再び出会ったドヒに「これは偶然じゃなく運命だ」となんだか格好をつけて宣言するも、「同じように初恋に敗れた者同士 何度も再会しているんだから運命だ」と、同じ境遇の者同士が出会った事が運命ということらしい。(まぁ本当でもあり、若干の照れ隠しもあり)
そんなヘギョンに「じゃあ 私たち友達になりましょう」とこちらも突然宣言することになるドヒ。
「友達になろうね」なんて小学生が新学期に交わす台詞だと思うのだが、この二人、いい大人なのに色々面倒になりたくないからと警戒しあっているため、なんだか面倒臭い約束事が必要な様子。
ただ、この時点でドヒは、「初恋の人から誘われたが結局はレストランから逃げ出した」などと詳細に説明ずみなのだ。もうすっかり友達よりも親しい他人同士になっているではないか。まぁ二人ともそれを認めるのはなんだか照れくさいので、食事はするけれどもプライベートは詮索しない(もちろん大人のお付き合いもなしだ!)などと、口頭で約束を取り交わし、[dinner mate]になる事を約束するのだ。しかもお互い楽しそうに相手からの連絡を待ち、二人とも第三者が見れば「新しい恋人出現」という雰囲気を醸し出し、食事を一緒に取る日を楽しみに待つのだ。
本格的に恋が始まる前の一番楽しい時期はやっぱり心躍るものらしい。
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しかし、二人の前にはそれぞれの初恋の人が立ちはだかる。
留学すると言い残してドヒの前から消えた元恋人はどうやら留学には行かなかった様子。コンテンツ会社の女社長もそれを知りながらも、仕事のために彼を招聘したらしいことが分かってくる。そして5年も離れていながらドヒとやり直そうとするのも、その5年前に何か秘密が隠されているようだ。そしてドヒの元恋人が新コンテンツの出演者として白羽の矢を立てたのが、ヘギョンの元恋人でフィットネストレーナーのノウル。
(この元恋人コンビにも「初恋の人に固執する」という共通点ありだ・・・)
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サムギョプサルで初めての食事会を楽しむヘギョンとドヒ。ノウルのフィットネスクラブでの母親の詐欺まがいの事件が引き起こした怪しい輩の出現トラブル等で邪魔は入るものの、事が収束すればキチンと彼女の元に戻るあたり、ヘギョンもドヒを気遣っている様子・・・・
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ストーリーがストーリだけに食事シーンが多種多様で楽しい。
シーズンメニューの雲丹が美味しそうなお店もいいし、野外で楽しむサムギョプサルもこれからの季節には楽しそうだ。ビール派の私は焼酎でなく生ビールだなと思いながら楽しく鑑賞・・・・