「アフリカの様子がおかしい。半世紀ほど前に植民地支配から独立し、豊かな資源を手に、希望に満ちた前途に踏み出したはずだった。しかし今、多くの国で人々は貧困にあえぎ、国民同士の殺し合いまで起きている。なぜだろう。****要するに、この大陸の多くの国では政府指導者が腐敗し、そのため国民が犠牲になっているのである」
この書き出しで「アフリカ・レポート」(岩波新書)(松本仁一著)は始まります。そして後半では「指導者のせいで国が壊されつつあるアフリカで、政府に見切りをつけ、自力で生活の向上をめざす動きが民間から生まれはじめた」の例として、ケニアのナイロビに本社があるケニアナッツ社(社長日本人佐藤芳之)の「アウト・オブ・アフリカ」(OUT OF AFRICA)のブランド名で発売されているお菓子があると書かれていました。
それをこのスーパーで見つけました。これはマカダミアナッツの蜂蜜コーティングですね。 “Out of Africa” は「人類の発祥はアフリカ」ということを意味しているのでしょうね。