私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

リメンバー・ミー

2018-03-17 21:05:23 | 映画鑑賞

家訓で音楽を楽しむことを禁じられていても、こっそりとミュージシャンに憧れる少年ミゲル。

死者の国に住む死者が、年に一度、人間の住む世界に戻ることが出来る「死者の日」に、伝説のミュージシャンのギターを弾いたことがきっかけで、逆に死者の国に迷い込んでしまうミゲル。

音楽を楽しむことを禁じたひいひいおばあちゃんに、ミュージシャンになることを認めてもらい、元の世界の戻りたいミゲル。

その少年ミゲルを助けて、自分自身も離れ離れになってしまった家族にもう一度会うことを願うガイコツのヘクター。

ポップでカラフルな死者の世界に、私が思う死後の世界のイメージはない。甦る魂はあまりにも身近で、死者との距離感が私の感じる距離感とは全く別ものであることにも驚かされる。

しかし、ポップな色使いや軽やかなリズムだけかと思ったら、ヘクターの抱える謎が解き明かされる後半のストーリーは、なかなか厳しいもの。

しかしそんな切ないお話も、どこまでも明るい色使いで描かれるのだ。

*******

オリジナルのタイトルは「ココ」しかし邦題のリメンバー・ミーの方がストレートで分かりやすくもありながら、ネタバレにもならず、ポイントが高い。

 

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香港映画 強まる本土色 (追記あり)

2018-03-15 18:48:32 | 香港(香港映画&中華明星)

タイトルにした☆香港映画 強まる本土色☆は、昨日の日経新聞の夕刊に掲載されていた記事のタイトルだ。
大陸のお金とパワーに飲み込まれている香港映画の未来について書かれた記事だった。
☆☆☆☆

韓国ドラマを毎日のように楽しみ、スンホンネタをブログにあげている為、このブログを時々読んで下さる方は、私のことを韓国芸能好きと思われていると思う。
それに対しては一つも間違っていないのだが、それと同じ位、或いはそれ以上に香港映画好きでもある。
韓国ドラマを好きになったのも、香港経由で各種情報を耳にしたのがきっかけだったし、海の向こうの芸能の世界に興味を持った場合の各種マイルール(情報の仕入れ方や熱の入れ具合のアレコレ迄)も、香港映画を基準に色々考えたりした。
今は情報が溢れているので、関係ないかも知れないが、海の向こうとの付き合い方は全部香港映画が導いてくれたものだった。

☆☆☆
中国人の同僚は、香港も中国だからと言い、大きな大陸からの波に飲み込まれるのも当然と涼しい顔をしていた。
頻繁に香港に出向く同僚も、確実に英語が通じなくなっていると言っている。

香港映画好きとしては、地元密着の映画作りの道を探そうとする関係者を応援したい。

 

追記・・・

******杜汶澤(チャップマン・トー)*****

新聞記事の中で、「香港映画は即興や奔放さが持ち味。地元の文化を題材にした広東語映画を作るのは、香港に生まれ育った者の社会的責任だ。」との言葉が紹介されているチャップマン・トー。彼の出演している映画は何本も見た。レオン・ライのコンサートに行った際には、歌に専念するレオン・ライの代わりにMC役を務めたりしていた姿も懐かしい。

どんな風に応援する気持ちを表したらいいのかわからない・・・私にできるのはこんな風に思っていることをここにつらつらを書くこと位なのがやや寂しい。

 

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先にキスからしましょうか? 第13,14,15,16話

2018-03-14 21:18:40 | 韓国ドラマ さ行

ムハンの仕事帰り、偶然を装って彼と同じバスに乗り込み、彼の隣に座るスンジン。
「偶然も何度も重なれば運命になるわ」という彼女の言葉と、バスの中で眠る彼女の横顔を見ながら「君を愛してみることにする」と突然彼女に告白するムハン。
何かを決心したような彼の口調に驚きながらも喜びを隠せないスンジン。
近づいた動機は正直に告白できないが、いくら崖っぷちな彼女でも、だまそうと思って近づいたわけでもない。そして彼女も、愛犬を亡くしたムハンの隣に寄り添おうとするのだ。縁があって、一緒に過ごす時間が増え、歯車さえ狂わなければ愛情はこんな風に自然に大きくなっていくものなんだろう・・・

しかし、二人の間には邪魔も多い。スンジンを心配するあまりムハンを疑う元夫もそうだし、「お父さんのそばから離れてくれたらあなたを告訴することを止める」というムハンの娘もそうだ。更にムハンの元妻は「彼女は前科者よ。」と冷たく言い放つ。。。
しかし寄り添うと決めたムハンの気持ちは揺れる様子はない。

