私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ライジング・ドラゴン

2013-04-20 20:39:50 | 映画鑑賞
中国から持ち出されてしまった秘宝を取り返すべく、ワールドワイドに活躍するお宝ハンターJCを演じるジャッキー・チェン。

純粋な気持ちから秘宝を中国に戻したいという話だけではなく、お宝と言えば切っても切れないのがお金の話。もちろんお金に絡んだ話も出てくるが、話は非常にシンプル。
全身にローラーを付けて道を滑走するシーンや、迷路で犬と戯れるシーンなどなどコミカルを全面に押し出したジャッキーの体当たりアクションの数々もまぁいつもの通り。
更に後半で見せる一対一のカンフーシーンもいつもの流れだ。
そういう意味で言えば、ごくごく普通のジャッキー映画だと思う。

しかし全身から弾んだような感じはあまりない。パリのシーンで、ジャッキーの隣でクォン・サンウが本当にちょっとした動きを見せていたが、元気な感じがあった。
比較してしまうと、ジャッキーの重ねてきた年齢を感じたりする。

島で行われるアクションシーン、火山のシーンなどなど非常にB級感満載だ。ジャッキーがB級なのでなく、特撮の処理がB級なのだが、以前ならジャッキーのコミカルなアクションのおかげで、こういう突っ込み感満載の場面も楽しく見られた。
しかしアクションシーンで感じる笑の要素がちょっと少なくなってきてしまったような気もする。
そういうところをカバー出来るパワーが感じられなかったのだ。
これもジャッキーの重ねてきた年齢と関係があることだろう。

「体を張った本格アクションからは今作限りで引退」というのは長年見続けてきた者にとってはさびしい限りだ。だからそれなりの感慨もあるが、超大作というのはちょっと言い過ぎだと思う。

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エンドロールを見ていると、茶水さんの名前が3人だった。確かに超大作。出演者も多ければ「チーム茶水」が必要だったかもしれない。

クォン・サンウも出演していたが、見せ場は少なめ。せっかくなんだからもう少し見せ場があってもよかったのにと思う。


そして友情出演のスーチー、ダニエル・ウー。二人が本編に出ていたら、私的には「超大作!」になったかもしれないのだが。。。



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