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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ワンピース-ONE PIECE- 第1125話 『何をもって死とするか』 感想3:サターン聖の消失とイム様の(太陽神ニカではなく)ジョイボーイへの執着について

2024-09-09 11:23:25 | ワンピ
感想1感想2もあります)

今回のエピソードの中で、一番、衝撃的で、かつ、今後の展開に大きな影を残したものといえば、やっぱり、サターン聖の消失だろう。

イム様の最後の言葉からすれば、とにかく、ジョイボーイ、すなわちルフィを逃したことが一番大きかった。

でも、これって、サターン聖からすれば多分、寝耳に水で、なぜなら、彼がエッグヘッドにやってきたのは、なによりもベガパンクの始末と、今後のエネルギー源「マザーフレイム」のために、ヨークとパンクレコーズと融合炉を確保することだった。。

確かに、パンクレコーズの確保は逃したけど、ヨークさえいればアクセスは可能であることを思えば、基本的には目標を達成したことになる。

その点は、サターン聖みずから納得していたことだし。

でも、イム様の怒りはそこではなく、突然、現れたジョイボーイことルフィを結局、取り逃がしたことにあった。

多分、その際、廃棄されていたはずの鉄の巨人エメトが登場し、イザッテトキのために残されていたジョイボーイの覇気を使ったことも、イム様の癇に障ったのかもしれないけれど。

それでも、サターン聖を「廃棄」するくらいムカついたってことだよね、イム様は。

まさか、イム様が与えたであろう影を除くと、ただの骨になるとは思ってなかった。

これは、イム様が、何らかの形でサターン聖の魂を影で縫い付けて肉体を保っていたということなのかな。

それとも、骨は誰のものでもなく、ただサターン聖の魂だけがそこに縫い付けられていたのか?


まぁ、でもサターン聖が科学防衛武神を更迭されたた、即座に代わりにガーランド聖が登場したのだから、きっと以前から、ずっとガーリングから五老星入りを懇願されていた、というのもあるのだろうけど。

でもなぁ、このどうにも戦争大好き、地上民の殺害に容赦ないガーランドが五老星入りして、しかも、ヨークを直属にして、マザーフレイムの研究を続けさせるのって。。。

どう考えても、原爆や水爆のような超大量殺戮兵器を生み出すようにしか見えない。

で、それを果たして、ルフィたちが見つけるであろうワンピースでなんとか収めることができるのか?

もちろん、マザーフレイム、って原子力みたいに「永遠の疑似太陽」を目指すものだろうから、それは「太陽神ニカ」と真っ向対立するもので、だから、最後は、今代の太陽神ニカであるルフィによってなんとか事なきを得ることになるとは思うのだけど。

でも、それまでの大戦がメチャクチャなものになりそうで怖い。

しかしそう思うと、イム様が気にしているのはあくまでもかつて存在した「ジョイボーイ」であって太陽神ニカであるわけではないんだな。

そのあたりが、Dの一族に対する執着なんかとあわせて、イム様の本質を掴むための鍵になりそう。

しかし、なんか、エルバフ到着を前に、どんどん事態がでかくなってきていて、これ、はたして、ルフィの頭脳で処理できるのだろうか?

さすがに直観だけで、善悪を判断するには、話のスケールがデカくなりすぎていると思うのだけど。

やっぱり、最終コーナーではニコ・ロビンの叡智が活躍するのかな?

あと、こうなると、トラファルガー・ローの再合流にも期待したいところ。

ローは、部下たちから逃されたままなので、手数も足りないということで、改めてルフィたちのもとに流れ着きそうな気もするけど。

それとも、ワノ国同様、キッドとローが連盟を組んで独自に動くのかな?

ともあれ、次回、エルバフ、楽しみだ!

絶対エルバフで待っている人は、シャンクスだよねw
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