私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

男が愛する時 第5話

2013-04-18 21:28:20 | 韓国ドラマ あ行
合鍵を使って店内でミドを待っていたテソンは、店先で「この落書きを書いたのはどっち?」と親しげに言い争いをしているミドとジェヒのやり取りを聞いてしまう。
もちろん雰囲気で、ミドが自分に対しては見せない顔を相手に見ていることは想像しただろう。
恋愛に奥手でもそこは年上の男性。慌てた様子は見せずに優しい態度でミドに接するのは大人な対応。
それにしても、このジェヒ。ソフトでお坊ちゃまな雰囲気がありながらも、かなり積極的だ。
「あなたより好きな人が出来たから別れたい。」と言えばいい。などと笑顔を見せながらミドに自分の存在をアピールするのだ。
ミドも年上のテソンよりも、ジェヒに親近感を感じているようだし、とりあえず感謝の気持ちからテソンと付き合っているようなミド。感謝が愛に変わればいいが、そういう気持ちから始まった恋は、大体が負担になるもの。
ましてや、相手が勤務先の社長なら猶更だ。
そんなテソンは自分の弟分であるジェヒの兄が出所したと同時に会社に向い入れようとする。「人を殺して出所したばかりらしい。」という噂を耳にしたミドは「止めた方がいい。」と思わず助言。
恋人としてなら、もっと状況を聞いた方がいいし、部下としてなら社長のいう事に従うべきだ。
「社長が判断するんだ。」というテソンの強い口調はまぁもっともである。

しかしジェヒの兄が出所したことを利用してテソンに嫌がらせを始めるヤクザのボス。
ソンジュの心がテソンにあることを知っている彼は、必要以上にテソンを敵対視だ。亡くなった親友のお金を手に入れたことで満足すればいいのにと思うが、男の嫉妬は非常に深く、非常にしつこい。
ソンジュとの約束も守らず、テソンの会社に乗り込み挑発し、そして土下座でなく拳で対抗してしまうテソンの姿を一部始終携帯のカメラで動画撮影するボス。
(非常にせこい企業ヤクザの姿は、小っちゃい奴だと分かっていてもいらいらする。)

諍いを止めようとして、逆に騒ぎを大きくしてしまうミド。若くて元気でやや向こう見ずだが、それ以外は本当にごくごく普通の若い女性。
古本屋を営む父にとっては可愛い娘。父は会社経営のテソンより古本を買いに来る好青年であるジェヒがお似合いだと思っているが、だからと言って、彼女が取りたてて魅力的というわけでもないと思う。本当にごくごく普通のちょっと綺麗な若い女性だ。
まぁ、テソンもごくごく普通な彼女が好きになったのだろうから、それはそれでいいが、ドラマとしてはもっと彼女にミステリアスな魅力があったらもっと盛り上がるだろうにと思う。

テソンにパックすることを強要するかと思えば、彼が拳を振り上げる姿を見、違和感を覚えるのだ。
見ている私は違和感は覚えないのだが。。。。テソンの見返りを求めない援助でいままで助かっていたはずなのに。。。。若い彼女の心情を理解するのはなかなか難しい。