私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

花が咲けば、月を想い 第9,10,11,12話

2022-10-13 21:25:15 | 花が咲けば、月を想い 韓国ドラマ

ロソが密売酒業界に乗り込んだ事で、街の密売酒業界を取り仕切っていた黒幕が面白いわけがない。更にはヨンは密売業者撲滅に動く役員。黒幕にとっては二人は邪魔者だし、ヨンにとってもこの黒幕は過去の暗い思い出とつながっているらしい人物だ。

邪魔者を消そうとする黒幕にヨンが連れ去られた事を知ると、酒を積んだ荷台のまま突っ込みヨンを助けるロソ。逃げる途中で二人は黒幕たちが地下にトンネルまで掘って街にこっそりと酒を運び込んで来た事実を知る。密売を生業にしている彼らの本気度は半端なく、ロソ達新参者を受け入れるわけもない。世子は自分の地位を利用して宮廷でロソを匿う事を計画するものの、結局は黒幕に拉致された彼女をヨンと一緒に助けに行く事になるのだ。自分のテリトリー外での世子の活躍にポテンシャルの高さが見える。宮廷で一生を終わるには勿体位だ。

黒幕に自分たちが苦しめられていたことをはっきりと知るロソ達は復讐を決意。タガが外れた人間たちの底力は、権力者に指示を仰ぐ密売黒幕たちをもしのぐものになる。
そんなロソ達の行動を見ていたヨンも心を決める。
エジンに結婚しない事を告げ、ロソとの道を歩もうとするのだが、なんとすでに婚姻話は立ち消えになった後。
(若者の思いとは別に権力を握りたい老体たちは自分たちのいいように若者の未来を動かそうとしているのだ)

そして黒幕は、本当に戦わねばならない権力者でなく、なんとヨンに刃を向けるのだ。怒りの矛先が完全に間違っているではないか・・・

ヨンが亡くなったと知り、ロソが選んだ道はやっぱり破天荒なものだった。
彼の死が信じられない彼女は、そっくりな指名手配の張り紙が作成されているにも関わらず、都に入って状況を確認する事を選択。
それを手伝うのは同じように行動が破天荒なお嬢様エジン。
どうしても憧れの君に会いたい彼女は家出を決行。都に入る手立てがないロソの為に「自分を人質にして都に入る」というおとり作戦を提案するのだ。

一命をとりとめたヨンは、とんでもない行動をするであろうロソを自分が見つけるために、回りの人を巻き込んで彼女を救出する作戦を企てるのだ。
ちょっと小柄で小顔なロソヨンコンビは、周囲の皆に助けられて再会。

しかし、再会したからといっても、ロソがお尋ね者であることには変わりなく、更に自分を助けてくれたのがロソの父親である事も彼女に打ち明けられないヨン。あの日、あの寺にいた者は、隠れていた子どものヨンを除いて全員皆殺しにされたのだ。更にロソの父親は亡くなった世子の兄の警護担当。彼女が遺族であることが分かれば、今でも危険が及ぶ状況だし、更にヨンが目撃した傷跡でない別の深い傷のせいでロソの父親は絶命したのだ。何か別の大きな力が動いている事は、それからだけでも良く分かる。

再会したからといって、簡単にめでたしめでたしとはいかない状況なのだ。

*****
ちょっと小柄で小顔なロソヨンコンビ故、全体的にホンワカとした雰囲気のドラマだ。