BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔弾の王と戦姫 第13話 『広がる世界』

2014-12-28 16:43:13 | Weblog
うーん、なんとも言えないほど、半端なもので終わってしまったねー。

原作は知らないし、いまだに未読。

でも、第1話をなんとなく見た時は、おー、これ、面白そうじゃん!と思った。

SAO2の最終話の感想でも書いたとけど、このエレン役の戸松遥はいいな~、と思った。豪放磊落というと、女子の形容にはちょっとなんだが、でも、それくらい、腰の座った感じがいいな~、と思ったんだよね。

で、2話や3話ぐらいまでは良かったのだけど、合戦の場面になって以降、急速につまらなくなった。

というか、これ、合戦のパートを、あんな半端にCG使うんじゃなくてく、重要な場面だけけ繋ぐ形で、構成を作り直せなかったのかなー。

CGは退屈、その解説は、画面の勢いを削いで、さらに退屈にする。

いや、単純に見る側は、主人公と戦姫たちの交流やバトルに関心があると思うのだよね。絵的にもそのほうが面白いし。

でも、なんだろうね、真面目に、合戦を含めて群像劇をやろうとして、完全に手に余ってしまった感じ。

残念だなぁ。

キャラの魅力の掘り下げも中途半端なら、
世界観の説明も中途半端。

なので、特段に原作を読みたい気にもならない。
でも、これ、販促アニメとしては失敗、ってことだよね。

せめて、合戦が何のために行われているのか、という背景説明は、速い段階で欲しかったかな。
いや、ティグルの領地が襲われたから、その防衛のために戦う、という最初のところはわかるよ。それが緊急のことであることも。

でも、それ以降の合戦は、最後まで、なぜ戦っているのか、がわからなかった。

まぁ、戦いの理由をティグルが問うことも主題のようだから、そこは、仕方ないのかもしれないけどね。

とはいえ、彼に、領地防衛以上の望みがあるのかどうかも、結局よくわからなかった。

あー、あと、龍の造形があまりにも雑で酷い。
あれじゃ、ただのキメラじゃん。
しかも、別に、龍に意志があるわけでもないので、ただの怪獣どまり。
それを、一生懸命、戦姫が屠るってことをやっても、盛り上がらないよな。

というか、平原という開放空間で、龍と対峙してもそもそも盛り上がらないよね。

せめて、ティグルの弓なみに、謎かけしてくれたらよかったんだけど。。。。

ということで、結局、駄作だった。
まぁ、原作通りにつくったのだろうから、そもそも、原作もつまんないだろうな。

ともあれ、当初の期待が大きかっただけに、終始、原作のあらすじを見せられている感じだったのはきつかった。
サトタツが監督だから、期待してたんだけどな。。。

残念。

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