私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ミスコリア 第10話

2014-01-22 21:14:39 | 韓国ドラマ ま行
ミスソウル1位が辞退したことで繰り上げ当選が決まり、本選に出場できることになったジヨン。
エレベーターで一緒になったマ院長やマ院長の後輩たちに「本当にこの王冠があなたのものかなんて微妙なものね」とバカにされるジヨンだが、エレベーターガール出身ならではの意地をみせて堂々とするジヨン。
エレベーターガール出身で「何か手に入れたい」と思っているジヨンではあるが、今までのエレベーターガール人生を悔いている訳ではないのがいい。エレベーターガールで成し遂げたことはないが、エレベーターガール出身であることを恥ずかしがっていないのがいい。

10年前ソウル大学に入学したヒョンジュンから勉強を強要されて、結局別れることになった二人だったがその時でもジヨンの言い分は一本筋が通っていた。「私は別に勉強したいわけじゃない。そんなことはどうでもいい。ただあなたと一緒に遊んだり、食事をしたり、ただ一緒に居たいだけ。どうしてそれだけじゃいけないの。」まぁ、向上心がないと思われても仕方ない言葉だが、変なたくらみがないのがいいじゃないか。会社を設立し、時代の波にのまれてどんどん変わっていっているヒョンジュンと比べて、彼女はずっと変わらずにいるのだ。

順風満帆に思えたが、もちろんそんなわけはない。金を出すことを約束していたヒョンジュンの同窓生でありジヨンの先輩が、「金は出すが、その条件はジヨンがヒョンジュンと組んでミスコリアに出場しないこと」と言い出すのだ。
会社のメンバーにしてみれば、ジヨンがミスコリアになるという保証はどこにもない。かなりいい線行くとは思っていても、それは限りなく未確定。
それならジヨンにあきらめてもらって会社に投資してもらった方が何倍もいいに決まっている。もちろん皆それを望むのだが、ヒョンジュンだけは違った。勉強と違ってミスコリアは彼女が自ら挑戦したいと思った夢。それを自分たち会社の都合で諦めさせるわけにはいかない。
自分が会社を辞めてしまえば関係ないだろうと、自分で設立した会社なのに社長を辞めてその代り彼女の夢を応援しようとするのだ。

会社のために彼女をミスコリアにするというスタートから考えると、本末転倒な話になっているのだが、もうそんなことはどうでもいいのだ。

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どうすれば一番いいドレスを着てミスコリアの舞台に立てるのかという、心理戦のようになっている舞台裏も面白い。
高いドレスを借りるのか?それともそこそこのドレスを買い取りして舞台に臨むのか?
ドレス1枚を手に入れるのに、真剣勝負の陽動作戦だ。