私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

コクリコ坂から

2011-08-13 21:09:23 | 映画鑑賞
自分が生まれた頃を舞台にした話なので、見てみようと思った映画。
東京オリンピックがこれからという時代設定。
映画は別に時代を描くものではないのだが、小さい頃の記憶に残る、舗装されていない砂利道や、木の電信柱を画面で見るのはうれしい。


横浜を舞台に高校生が出会うこの映画はジブリらしく、本当に悪人という人が出てこない映画だった。
父を亡くし、母と暮らす女子高生は、まるで父の帰りを待つかのように毎日旗をあげる。

待つということと、前に進むということが女子高生の心の中で共存しているのが、伝わってくる。
回りの大人も彼女がもう少し大人になるのをキチンと待っていてあげているのがつたわてくる。

誰もが品行方正なのが物足りない人もいるのかもしれないが、私は楽しく映画を見る。




コクリコ坂から (ジス・イズ・アニメーション)
クリエーター情報なし
小学館