私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

太陽

2006-09-10 19:41:14 | 映画鑑賞
1945年夏の昭和天皇。
防空壕なのか、食事のシーン、着替えのシーン等等窓が無いシーンが何シーンも続く。淡い光で天皇の一日の様子だけの追うシーンが何シーンも続く。

庭でアメリカ軍に写真機を向けられる場面も、直接の日の光りではなく、淡いライティングのような光りで映し出されているだけだ。

「あっ そう・・・」口癖がふっと飛び出すシーンでは何度か笑い声が起こる。
イッセイ尾形の姿に思いのほか軽い雰囲気を感じてしまう瞬間があるのだ。
その軽さについて、論議の余地はあるかも知れないが、私はその位の方がよかった。

イッセイ尾形はこの映画についてのインタビューは受けていないようだ。
その話を聞き、この映画が公開されたことだけでも凄いことなのかも知れないと思う。
映画そのものより、そちらの話を聞いた時の驚きの方が大きかったと言ったら、言い過ぎだろうか。
***
この映画を見て一つ思い出したこと。

20年近く前の冬、自宅に一通の封書が届いた。
中を開けると、夏にした献血の御礼とともに、その夏の献血場所で再度献血をしてもらえないだろうかと書いた手紙が入っていた。
(土曜日の午前中の時間が指定してあったと思う)
たまたま休みの土曜日だったので、遊びに行きがてら献血をしてみる。
一体どれ位の人にこのような依頼の書面を出したのか不思議だったのだが、献血のその場では特になにも教えてはもらえなかった。

年が開け、元号が平成になった頃、自宅に一通の封筒が届いた。
12月の献血の御礼とともに、血液型のキーホルダーが一つ入っていた。
自分でもすっかり忘れていたことだったので、本当にびっくりしたのを覚えている。一体どのくらいのキーホルダーを送ったのだろうか。
今はもうキーホルダーも手許にない。記念に取っておけばよかったかなと思う。



あなた、そして私 ~You and I~ 13話「可愛い我が子」

2006-09-10 19:06:24 | 視聴断念 韓国ドラマ
実の母親の事が心から離れないミンギュに「母親とは縁がなかったと思え」と静かに諭す父。
元気の無い二人の子どもを見て、大漁だったからとミンギュと娘のサンオクに洋服を買ってやり、中華料理を食べさせ、映画を見せる父。
恐らくこんなことやりなれていないのだろう。どうもギクシャクした感じはぬぐえないし、最後は「もうひとはな咲かせるぞ!」ちょっと寂しげな宣言になったりするのだ。そんな父親を見ていると、最初はふくれていた娘のサンオクも結局従うしかないのだ。

海辺の町に残った三人はこんな風にのどかに過ごしているのだが、スギョンの両親は息子の事業の失敗に頭を痛め、ドンギュはスギョンに「母親以外の女性に子どもを産ませた父が憎い・・・ミンギュの事も許せない」と衝撃の告白だ。ソン・スンホン(宋承憲)演じるミンギュにはなんの罪も無いが気持ちは分かる。ミンギュとドンギュの会話も殆どないし。仕方ないことか。

他の登場人部が皆家族の事で心を痛めている間でも、お金持ちのお嬢さまシヨンの関心をどうやって惹こうかとそれしか考えていないヨンギュ。
仕事の車を使って彼女を遊びに連れ出そうとするも、お金もなくそれさえもままならない様子だ。

今日のソン・スンホン(宋承憲)
「技術をつければ食べていける」という言葉に従い、整備工場で勤めつつ、父親の漁も手伝ったりしているのだ。
夜中に一人、母親の写真を見つめながら寂しげな表情を浮かべ、口数も少なく、なんとなく幸薄い感じはあるが、いい末っ子でもあり。

あなた、そして私 ~You and I~ DVD-BOX 1

ブロードウェイ

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