今回の旅行の3大重要体験のひとつです。台所ですね。問題は向こうに見える「穴」です。ここは2階ですが、この台所の廃棄物をこの穴から外の道路に流していたのです。19世紀フランスのパリでは家庭の廃物物(人糞も)を外の道路に廃棄していたことは有名です。(「パリの聖月曜日」喜安朗著、最近のNHKTVのブラタモリのパリ編。余談話ですが、20年近く前に私はパリで何回かイヌの糞を踏みました。私のパリの最大の想い出はこの路上のイヌの糞です)そのためにハイヒールが考案されたという話があります。私にとってはこのような廃物物穴を実際に見たのは初めてでした。感動でした?
民俗博物館を訪れました。建物は18世紀から19世紀にかけて建てられた、この地では比較的下層の農民の家です。1947年にこの家の所有者がフランスに移住し空き家になっていたのを中の家具などを含めて町が購入して博物館にしたものです。
この博物館の案内リーフレットには以下の文章がありました。
To visit this house, it`s to take a plunge into a time warp. Children will discover many new things for them ; and for the older ones , they will surely remember their childhood .