私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

チョンイル電子ミス・リー 第7,8話

2019-11-02 19:08:21 | チョンイル電子ミス・リー 韓国ドラマ
部長の奥さんの具合が心配で病院に立ち寄っただけなのに、会社を辞めてもなお必要以上に頼られていることが負担になりつい彼女にきつい口調で言い返してしまう部長。・・・
彼以外に頼る人がいないミス・リーには、彼から拒否されることが一番つらいことだ。
甘えている自分もいやだが、もうどうすることもできない彼女は、姉からの激励も耳に入らず、とうとう会社を辞めることを決意。
最後に社食で皆の食事を作るミス・リーだが、彼女が休んでいる間に、TM電子の指示を受けた営業部長は内部で小さなトラブルを発生させていたのだ。
わざと管理部と工場メンバーが諍いを起こすように仕向け、更には「内部告発をした裏切り者だ」とパクチーム長の噂を流す。さらには下請け企業に「チョンイル電子はもうだめだ」と噂を流し、彼らが資金回収に動くように仕向ける。さらにはTM電子の常務は銀行に勤務する友人にさりげなくチョンイル電子の融資を早々に引き上げるようにアドバイス。
チョンイル電子が閉鎖になるようにどんどん周りから固めていくのだ。


社食で食事の準備をしている最中に工場に差し押さえが入る。赤紙が張られ業務活動が出来なくなり大騒ぎになっている中、差し押さえメンバーの一人の頭を殴り、警察に拘束される食堂のおばあちゃん・・・・


トラブルが起きた時こそ食事だという工場の班長の言葉に「なぜおばあちゃんが拘束されるのを黙ってみていたんだ」と思わず声荒げるパクチーム長。周りに味方のいない中、食堂のおばあちゃんだけは、彼のオフィスに特別な弁当を届けていたのだ。彼女の温かさをありがたく思ってこその怒りなのだが、何も知らない会社のメンバーとの溝はますます大きくなるばかり・・・


おばあちゃんは「相手方と48時間以内に示談にならなければ、拘置所に送られる」とパクチーム長から聞かされたミス・リーは身寄りのないおばあちゃんを助けるべく、相手が入院している病院を探し出そうとする。
耳の悪いおばあちゃんは事情が分からず、我が家のように思っている工場に何かあったらとの思いで差し押さえメンバーの頭を殴っただけだと訴えるも、相手方の心証は当然よくない。


そんな中、社長はコンテナボックスでの隠れた生活が身体にこたえたのか倒れてしまう。
病院にも来ない社長の息子に、彼が知らない社長の姿を教えようとする部長だが、家庭を顧みず仕事だけの生活だったのに、結局会社も守れず、自分だけ逃げた父親がどうしても許せない息子の心が簡単に変わるわけもない。父の生死を心配していたにも関わらず、社長が連絡を取っていたのは一緒に会社を売り払おうとしていた経理部長だけだったのだから・・・(出してもらった学費を返すだけが息子として出来る事という彼の気持ちも良く分かる・・・)


おばあちゃんを助けるべく、こっそりと動くパクチーム長だが、相手の心を動かしたのは、おばあちゃんとミス・リーが書いた手紙だった。「私たちにはこの工場が最初の職場で、最後の職場になるかもしれません・・・」と工場を守りたい気持ちが強すぎて迷惑をかけてしまった・・・と拙い言葉の手紙が相手の気持ちを動かしたのだ・・・(相手も闘病後、職場復帰してすぐの現場でこのようなトラブルに巻き込まれたので、やや硬くなになっていたとの事・・・このドラマ、こういうエピソードがあちこちにあり、ちょっと泣かせる・・・)


リヤカーを引き、ごみ集めをしている最中に社長の車にぶつかり、「車の修理代替わりに会社で働け」と社長に言われたことがきっかけで会社で働くことになったおばあちゃん。社長も耳の遠いおばあちゃんの身体を心配して工場に連れてきたのだ。
この社長もなかなかの苦労人で悪い人ではないのだ・・・