スンジンもムハンと一緒に過ごした後、「あなたの視線がとても嬉しかった・・・私を求めてくれたこと・・・誰かに選ばれたこと、私も女なんだな・・・私も生きているんだな・・・って」と言いながら涙を流していたから、ムハンのお金にちょっとだけ目がくらんだことをもう忘れたのだと思った。401号室から追い出され、結局行き場がなくて苦学生が下宿するような場所に住む彼女も、スーパーで仕事していることは隠しつつも、ムハンと付き合い続けることを前向きに選択したのかと思っていた。

しかし友人に「愛しているフリをすれば、本当に好きという気持ちが生まれるかしら・・・」などと、揺れる気持ちを打ち明けているところをムハンにこっそり聞かれてしまい、誤解されてしまうことに・・・(友達にやや照れ隠しに話をしていた内容だったはずなのに、まぁ誤解されても仕方ない内容か・・・)


ところが彼女が自分の娘のためにキャリアを生かした仕事にも就けず、さらには安宿のような場所に住んでいることを知ると、ムハンはなぜか突然「結婚しよう」と怒りに任せて彼女にプロポーズするのだ。

医師から余命を告げられ、5月までは生きられないだろうと言われたムハンに、まだ死ぬという実感はない。。。しかし、愛犬ビョルも亡くなってしまった。実感はなくとも死は確実にやってくるのだ。
「私は彼の寄生虫・・・」というスンジンの言葉を聞きて、どんな思いで怒りながら彼女にプロポーズしたのだろう....

*****

亡くなった娘の事を思い出しながら、涙するスンジンの姿。怒鳴りながらも彼女の居場所を確認しようとするムハンの姿。大人が心を痛めながらも誰かそばにいてくれる人を探そうとする姿を見ながら、切なく、そして身につまされる。

 


スンホン ネイバー記事検索 (スンホンがソ・ジソプに「いま、会いにゆきます」)

2018-03-13 21:35:39 | ソン・スンホン(宋承憲)

定番の試写会情報記事。

スンホンの盟友 @ソ・ジソプとソン・イェジン主演の映画@いま、会いにゆきますの試写会記事2本。

スンホンが春らしいコートで手を振る写真が掲載されている記事

ソン・イェジンの友人たちが集まった顔面偏差値が異常に高い華やかな写真が掲載されている記事

こちらの記事の写真の奥には小さくスンホンも写っている。

この映画、公開前から随分話題になっているようなのだが、私は残念ながら話題になった日本版も未見・・・・

 

 

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パク・ユチョン ファンミーティング アンド ミニコンサート イン ジャパン 続き・・・

2018-03-12 21:35:21 | 韓国ドラマ・映画

ファンミーティングのトークコーナーで@深夜食堂に対する思いを熱く語っているのを聞き、知り合いの韓国人も同じように「深夜食堂愛」を熱く語っていたことを思い出す。「日本人なら当然知っているし、見ているはず」と思ったらしい彼女は、30分ほどこの番組について熱く語ってくれたのだが、私は面白いと言われている事だけを知っているだけで、ドラマは未見。今更見ていないともいえず、見たふりをして彼女に話を合わせてしまった。

あの時、ドラマをチェックしていれば、昨日の話にも、もっと大きく頷くことが出来ただろうに・・・・残念だ・・・・

******

イベント終了後の、お見送りというのも初体験・・・

友人はかなりうっとりしていた様子。私は、「イベント会場出口で帰るファンの人達を本人がお見送り」というシステムがどこか珍しく、ボディガードの人をみたり、スタッフの人の配置などを確認してみたり。。。。

色々楽しかった日曜日の午後は、こんな風に終了・・・・

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追記

会場は、武蔵野の森 総合スポーツプラザ メインアリーナ

3Fスタンドから見たのだが、高さがあり、さらに舞台に近い場所だったので非常に見やすかった。

オリンピックの際はここも競技会場になるのだろう・・・

 

 

 

 

 

 

 

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パク・ユチョン ファンミーティング アンド ミニコンサート イン ジャパン

