BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

100万の命の上に俺は立っている 第71話 『自由と報道』 感想:どんどん現実世界に似てきて、きな臭くなっていくなぁ。。。

2022-05-11 13:59:20 | 100万の命
うーん、これは、作者や編集の狙いを超えて、現実の世界の紛争状況とシンクロしてきてるんじゃないの?

もともとはタリ●ンに制圧されたアフ●ニスタンを模した話として始まっていたと思っていたけど、今回、「報道」の重要性に触れたことで、よくいわれる

「民主主義vs権威主義」の争い

という一般フレームに落とし込まれることになってきた気がする。

しかも、前回までに衣宇が、伝統的な権威主義の要である既存宗教の教えに則った「救世主」として、いわば保守派の中の革新勢力の旗頭になったのに対して、

今回の最後で、報道記者についていった四谷&鈴は、民主主義の革新勢力の方に肩入れすることになりそうで。

もっとも、今のところ、四谷の考えは、民主主義支持派のジャーナリストから必要な情報を集めるだけ集めたら、その情報を下に外部勢力の再介入をもたらそうとしているだけなので、四谷自身は、まったく民主主義信者ではない。

となると、どうもこの先、四谷は四谷で、大きなしっぺ返しを受けそうな気がする。

そのとき、グレンダがどうでるか、かなぁ。

彼女、あまりにも察しが良すぎて、怖いところもあるけど、一番、深くまで情報を吟味できるところはある。

しかも、グレンダ自身、同性愛者のジャーナリストだったりするから、人権意識がとても高いし。

今回だって、ジャーナリズムの圧迫のところで、いきなり去年の香●に言及していたし。

なんか、どんどん、現実世界とシンクロしてきてちょっと怖い。

というか、この作品自体、物語の落とし所に対して、ちょっと悩み始めているようにも思えるけれど。

あと、今回の舞台設定が、今までと比べてもファンタジー感が薄いのもちょっとね。

まぁ、最後は、竜とか魔法使いとか出てきて、いつものように魔法合戦や魔物討伐になって終わるのだろうけど。

でも、そうしたファンタジーのギミックでお茶を濁すには、ちょっと設定がシビアすぎるようにも思うんだよなぁ。。。

ホント、どうするのだろう?

でも、きっと今回のクエストの鍵をにぎるのは、新加入の鈴なんだろうね。

鈴の歌声がワイルドカードになるのは、きっと決定事項なのだろうけど。。。

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彼女、お借りします 第234話 『キスと彼女③』 感想: キューピット八重森、降臨!w

2022-05-11 12:54:12 | かのかり
ようやく八重森の登場。

案の定、あれこれ和也から「聴取」を行い、この3ヶ月間の話をまとめて聞く。

で、我らが八重森くんw、笑ったり、泣いたり、叫んだり、・・・と、これもまた予想どおりの百面相wをしてくれて、楽しいw

なかでも、キスをかめはめ波に例えたあたりは、地味にお腹を抱えたw

この子、ホント、表現力が豊かだなぁ、ってw


で、わかったのは、ホントに、あのキス事件以来の3ヶ月間、千鶴と没交渉だったということ。

LINEで呼びかけても、(いまさら)レンタルしようとしても、梨の礫、だという。

でもさー、大学、同じなんだよねー、てか、お隣さんなんだよねー。

ストーカーも何も、すでにお隣さんなんだよねーw

いや、前にも書いたけど、さすがにこのシチュエーションで、さすがに3ヶ月間、接触なし、ってのは無理がないか?

実際、今回の最後で、あっさり、八重森は千鶴をゲットしてたじゃん!

ってことは、単純に和也がずっと引きこもっていただけなんじゃないの?とも思うのだけど。

でも、それにしてもさ、大学はさすがに通ってるよね?

大学に行ったら、木部とか栗とか会うよね?

麻美だってニアミスくらいはしているかもしれないし。

そもそも、3ヶ月間も瑠夏ちゃんが放置しておくはずがないんじゃない?

むしろ、あの荒れ果てた和也の部屋を見れば、いまこそ、仮カノ・瑠夏が女子力を発揮して和也をとりこにすればいいシチュじゃない?

そういうイベントがまったくなかった、というのが、にわかに信じられないんだよね。

もしもそうなら、むしろ、あのキス事件の後で、麻美や瑠夏にもなにかあった、と思うほうが自然だよね。

どうしよう、これで、実は、麻美は木部と、瑠夏は栗と、この3ヶ月の間に付き合うことになってました・・・みたいなオチだったらw

それだってないとは限らないからなぁ。。。

ただ、それにしたって、キューピット八重森が復活するなら、天使墨ちゃんが再登場してもいい頃合いだよね?

なんかなー。

そんな整合性ばかりいったらマンガは成立しない、と反論されそうだけど、でも、このラブコメ?は、作者の画力も含めて、どちらかといえばギャグではなく、リアリズムを追求する方にあると思っていたから、そういう設定のチグハグは、やっぱり気になるんだよね。


ともあれ、次回、八重森がどういう話を千鶴から聞き出すのか。

ことばの直球勝負を得意とする八重森なら、千鶴の本心まで、一気にたどり着くようにも思えるのだけど。。。

てかさ、千鶴は千鶴で、スーパーで人参を手に取っただけで、和也の顔が思い浮かぶわけだから、相当重症の恋煩いにかかっていることは間違いないのだから。

ここは、その千鶴の「大概」ぶりに、是非とも八重森が切り込んでほしいところw

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トニカクカワイイ 第190話 『1400年生きたって…』 感想: 今回は「ポンコツ」がテーマですw

2022-05-11 10:56:53 | トニカクカワイイ
1400年生きたって…、ポンコツなものはポンコツなのさ!w

・・・っていう、司っちの基本スペックwに関する話だった。

まぁ、日常に戻る、ってこういうことだよね!みたいなエピソードw

同時に、時子がナサ君に残したパズルの試練の難易度が更に上がった物語w

でも、逆にそれがナサ君にとってはモチベーションを上げる理由にもなるのだろうから、きっと結果オーライになるのでしょうw

でも、そうなることまで見越していたとすれば、時子、恐ろしい人w

ということで、なんだか死んでからの時子株の上がり方が半端ないw

とまれ、京丸屋敷を後にしてからの日常編リブート!って感じで、微妙にほっこりしたよw

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