BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

葬送のフリーレン 第138話 『逆賊』 感想2:この帝国編は『フリーレン』の物語の大きな転回点になりそうな予感がする。鍵は「女神の魔法」!

2024-11-20 21:03:18 | フリーレン
感想1もあります)

今回、きちんとこの帝国編の舞台にゼーリエが降り立ったわけだけど、そこで、彼女が見た、全く本人の面影を伴わない「フランメ像」の姿から、この帝国編が、単なる現在の「大陸魔法協会vs帝国」では済まない予感をさせてきた。

だって、これ、どう見ても、魔法における「人間の時代」を先導したフランメに対するゼーリエの感情抜きでは語れないものになりそうだから。

つまり、「大陸魔法協会vs帝国」とは「ゼーリエvsフランメ」の争いでもある。

あー、こんな大事な場面が待っていたのに、フランメ役のCV田中律子がお亡くなりになったのは、本当に残念。。。

で、その「ゼーリエvsフランメ」の構図に対して、千年の長さで両者を知るフリーレンがそこに居合わせるというめぐり合わせ。

というか、多分、ゼーリエは、フリーレンと再会したことで、フランメの偉業に改めて対峙しようと思って、自ら帝国の地を訪れたのだろうけど。

とまれ、ゼーリエもフランメも知るフリーレンがその二人の因縁にどのような解釈を加えるのか。

フリーレンは「人間の死」の意味を探求し続けている過程にあるだけに、はなから人間を格下とみなしているゼーリエとは異なる見方を示すだろうし。

逆に、そうした「ゼーリエvsフリーレン」の、人間をめぐる解釈の違いに対して、フランメは千年前に仕掛けを施していたのかもしれないし。

どうなるかね。

ただ、今回の帝国編が面白いのは、実は、その「ゼーリエvsフランメ」の対立をも超越してしまうであろう要素として、「女神の魔法」を操る僧侶が加わっていること。

影なる戦士の側に僧侶がいるだけなら、この主題はそれほど前にでなかったかもしれないけれど、ここでわざわざザインが再合流したってことは、つまりはそういうことだよね。

女神の魔法が、そうした「ゼーリエvsフランメ」の対立を超える解決策を示すはず。

どうやら「影なる戦士」は、帝国の理念に殉じることを選んだ「逆賊」ということだから、その理念のところにきっと初代皇帝に影響を与えたフランメの思想が流れ込んでいるのかもしれない。

それを解きほぐすうえで、フランメを知るゼーリエやフリーレンが必要で、ただ、それだけでは足りなくて、女神の魔法が重要な役割を担う。

「女神の魔法」は、いわば「原初の古代魔法」のようなもので、「人間の魔法」はもとより「エルフの魔法」でも理解できない謎の部分をもつ。

フリーレンはもっぱらゼーリエが馬鹿にする「民間魔法」の収集に勤しんできたけど、多分、そうした民間魔法の中には「女神の魔法」の残滓のようなものが残っているのだろうな。

それがきっと、フリーレンにゼーリエとは異なる魔法に対する理解を与える。

フリーレンはすでに、女神の魔法の力で過去にタイムスリップする、という経験もしているし。

女神の魔法の意図のようなものに何らかの気付きがあるようにも思えるし。

いずれにせよ、「女神の魔法」の存在が、この帝国編の決着に重要な役割を果たすのだろうな。

なんだったら、その鍵をもたらすのが、今回の一件では魔法協会側からも帝国側からも厄介者扱いされているデンケンあたりが、まさに宮廷魔法使いという特権を駆使して見つけた、フランメの手記?だったりするのかもしれないw

デンケン=思考、だしねw

いやー、面白くなってきたw

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葬送のフリーレン 第138話 『逆賊』 感想:影なる戦士は今や逆賊の独立愚連隊。その中にやはりザインが探す「ゴリラ」がいる模様・・・

2024-11-20 21:02:48 | フリーレン
感想2もあります)

前回、なんとか、影なる戦士たちによる強襲をいなし、残りの大陸魔法協会の面々と再会を果たしたフリーレン一行。

途中で、随分前に別れたザインが合流するという僥倖に巡り合わせたものの、敵の影なる戦士の実力の程には驚くばかり。

しかも、その影なる戦士、実は今では、帝国内でも「逆賊」扱いの独立愚連隊の模様。

いつの間にか、帝国の行く末を案じて、その愛国心から勝手に帝国に仇なす者を、あるいは、仇なすであろう者を、人知れず始末する「暗殺者集団」に成り代わっていた。

その「影なる戦士」に狙われるゼーリエの護衛に回る大陸魔法協会の側も、行動しにくくなる。

ある意味で、魔導特務隊を含めて、影なる戦士、大陸魔法協会、の三つ巴の抗争になってしまっているから。

つまり、帝国の腹づもりがどのあたりにあるのか、常に仮定しながら、敵と相対していかなくてはならない。

しかも、可能ならば、できるだけ闇に隠れた形で、ひっそりと敵を撃退する。

表沙汰になれば、治安維持のために魔導特務隊も出動も促してしまい、結果、魔導特務隊と影なる戦士を、さながら、前門の虎、後門の狼、という具合に対処しなくてはならなくなるから。

