私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

シャンハイ

2011-08-21 19:41:38 | 映画鑑賞
1941年の上海。
諜報員の同僚の死を調査するアメリカ人。
彼に近づいてくるタナカ大佐。
日本軍の仕事を裏で請け負う裏社会の中国人とその妻。そして亡くなった同僚の恋人だった日本人の女。

裏社会のボスの妻を演じるコン・リーのその肉厚な存在感が凄い。
1941年の上海という微妙な時間、微妙な場所で日本人、アメリカ人、中国人、ドイツ人などがさまざま入り乱れるのだが、その中で一人見せる圧倒的な存在感。
もちろん、二面性のある女性である女性であるため、謎めいた雰囲気があるのはもちろんなのだが、役柄より何より彼女がいるだけでその圧倒的な存在感に男性出演陣がややかすんでみえるような気さえしてくる。


1941年の上海が舞台、アヘンの香り漂う猥雑な雰囲気のはずなのだが、お話はおもったよりも単調だし、サスペンスの雰囲気もややこけおどしの感あり。それならもっとロマンティックにとも思うのだが、そうでもないし。
見終わった後に記憶に残るのは、コン・リーの肉厚な雰囲気と、1941年の上海の雰囲気のみ。。。。

お客さんは50歳代、60歳代の男性の方が多かったのではないかと思う。

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コン・リーとチョウ・ユンファが夫婦という設定は、この王妃の紋章と同じ。
チョウ・ユンファの出番はそんなに多くはないが、裏社会のボスという設定は、ユンファファンの私にとってはうれしい設定だった。



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