家訓で音楽を楽しむことを禁じられていても、こっそりとミュージシャンに憧れる少年ミゲル。
死者の国に住む死者が、年に一度、人間の住む世界に戻ることが出来る「死者の日」に、伝説のミュージシャンのギターを弾いたことがきっかけで、逆に死者の国に迷い込んでしまうミゲル。
音楽を楽しむことを禁じたひいひいおばあちゃんに、ミュージシャンになることを認めてもらい、元の世界の戻りたいミゲル。
その少年ミゲルを助けて、自分自身も離れ離れになってしまった家族にもう一度会うことを願うガイコツのヘクター。
ポップでカラフルな死者の世界に、私が思う死後の世界のイメージはない。甦る魂はあまりにも身近で、死者との距離感が私の感じる距離感とは全く別ものであることにも驚かされる。
しかし、ポップな色使いや軽やかなリズムだけかと思ったら、ヘクターの抱える謎が解き明かされる後半のストーリーは、なかなか厳しいもの。
しかしそんな切ないお話も、どこまでも明るい色使いで描かれるのだ。
*******
オリジナルのタイトルは「ココ」しかし邦題のリメンバー・ミーの方がストレートで分かりやすくもありながら、ネタバレにもならず、ポイントが高い。
Coco Trailers & Film Clips | Disney
|
|
クリエーター情報なし | |
Walt Disney Records |