私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

女の香り 第10話

2011-08-25 21:22:49 | 韓国ドラマ あ行
ジウクの婚約者セギョンから別れるように問い詰められても、痛みをこらえつつ「自分の気持ちのままにしたいから。ジウクさんが会いたいというなら、別れない」というヨンジェ。
痛みのあまり運び込まれた病院で主治医であるウンソクに怒られても「これからはキチンと治療を受けるから・・・」と笑顔で余裕のあるヨンジェ。
しかし余命6ヶ月は確実に5ヶ月になっているのだ。
「お母さんの具合が悪いから病院に来ていたの。電話に出れずにごめんなさい」と嘘をつくヨンジェ。
ウンソクから母とジウクに本当のことを打ち明けたらと勧められても「娘がもうすぐ死ぬなんて母親に言えるわけがない。」と自分の病気のことを秘密にし続けようとするヨンジェ。

痛みをこらえつつジウクと会い、楽しい時間を過ごそうとするヨンジェ。
「付き合うのはいいだろう。まさか結婚できるなんて思っているわけじゃないだろうから。末端社員がジウクと付き合うなんてどいうつもりだ。」セギョンから話を聞きつけ、部屋にやってきたジウクの父親から冷たい言葉をぶつけられるのだ。
(どうやら一平社員のことは、末端社員というらしい。。。。末端・・・なんて切ない響きだ。)
セギョンと結婚するならこの末端社員と付き合っていてもいいと言われたジウク。彼女の体のことを何も知らないジウクは、「父の言うことは気にしないで・・・」とヨンジェを励まし、彼女の涙は父から言われた辛い言葉のせいと思うのだが、ヨンジェの涙はもっと複雑。

「出来ることはなんでもやってあげたい」と思うヨンジェは、ジウクが10年間探し続けていた母との思い出の木を探してあげるのだ。
30歳なったら掘り返そうと、母親と埋めたタイムカプセルを掘り返し、涙を流すジウク。
「お父さんを恨まないで。仕事ばかりしているお父さんだけれど、私たちのことを思って頑張って仕事をしてくれているのよ。あなたの隣にいま彼女はいるかしら。いてくれたらうれしんだけれど・・・」母が交通事故で突然亡くなった時も仕事でそばにいてくれなかった父親。。。父を恨むジウクの心を知り、母が残してくれた手紙を見て涙を流すジウク。
「さよならも言えず、だれかをこんな風に送るなんてしたくないんだ。」
ジウクの涙を見ながら、自分が死んだら、またジウクは一人になり、こんな風に涙を流すんだと、改めて確認したヨンジェ。

鎮痛剤も効かない位に大きくなっているガンのことを思い、残されるジウクのことを一つも考えず告白した自分の考えの甘さを後悔し、綺麗なドレス、抱えきれない花束、そして川べりで見る花火をプレゼントしてくれるジウクに、涙ながらに別れを告げるヨンジェ。

もちろん、ジウクがあきらめるはずはないのだ。
母に出張と嘘をつき、抗がん剤治療のために入院するヨンジェ。
そんなヨンジェの病室の前に経ち、茫然とするジウクと、主治医としてヨンジェを見守るウンソク・・・・

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30歳を超えた男女の恋愛ゆえ、付き合いだしたら展開が速い。最初の頃のクールな感じはどこにいったのか?何も知らずに「ずっと一緒にいてほしい」とソフトに告白するジウクの姿を見ると泣けてくる。



JKキム・ドンウクの歌が、さらに涙を誘う。