2018-03-12 06:53:02 | 韓国ドラマ・映画
土日とも参加するはずだった友人が、日曜日事情で行けなくなったとの事で、昨日の午後、突然の代打参加となった。 オープニングの曲を歌った後、微笑みながら発した、今日は泣かなかったという言葉の意味を、やはり両日参加の別の友人から、昨日は、オープニングの三曲が全然歌えなかったなどと逐次解説してもらいつつ、2時間のイベントを楽しむ。 韓国語で一生 ユチョンファンと描かれた友人お手製の団扇を託されて振りながら楽しんだのだが、当日券の販売もあった会場内は、上の方にチラホラ空席も見えた。 それでも、色々あり、除隊後直ぐに仕事を再開出来なかった事を考えると、イベント開催をファンの人は喜んでいると思う。 ユチョンの映画を観たくて、一人渡韓したファンの方が紹介されていたが、その静かに熱い気持ちは私もよくわかる。 オープニングのファンへのメッセージの主語が、自分であったり、ファンと自分を指す僕達になったりするのは、本人も周りのスタッフも今後の活動の方向性を逡巡している現れだろう。 今後も、熱いファンである友人の隣で、時々見守ろうと思い、映画のタイトルを連想させる@今会いに行きます。という言葉で終わるメッセージを聴きながら、色々考える。

推理の女王 シーズン2 第3,4話

2018-03-10 20:31:05 | 韓国ドラマ さ行

引っ越したばかりの部屋が放火され、焼け出されることになってしまうワンスン。心配し駆け付けるソロクの前でカップ麺など食べて元気な姿を見せるものの、怪我もしていることに変わりはない。現場を確認し、発火に使った薬剤が違うことなどから、本物の放火事件の手順を真似た模倣犯が起こした事件だと推理をするソロク。

防犯カメラなどを確認して、近所の薬局の薬剤師が怪しいと目星をつける二人。薬局を経営しているなら、店にある薬を使い、コンビニでタバコとライターを準備すればいいと、薬剤師である妻を疑う二人だが、ネットで発火剤の作り方を真似して放火をしていたのは、小学生の息子だったのだ。

弁護士の父は家庭を顧みず、薬剤師の母からは勉強を強要され、小学生の息子は「火事になれば、学校や塾の授業は休みになる。。。」とストレス発散の軽い気持ちで放火犯のやり口を真似していたのだ。

屋上から面白半分に放り投げた火をつけた瓶は同級生の母の上に落ち、自分の母親が炎に包まれる姿を見ることになってしまう小学生の少女・・・・

*****

未成年だし、父親は弁護士だ。さらに子供は自分のやったことの大きさなど理解しておらず、の気持ちなどない・・・・しかし、このまま男子小学生が反省しないのでは、コメディな推理ドラマが重苦しい展開になってしまう。ワンスンの事情聴取の技術と、母を思いながらも、恐怖で母の顔を見られない同級生の少女の気持ちに男子小学生が気づいたことで、なんとか模倣犯の放火事件は解決・・・・

更に名誉警察官は本当の警察官でないと気づいたソロクは、キチンとした方法で事件解決に尽力出来るように、改めて法を学ぶことを決心した様子。

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キム・ギドク

2018-03-09 22:16:43 | なんということはない日常

“巨匠”キム・ギドク監督、女優に続き女性スタッフにも性的暴行か…妊娠・中絶との証言も

 

敬愛する監督だったので、色々思うことがある。

一番好きな作品は@悪い男なのだが、その主演であるチェ・ジェヒョンも同じようにセクハラでドラマを降板している・・・・

色々なことを思わずにはいられない・・・

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72時間 帰らない

2018-03-08 17:59:39 | なんということはない日常
「大地震、災害時は 72時間帰らない」という中吊り広告を地下鉄で見かける。

同僚は職住近接型の人が多い為、多分皆歩いて帰ることだろう。
それともこの運動は、たとえ移動に苦労しない距離でも、混乱を避ける為に無闇に動かないという事なんだろうか?
いずれにせよ、会社にいる際に何か起きたら、私は待機しなければならないだろう。

