(感想1、感想2もあります)
ちょっと気づいてしまっただけど、「空白の2週間」というタイトルは、あまりも「空白の100年」と似ている。
そこから想像できるのは、今回の「空白の2週間」の出来事は、そのまま、かつて起こった「空白の100年」についてのメタ語りなのではないか? ということ。
ベガパンクたちが経験した2週間が、かつての空白の100年に起こったことを圧縮して経験した、一種のアナロジーではないのか?
さらに、ワンピース(ひとつながりの秘宝)の本質とは「空白の100年」の再生を試みるための、バンクレコードを超えるような記憶装置ではないか?
「空白の100年」にあった文明を再起動させる記憶装置が「ワンピース」の正体なのではないか?
だって、ベガパンクたちが今回やったことは、とにかく自分たちが、ヨークの裏切りに気づいていることをヨークに悟らせないようにするために、自分たちの記憶をバンクレコードに残らないように、記憶をわざわざ消したわけでしょ?
ふりかえれば
2週間前に、裏切り者がステラの中にいることに気づく
1週間前に、ヨークが裏切り者だと判明
6日前に、ルルシア王国にマザーフレームで消える
2日前に、ベガパンク放送を収録 その後に記憶を消去
そうして、ベガパンクは、未完のマザーフレームの完成を、未来に委ねた。
未完であるからこそ、希望であると。
その完成?を、ヨークの抑止力として残したリリスに、麦わらの一味に託した。
で、多分、ジョイボーイが「空白の100年」をもたらしたのも、同じような理屈だったんじゃないかな、と。
ジョイボーイがエメトに「覇気の塊」を「イザッテトキ」のために残したようん。
いってしまえば、一種の文明の「封印」。
ジョイボーイは、かつてあった「ある巨大な王国」の出身で、今の世界政府のもととなった20の王国が連合軍を組まなければ対抗できないほど、強大な力をもっていた。
で、伝えられる歴史では、連合軍がジョイボーイに勝って今の世界が成立したとされているけれど、
実は、ジョイボーイのほうが勝手に消えて、連合軍が勝った、というふうに、世界政府が歴史をでっち上げたのではないかな?
つまり、ジョイボーイは敗れたのではなく、自分たち王国の文明を含めて、然るべき時が来るまで封印した。
だったら、おでん様が、ワノ国を再びジョイボーイが訪れるまでに開国しなくてならない、と言っていたのも腑に落ちるよね?
光月トキは、そのメッセージを伝える役割を担っていて、おでん様はその要請にも応えた。
何だったら、実は、イフ様も、もとの出身はジョイボーイと同じ「王国」で、ジョイボーイが封印した「空白の100年」に消えたことになっている文明を取り戻すために、つなぎとして、世界政府を組織したのではないか。
それからその時の連合軍の王族を骨抜きにするために天竜人という特権階級をつくったのではにないか。
要するに飼い殺しだけど、その意図に気づいたアラバスタ王だけが、天竜人になるのを拒んで国のある地に戻ったんじゃないかな?
そういう意味では、ベガパンクが知り得た歴史も完全というわけではない。
むしろこの先の物語、とりわけ終盤における展開に対してミスディレクションとなる仕込みもされているように思える。
そういう意味でも、「空白の100年」と似たようなタイトルして「空白の2週間」というタイトルが付けられたのでないか。
空白の100年について研究していたベガパンクたちは、期せずして、かつてジョイボーイが行ったのと同じことを、今回、繰り返したのではないか。
重要なのは、文明の基盤である知的遺産を、後世の人びとが必要とする時に届けること。
その意味では、ベガパンクが、自分の死後も残すべくものとして島雲製造機「雲フト」を取り上げたのは示唆的なのかもしれない。
ロジャーやおでんといった、かつてワンピースの真実にたどり着いた先達たちは、ワンピースを残したのがジョイボーイであることに気づいていた。
その事実を多分ベガパンクも知っていて、だから、ジョイボーイの残した遺産を手にするのは、ニカの精神を継いだルフィたちであるべきだ、とベガパンクも直感的に思ったのだろうな。
だから、ワンピースは、この先やってくる世界の危機に備えるために、ジョイボーイが残してくれた贈り物、なんだと思う。
そして、その起動には、ニカがいなくてはならない。
そのことを暗示したのが、ニカとなったルフィの危機に再起動したエメトだったんじゃないかな?
