、と答えてみた。
大分の別府から試験を受けに来た彼女は、長らく習っていたバレー
(もちろん舞踊)の先生がロシア人だった影響でロシア語を勉強する
ようになった、とのことだった。
会話に割り込んできた(?)常連らしき高齢女性2人組は、
あるサークルでロシア人留学生からロシア語を学んでいる、との
ことだった。
日ごろ、孤独に独学している「ヲタク」にとっては、同好の人々と
交流する時間は、たとえ短くても、とても貴重で楽しい時間だった。
(終わり)
5月某日の日曜日、「ヲタク」は福岡市の天神まで、ロシア語検定
試験(3級)を受けに行った。
△バス停は「天神4丁目」を利用
その際、一部区間で西鉄バスを利用した。
今回初めて目にしたことだが、車内前方の案内掲示板が英・日・韓の
3か国語表示になっていた。
これならば、韓国人観光客にもわかりやすいことだろう。
(終わり)
△福岡市赤煉瓦文化館(旧日本生命九州支店)
5月某日の日曜日、「ヲタク」は福岡市の天神にロシア語検定の3級を
受験しに行った。
△左手が中洲
試験時間より、ずいぶん早めに会場(都久志会館)に到着したので、
しばらく会場周辺を博多湾方面に向かい散策した。
△地形としての中州の最北端。右手に赤煉瓦文化館が小さく見える。
繁華街から外れた中洲の周辺部でも、途中、3,4組の韓国人観光客に
出くわした(韓国語の会話が耳に入って来た)。
△「ヲタク」が休憩した中洲の一角(大黒橋の下)
相当ユニークなカップルに出会った時には、「ヲタク」の性分上、
どうしても我慢ができず、思わず韓国語で声をかけてしまった。
男性は那珂川河畔の小さな休憩場で上半身、裸になって運動器具で
懸垂をしたり、ボディビルダーみたくポーズを取ったりしていた。
△ユニーク過ぎた韓国人カップル
そして、その男性をかいがいしく写真に収める彼女らしき女性。
実に韓国人らしいカップルだった、と言えば失礼になってしまう
だろうか?
「ヲタク」は、韓国語のできる親切な日本人を装い(?)、彼女の
スマホで2人のツーショット写真を取ってあげた。
出身地までは聞かなかったが、彼らの韓国語からは、「ヲタク」と
違い、プサン特有のアクセント(いわゆる、なまり)が、微塵も
感じ取れなかった。おそらくは、プサン・慶尚道以外からの
観光客だろう。
いずれにしろ、外国人観光客の中洲の楽しみ方も様々だ。
(終わり)
■바보 「おバカ」 2008年 〇〇---
(695)
2008年に公開され、95万を超える観客を動員した映画。
主人公は、練炭事故の後遺症で、脳に軽い障害を持つ青年。
△主人公が営む鉄板焼きトースト店(映画より)
彼は、現在、妹の通う高校近くの街角で鉄板焼きのトーストを
売りながら、1人の妹を育てている。
△マドンナはハ・ジウォン(映画より)
そんな彼の、妹や幼なじみの女性に対する献身的な愛と、悲劇的な
最後を描いた作品だ。
△韓国式鉄板焼きトースト(映画より)
この映画で「ヲタク」の印象に残ったのは、韓国式の鉄板トースト。
△韓国式トーストを頬ばるハ・ジウォン(映画より)
「ヲタク」の妻(プサン出身の韓国人中高年)などは、現在でも
たまに、家庭用のフライパンで、この韓国式トーストを作っている。
鉄板焼きのトーストに郷愁やこだわりを持つ韓国人は、けっこう
多いようだ。
(終わり)
■상사부일체 「マイ・ボス マイ・ヒーロー3」 2007年 〇〇〇--
(694)
2007年に公開されたマフィア・コメディ。
「マイ・ボス マイ・ヒーロー」のシリーズ3作目にあたる作品で、
大学を卒業した組織ナンバー2の男が、ボスの命を受け、グローバル・
マネジメントを体得するため、大企業に就職する。
△マドンナと労組員ら(映画より)
しかし、彼は逆に、グローバリズムの犠牲になりリストラされた
社員や労働組合を助け、社内の腐敗役員と、彼と癒着関係にある
悪徳マフィアを退治する、という勧善懲悪型のコメディだ。
なお、この第3作では、主人公がマドンナ役の女性社員(組合員)と
恋に落ち、結ばれる展開になっていた。
△彼女の父親は組織暴力対策担当の警察幹部(映画より)
胸は控えめながらも、「ヲタク」のハートも鷲づかみにしたマドンナを
演じた女優は、ソ・チヘ。
10年以上前の出演作ではあるが、なかなかキュートな女優である。
(終わり)
■히치하이크 「ヒッチハイク」 2019年 〇〇〇--
(693)
2019年3月に公開されたインディーズ映画。
△ソウルの巨大スラム街(映画より)
ソウルのスラム街に住む1人の女子高生が主人公。
△主人公はスラム街でがん患者の父親と2人で暮らしている(映画より)
彼女は、親友の実の父親らしき男と偶然、知り合いになる。そして、
2人の親子関係を確信した後、男に対し娘に連絡を取るよう促す。
一方、彼女は、自分が幼い頃、家を出ていった母親を探し始め、
ついに再会を果たす。
△作業中の事故で重体に陥ったものの意識が回復した母親(映画より)
親子の絆について考えさせる、見ごたえのある青春映画だった。
(終わり)
にほんブログ村