私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

偉大なショー 第7話

2019-09-18 20:39:45 | 偉大なショー 韓国ドラマ

「僕も最初は産むことに反対しました。ただ、自分の母と違って父親もいるし、母が自分を育ててくれたように自分もキチンと子どもを育てたいと言っているのを聞き、自分の考えが間違っていると分かったんです。」とタジョンの妊娠を認める話をカン弁護士と@低所得者住宅についての公開討論会を始める前に語り始めるデハン。

キャスターの女性が言うように、ある意味電波ジャックで、公共放送を自身のプライベートの告白に使ったデハンだが「皆、タジョンの妊娠に興味があるのに、それに触れずに討論会を始めたら、皆集中できなかっただろう。そう思って始まる前に話したんだ」と爽やかに弁明。弁が立つデハンの言葉に、女性たちは皆、彼のその姿を「いい父親」と認めてしまうのだ。

スヒョンにも「タジョンが超音波写真を送ってきたからそれで気持ちが変わった」と告白するデハンだが、実際は「産むことを許してくれなかったら親子契約を履行しない。もし産むことを許してくれたなら、国会議員になれるまで全力で協力する」とある意味脅迫されたから許しただけなのだ。
ただデハン的には、ダジョンの妊娠で契約期間が無期延長になったようなものだ。公共の電波をつかって「良い父親兼いいおじいちゃん」と認定されたのだ。契約が終わったからと子どもが生まれたからと言って彼女たち4兄弟を放り出すわけには行かなくなったのだから・・・・

カン弁護士とお試し恋人期間でありながらも、実家のチキン店がネットへの悪質書き込みで客足が衰えたりすれば、頼りになるのはやっぱり近所でなおかつ気心がしれたデハンの方だ。
マンション建設で敵対するマダムチームを牛耳るリーダーの書き込みで、窮地に陥るスヒョンの両親のチキン店を助けようとするデハンだが、長男の学校トラブルにもこの母親の息子が関係しているのだ。「とにかく謝れ」と息子を諭していたデハンだが、マダムチームのリーダーママの息子が同級生をいじめていることからトラブルが発生したことを知り、「暴力はいけない」と息子を諭しつつも、自分も同じように腹を立てるデハン。(本当の事を言って何が悪い! とはいじめっ子が言いがちな台詞だ。これはどうやら万国共通らしい)

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「ダジョンが学校に通い続ければ、トラブルも起こるだろう。トラブルが起これば、デハンのいい父親、いいおじいちゃんのイメージは簡単に崩れるはず」と、タジョンが学校を辞めずに済むようにと裏から手を回すカン議員。さすが百戦錬磨のカン議員、先回りして戦略を立てる展開。こうなると短絡的なデハンの戦略の粗が目立つ。(ただこういう様子をみていると、逆にウソをついているはずのデハンが単純だけれど、ちょっといい人に見えてくるから不思議だ)

カン弁護士の父親は、デハンのアキレス腱になるであろうダジョン達の継父をキチンと探し出しており、継父も有名になった自分たちの息子の前に案外簡単に姿を現すのだ。

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大学時代、スヒョンがデハンの前から姿を消したのは、デハンが大好きで、神話の大ファンでもあった妹の事件のせいだったということが分かる。神話ファンとしては、Brand Newのジャケット写真を懐かしく眺める。