100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「中米予告編」

2007年01月14日 09時16分32秒 | 中米

 この16日から「中米5カ国世界遺産紀行」-エルサルバドル・ホンジュラス・ニカラグア・コスタリカ・パナマーに出かけます。日付変更線を越えるのは初めてです。その間このブログを休載します。帰宅は2月1日になるので2月4日ごろ再開しますのでよろしくお願いします。

 写真はユーラシア旅行社のパンフレットからの切抜きの旅程図です。(お粗末)


「ネパールのタルチョ」編4

2007年01月10日 09時02分03秒 | ネパール

 同じスワヤンブナート寺院のタルチョとマニ車です。マニ車とは、チベット仏教で用いられる宗教用具です。

 ご覧のようにマニ車は円筒形で、側面にはマントラ(真言)が刻まれており、内部には経文が納められています。大きさは様々で、手に持てる大きさのものがあれば、寺院などでは数十センチ、大きいものでは数メートルにも及ぶマニ車が設置されています。マニ車を右回りに回転させると、回転させた数だけ経を唱えるのと同じ功徳があるとされています。 

 日本にも輪蔵と名づけられた似たようなものがあり私は見たことはありませんが日光東照宮にもあるそうです。


「ネパールのタルチョ」編3

2007年01月10日 08時56分08秒 | ネパール

  ネパールでのタルチョをもう一箇所紹介します。首都カトマンドゥの丘にあるスワヤンブナート寺院でのタルチョです。目玉寺とも(由来は写真を拡大し目玉を凝らしてよく見れば分かります)モンキーテンプル(サルがたくさんいる)とも言われるネパール最古のお寺です。本来仏教のお寺ですがヒンドゥー教徒もおまいりする国家的なお寺になっています。

 ネパールではこのように仏教とヒンドゥー教とが習合しているようなお寺が多いようで同行者の中には仏教のお寺とヒンドゥー教のお寺の区別を教えてくれとの無理な質問をしている人がいました。


「ネパールのタルチョ」編1

2007年01月08日 08時54分40秒 | ネパール

  中国シルクロード」編の「天山越え」でタルチョを見て(12月19日参照)天山南路へ入ったところでニヤゾフ大統領の死去で急遽トルクメニスタンの特集を入れました。前回でそれを終わりにしていよいよ天山南路の続きに入る予定ですが、その前にネパールでもタルチョを見たのでそれを紹介しておきます。 

 写真はカトマンズ近くのヒマラヤ山脈のヴューポイント、ブルチョウキ山(標高2760メートル)の山頂です。タルチョがはためいていました。私のカメラでははっきりしませんが(腕が悪い)向こうに見えるのがヒマラヤ山脈で左手がアンナプルナです。右手を外れたところにエヴェレストがあります。


「緊急特集」トルクメニスタンとニサ遺跡1

2007年01月04日 08時42分03秒 | トルクメニスタン

 トルクメニスタンの首都アシュガバット(12月29日の地図参照)の近くにニサの遺跡(写真)があります。ここはパルティア帝国(BC3~AD3)初期の首都だったところです。塩野七生さんの「ローマ人の物語」にもかなりの分量で登場する東方でのローマ最大の敵でした。 その遺跡からのアラム語のオストラコン(陶片)が国立博物館にありました。アラム語はこのパルティア王国の言語であり当時中央アジアを中心に広く使用されていました。

 アラム語はイエス・キリストの母語でもあることを思い出しました。キリストの最後の言葉「エロイ、エロイ、レマ、サバタニ」(マルコ15の34)は彼の生の声アラム語だったのです。現在のヘブライ文字もアラム文字に由来するそうです。(「書物としての新約聖書」p204 田川健三) 

 colo さんコメントありがとうございました。本年もよろしく。