SHINHWAヘソン 飲酒検査拒否で逮捕=泥酔して他人の車を運転
韓国ドラマを見始めた十数年前は、「なぜ?」と思う事が色々あった。
ドラマのストーリーの収拾がつかなくなったりすると登場人物の突然の記憶喪失や、秘密をばらしてしまいそうな人が突然の交通事故で亡くなり、死人に口なしという状況になったりするという重めの「なぜ?」もあれば、寒い冬の場面で、登場人物たちが飲食店に入っても誰もコートも脱がずに食事を始めるのはなんでだ?と軽めの「なぜ?」もあった。
そんな中、食事でお酒を飲んでいるシーンの直後に、飲酒していたはずの登場人物たちが普通に車を運転して帰宅というシーンも割と頻繁にあり「あれはいいんだろうか?」とちょっとざわつくような「なぜ?」というシーンもよくあった。
ソウルでは日本よりも車通勤の人が多いせいか、経済的に苦しい主人公が掛け持ちでバイトをやり、夜のバイトが運転代行という設定はとてもよくありがちな設定だ。代理運転を頼むのが一般的なら頼めばいいのに・・・と思うのだが、これが日本人なら?と思うような酒と運転の場面がセットになっていたりする。
比較的よくあるのは、傷ついた主人公がが屋台で一人酒を飲んだり、バーで一人酒を飲んだ後、悲しい気持ちで車を走らせ、漢江沿いに車を止めて一人考えたりする場面。
確かにさっきまで悲しい顔でグラスを傾けていたはずなのに、なぜ車を運転しているのか?
また、たとえば、恋人同士お酒を飲んだ後のはずなのに、恋人の家の前まで車で送り届ける場面・・・・何度見ても不思議で仕方ないことの一つだ。
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芸能ニュースをチェックしていても、芸能人の飲酒運転の記事を時々見かける。飲酒運転が原因でドラマを降板という話題も一つや二つではない・・・
ちなみに私が持っている、慣用句を学ぶテキストには「面の皮が厚い」の例として、『飲酒運転を何度もしているのに、そのたびに少し休んだだけですぐドラマに復帰する俳優』に対して「反省が足りない・・・面の皮が厚すぎる」と苦言を呈する場面があった。よくある話だということなのか・・・・
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今、ネットフリックスで放送されている韓国ドラマに『いわゆる飲んだ後の運転シーン』があるかどうかはチェックしていないが、10年ぐらい前まではそういうシーンは結構頻繁にあったと思う。