ゼーリエの暗殺を阻止する側に魔導特務隊を、少なくも表向きは向かわせておかないとまずい。

つまり、戦闘の実働部隊だけでなく、諜報活動や、それを通じた政治交渉すら必要になるかもしれない。

前回のフェルンのように、デカい魔法をぶっ放して終わり!とはなかなかできない。

うーん、むずい。


で、その上で、ゼーリエ自身の気分が、帝国を、いわば弟子のフランメが残した子どものように捉えているフシもあるから、ややこしい。

ただの強力な魔法を使う敵であれば、ゼーリエが負けるなんてことはないのだろうけど、ともすれば「気が緩む」瞬間がゼーリエにすら起こりそうで怖い。

だって、大陸魔法協会vs帝国、って、いわば、ゼーリエvsフランメという子弟の代理抗争みたいなものだから。

で、ここでフリーレンというジョーカーが効いてくる。

だって、ゼーリエとフランメのリアルな師弟関係を知るのは、おそらくはフリーレンだけだから。

となると、フリーレンしか読めないし、理解できない、ゼーリエの行動が、きっとどこかで生じるはずで・・・

結構危うい橋を渡りそう。

で、そこに、魔法協会のスパイとして帝国に潜入したリネアールの暗躍が絡んでくる。

今のところ、ゼンゼたちは、リネアールを自分たちのスパイと考えているけれど、これ、二重スパイの可能性もあるのではないか、と思ったり。

そうなると、勝手連的に動くであろうデンケンがどこかで登場しそうだし。。。

その上、最後のコマを見ると、どうも影なる戦士たちの中に、ザインが探す「ゴリラ」も加わっていそうで、となると、ここにも別口の、旧友対決が発生する可能性もある。

なんだか、ものすごい数の駒が盤上に配置されたところで、次回以降、魔法協会vs帝国の戦いが勃発しそうで、結構、ビビる。

こんな感じで、かなり物語的には面白くなってきただけに、事実上の隔週連載がキツイ。

一気に読みたいんだけどなぁ。。。


感想2へ)

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転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第184話『あ?』 感想:そうか、やっぱりレンたちの危機に駆けつけたのはギザルムだったかw

2024-11-20 12:16:48 | 第七王子
うん、前回の予想通りw

やっぱり、レンたちの窮地に駆けつけたのはギザルムだった!

そりゃそうだよね、ここでバビロン同様、ギザルムへの耐性をつけないと、この先、暗殺ギルドの面々とギザルムのやり取りがギクシャクするからねw

まぁ、たとえ助けたとしてもギクシャクするのは間違いないけどw

で、時計の針を戻すと、前回の最後で、ウロボロ一番の奥義?「魔剣ネメシス」を浴びたサタナエルだったけど、堕天使がそれくらいで倒されるわけもなく。

結局、レンたちは、サタナエルの神器「沃懸地螺鈿金剛装神輿(いかけじらでん・こんごうそうしんよ)」w(大仰な技名だなぁw)によって壊滅状態。

全員瀕死の状態だけど、生かされたのは、ジリエルの力を増大させた存在、要はロイドの正体と居場所を聞き出すためだったのだけど。

それでも、レンは折れない。

で、その窮地に現れたのがギザルムだったw

一応、一撃で、レンもろともサタナエルを蹴り飛ばしていたw

これ、やっぱり、次回、サタナエルvsギザルム、の天使と悪魔の対決になるという流れだよね。

どうも、サタナエルは、ジリエルに力を貸した存在が、神器で魔界峡を倒した存在、すなわちギタンだと思っているようだけど、そうなると、魔族の魔力を持つギザルムは魔界峡を倒した存在とは違う、ということがわかってしまうのだろうな。

で、その流れで、魔族のギザルムに対して、お前の親分を教えろ!とか、上から目線で尋ねて、その「親分」をロイドと勘違いしたギザルムが逆ギレして、そのまま、「ああ?」とかいって、サタナエルをまた蹴り飛ばす展開なんだろうなw

要するに、誤解したギザルムによってサタナエルがボコられる流れw

ただ、なんとなくだけど、サタナエルはただ倒されただけでは終わらなくて、そのままギザルムを慕うことになって、鬱陶しい女としてギザルムにつきまとう存在になりそう予感がするw

まぁ、ギザルムにとってはさらなる災難が増えるということでw

でも、なんか、そういうギャグキャラにギザルムは落ち着く気がするんだよねw

とまれ、次回、サタナエルvsギザルム戦、どうなる?

