TM電子の息のかかったライバル会社はチョンイル電子に合併話を持ち掛けるも、「私たちは自分達だけで最後まで頑張りたい」と社員の総意を堂々と宣言するミス・リー。
皆の気持ちを代弁しなければという気持ち、部長から「ジナを乗り越えろ」と後押しされたこと、姉からかけられた言葉。。。全部が彼女を後押ししたのだ。パクチーム長からは「何を考えているんだ・・・」と詰め寄られるも、ミス・リーの気持ちは揺るぐことはない。
パクチーム長も気持ちはチョンイル電子にあっても、TM電子が相手ではどうすることも出来ないことが分かっているからこその苦しい提案。
無料の試供品返品も7%とかなりいい数字も出る。営業の頑張りで通販番組の枠も獲得することが出来た。品質に自信のあるチョンイル電子としては、皆に製品の良さを分かってもらえたら何とかなるということだけが拠り所だ。
その一点にかける社員の頑張りだけでなく、社員のプライベートの辛さが一緒に語られるのがこのドラマ。離婚して別れて暮らす娘のためになんとか生活費をキチンと送金したい社員・・・受験生の娘を塾に通わせることも出来ずに苦しい思いを抱える生産チームの班長。
仕事もなかなか好転しない中、プライベートもなかなか厳しいもの。そんな気持ちを隠したり隠さなかったりの会社員生活の悲哀は、ちょっと切なくもなんだか頑張ろうと背中を押される気持ちにもなる。