ホーチミン郊外にあるちょっと変わった新興宗教カオダイ教寺院を訪れました。仏教、道教、儒教ヒンドゥー教、キリスト教、イスラーム教とありとあらゆる宗教まぜこぜにした宗教で1926年にゴ・ミン・チューが始めました。その中心地タイニン省では住民の大半が信者で独立の軍隊を持ったことがあります。したがって政治的にもなかなか複雑の動きをしたようです。現在も200万人(100万〰300万)の信者がいるといわれています。写真下は12時から行われていた礼拝の儀式です。
カオダイ教の信者のディ・ヴァン・デーが「アジア読本 ヴェトナム」で記述している「カオダイ教 世道と天道をめざして」(p231~235)が日本語で紹介されている中ではたぶん一番教義につての解説が詳しいと思います。