フロアで一人、72時間過ごせるかどうかを考えてみる。
とりあえず、引き出しに入っているお菓子を保存食に切り替えよう…

先にキスからしましょうか? 第9,10,11,12話

2018-03-07 21:20:00 | 韓国ドラマ さ行

スンジンの不眠症を心配して部屋に来るように声をかけたムハンの言葉の意味を色々推測し、歯ブラシを持参して501号室を訪ねるスンジン。
スンジンに好意を持っているものの更に一歩進むことを躊躇するムハンと、彼の財産にちょっとだけ心が動き二人の仲が進展することを望むスンジンの思いはやや空回り。この場合、部屋に呼んだ方がその場の責任を取った方がいいと思われるが...今更のように「腕枕をしようか?」など言っても「結構です。」とスンジンに断られるのもある意味当然の流れ。
しかし、ムハンもスンジンの行動を勘違いしている彼女の元夫の妻に「昨日は彼女と一緒だったから・・・・」とスンジンの行動が誤解されないようにキチンと説明してくれるのだ。ムハンの行動は基本的に常識のある大人の男性のそれなのだが、何か心に引っかかるものがあり、それがスンジンとの仲が進むことにストップをかけている様子。
スンジンの元夫がこっそりムハンの行き先を探ると、それがムハンの父親が眠る墓地だったりするのだ。(その墓地にはスンジンと彼の幼い娘も眠っているという偶然・・・)
「命日は夏なのに、なんでお墓参りに行ったんだ?」という親友の問いかけに、言葉を濁すあたりに彼が一人で抱える秘密がありそうなのだが・・・
なにも知らないスンジンは、ややお金に問題ありのアラフォー女性らしい積極さで、ムハンとの関係を進めようとするも、スンジンを退職に追い込んだ彼の娘が突然訪ねてきたり、死期が近い彼の愛犬ビョルの状況を知らずにただの行儀の悪い犬だと思ってしまったりとなかなか思ったような関係にはなれない。
そんな間に自分の住む401号室からは荷物が運び出されてしまい、職もなければ住む場所も無くなってしまうのだ。
占有しない程度に元自分の部屋で過ごすことにし、CAの経歴がありながらも、近所のスーパーでパートをすることにするスンジンだが、何も知らないムハンは「再就職を記念して食事に行こう」と優しく声を掛けてくれる。
(ちょっと喧嘩した位で、ずっと口を利かないというのは若い男女の喧嘩の仕方。アラフォーの二人にとっては、ちょとした喧嘩言い合いもまぁコミュニケーション
うちなのか・・・)
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エンディングで毎回小出しに出される情報を見るたび(今回は、彼女の借金をムハンが肩代わりしていたことが分かる・・)ムハンがどんな気持ちでスンジンの前に現れたのか色々考えてしまう。


特捜部Q 自撮りする女たち

2018-03-06 21:22:02 | たまに読んだ本

特捜部Qシリーズの第7弾。

女性を狙ったひき逃げ事件、更には老女殺害事件と過去の事件の関わりを中心に、結果的には特捜部Qチームはいくつもの事件を平行して追う展開。しかし今回は現在の事件というよりも、特捜部Qチームのメンバーであるローセの事件がチーム内に大きな影を落とす。

現在の事件は、自撮りする女たちが道を外れていく過程が非常に傲慢であり、自意識過剰だ。恵まれない環境にいる不満を、別の誰かを卑下することで解決しようとする展開は、目をそらしたくもなる。しかし、シリーズ物のいいところは、現在の事件を追いつつも、チーム員の人生を感じる事が出来るところだ。

やや理不尽な事件に対するフラストレーションとともに、チーム員のローセを助けようと尽力するメンバー達の友情がシンクロする。

シリーズ物の醍醐味を感じさせる1冊だ。

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特捜部Q―自撮りする女たち― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

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早川書房

推理の女王 シーズン2 第1,2話

2018-03-05 21:31:20 | 韓国ドラマ さ行

若干コメディ寄りよりになって帰ってきたパート2。
ソロクが離婚してシングルとなったものの、刑事のワンスンとコンビを組んで町内の事件解決に励むというストーリーはそのまま。
パート1と違うのは、二人の関係が推理コンビというだけでなく、私生活上もカップルになるか?という展開が入っていることなのだが、そこは簡単にカップルになるわけがなく、ワンスンが購入し、ソロクに渡すはずだった指輪は酒の勢いでどこかに行ってしまったらしい。
カップルの問題は、また後で解決するとして、警察官の試験を受けたソロクは試験結果を待っている間もワンスンとコンビでカード詐欺の捜査に従事。
しかしカード詐欺はあっという間に結婚詐欺であることが判明し、ソロクは義母と仲良くなるというパート1を彷彿とさせる展開の中で結婚詐欺師一味を摘発するというなかなか話題性のある事件を解決。
警察官の試験には不合格となるものの、この事件解決のおかげで「名誉警察官」となり、警察バッチを手に入れるのだ。しかし、この警察バッチは市民に見せる時にしか効力はなく、署内にも入れないという中途半端なもの。
しかし、事件をかぎ分ける嗅覚はバッチが名誉バッチでも関係ない。
放火犯人の行動を町内地図で確認して犯人逮捕に至る経緯はパート1と一緒だし、警察内部で手柄をちゃっかり横取りしようとするメンバーがいるのもお決まりの展開だ。