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トニカクカワイイ 第295話 『続く未来』 感想:「輝夜を恋い慕う6人の物語」がまさか現代でリブートされるとはw

2024-11-20 11:06:49 | トニカクカワイイ
前回の引きからも想像できたけど

みんな大好き、輝夜ちゃんw

今回はこれに尽きるw

問題は、この御伽女子における、輝夜を恋い慕う「6人」の物語が、千年前の輝夜姫の物語とどれだけパラレルなものになるか。

まさか、御伽女子の6人が全員、千年前の6人の末裔ってことはないだろうけど、でも何らかの因縁はあるのだろうなぁ。

でもそれこそが司に託されたプランBだったのかもね。

さて、きもーち、話が迷走し始めている気がするけれど、年内の連載でどこまで収まるのかな?


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カッコウの許嫁 第229羽目 『私の自慢の娘なの』 感想:意外とシンプルに律子が凪との関係を深める話だった。

2024-11-20 11:00:50 | カッコウ
前回の引きから、てっきり、宗助の話がなされるのかと思ってたら、
もっと話はシンプルで、
ただ、律子が、凪を息子と認めることで、エリカが娘でなくなることを恐れていた、

・・・という告白がなされただけだった。

実態は、凪のことも抱きしめたかったのだけど・・・って、
律子、なんだただのツンデレかよ、という感じのオチ。

ただ、こうして、天野家のほうも親の二人が凪を正式に息子として認知したということで、ここから先は、本当に、天野グループの将来の跡取り候補として凪が位置づけられるような扱いになっていくのだろうな。

当然、高校卒業後の進路とあわせて。

ようやくこれで高3編の始まり、ってことかね?


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彼女、お借りします 第354話 『恋心と彼女③』 感想:ホントに、話、全然進まないな。いい加減マジで飽きてきた。

2024-11-20 10:37:44 | かのかり
前回から続くジョイポリスに向かう車中。

正確には高田馬場での乗り換えまでの西武新宿線なのだろうけど、なぜ満員?

しかも雨の中。

これ、冷静に見れば、そんな出勤ラッシュの時間にわざわざ時間を当てた和也の失敗だよね?

って、まぁ、作者的には、電車の中でのやむなき密着場面を描きたかっただけなのだろうけど。

うーん。

これ、相手が八重森だったら、適度におちょくって笑い話にしながらやり過ごすところだろうけど、それが千鶴にはできない。

やっぱり和也も大概だけど、千鶴のコミュ障ぶりもヤバいでしょ。

ということで、なんかコミュ障の二人で雨の中デートに行くとか、それだけでもう無理ゲーなんじゃないかと思ってきた。

傘も別々にさしたあと、互いに「一つの傘で一緒に入る?」ってことを同時に思ってしまうあたりがね。

これ、むしろ、もう、ハリネズミのジレンマ、じゃないの?って思えてきて。

旧エヴァの、シンジとアスカみたいで、かなりキモいな。

一体、この漫画はどこに向かってるんだい?

ここのところ、終幕が期待外れにもほどがある作品が続いたから、これもいい加減、心配。

『呪術廻戦』も『【推しの子】』のラスト3話が酷かったからな。

でもまぁ、この2つはブレイクしたときが確実にあったから、まぁ、ああなっても仕方がないか、半端に引き伸ばさないところはよかった、って思ったけど。。。

でもそういう意味では『かのかり』も、ワンピ並みとはいわないまでも、完全に引き伸ばし状態に入っていて、相当やばい感じしかしない。

自分の中では、最悪の打ち切りエンドだった『グレイプニル』とか、作者の自己満足で終わった『炎炎ノ消防隊』みたいな、見るに耐えない終わり方しか、もう想像できないかな。

なんだったら、もう、和也と千鶴が付き合うことになったところで、和也は麻美に、千鶴は瑠夏に、それぞれ刺されて終わり、というバッドエンドでもいいくらいw

うん、とにかくつまらないんだよ、同居編が始まったあたりからずっと。

なんとかしてほしい。

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