ちょっと気づいてしまっただけど、「空白の2週間」というタイトルは、あまりも「空白の100年」と似ている。
そこから想像できるのは、今回の「空白の2週間」の出来事は、そのまま、かつて起こった「空白の100年」についてのメタ語りなのではないか? ということ。
ベガパンクたちが経験した2週間が、かつての空白の100年に起こったことを圧縮して経験した、一種のアナロジーではないのか?
さらに、ワンピース(ひとつながりの秘宝)の本質とは「空白の100年」の再生を試みるための、バンクレコードを超えるような記憶装置ではないか?
「空白の100年」にあった文明を再起動させる記憶装置が「ワンピース」の正体なのではないか?
だって、ベガパンクたちが今回やったことは、とにかく自分たちが、ヨークの裏切りに気づいていることをヨークに悟らせないようにするために、自分たちの記憶をバンクレコードに残らないように、記憶をわざわざ消したわけでしょ?
ふりかえれば
2週間前に、裏切り者がステラの中にいることに気づく
1週間前に、ヨークが裏切り者だと判明
6日前に、ルルシア王国にマザーフレームで消える
2日前に、ベガパンク放送を収録 その後に記憶を消去
そうして、ベガパンクは、未完のマザーフレームの完成を、未来に委ねた。
未完であるからこそ、希望であると。
その完成?を、ヨークの抑止力として残したリリスに、麦わらの一味に託した。
で、多分、ジョイボーイが「空白の100年」をもたらしたのも、同じような理屈だったんじゃないかな、と。
ジョイボーイがエメトに「覇気の塊」を「イザッテトキ」のために残したようん。
いってしまえば、一種の文明の「封印」。
ジョイボーイは、かつてあった「ある巨大な王国」の出身で、今の世界政府のもととなった20の王国が連合軍を組まなければ対抗できないほど、強大な力をもっていた。
で、伝えられる歴史では、連合軍がジョイボーイに勝って今の世界が成立したとされているけれど、
実は、ジョイボーイのほうが勝手に消えて、連合軍が勝った、というふうに、世界政府が歴史をでっち上げたのではないかな?
つまり、ジョイボーイは敗れたのではなく、自分たち王国の文明を含めて、然るべき時が来るまで封印した。
だったら、おでん様が、ワノ国を再びジョイボーイが訪れるまでに開国しなくてならない、と言っていたのも腑に落ちるよね?
光月トキは、そのメッセージを伝える役割を担っていて、おでん様はその要請にも応えた。
何だったら、実は、イフ様も、もとの出身はジョイボーイと同じ「王国」で、ジョイボーイが封印した「空白の100年」に消えたことになっている文明を取り戻すために、つなぎとして、世界政府を組織したのではないか。
それからその時の連合軍の王族を骨抜きにするために天竜人という特権階級をつくったのではにないか。
要するに飼い殺しだけど、その意図に気づいたアラバスタ王だけが、天竜人になるのを拒んで国のある地に戻ったんじゃないかな?
そういう意味では、ベガパンクが知り得た歴史も完全というわけではない。
むしろこの先の物語、とりわけ終盤における展開に対してミスディレクションとなる仕込みもされているように思える。
そういう意味でも、「空白の100年」と似たようなタイトルして「空白の2週間」というタイトルが付けられたのでないか。
空白の100年について研究していたベガパンクたちは、期せずして、かつてジョイボーイが行ったのと同じことを、今回、繰り返したのではないか。
重要なのは、文明の基盤である知的遺産を、後世の人びとが必要とする時に届けること。
その意味では、ベガパンクが、自分の死後も残すべくものとして島雲製造機「雲フト」を取り上げたのは示唆的なのかもしれない。
ロジャーやおでんといった、かつてワンピースの真実にたどり着いた先達たちは、ワンピースを残したのがジョイボーイであることに気づいていた。
その事実を多分ベガパンクも知っていて、だから、ジョイボーイの残した遺産を手にするのは、ニカの精神を継いだルフィたちであるべきだ、とベガパンクも直感的に思ったのだろうな。
だから、ワンピースは、この先やってくる世界の危機に備えるために、ジョイボーイが残してくれた贈り物、なんだと思う。
そして、その起動には、ニカがいなくてはならない。
そのことを暗示したのが、ニカとなったルフィの危機に再起動したエメトだったんじゃないかな?