最後の晩餐はバンチャガールというレストランでのネパール伝統料理でした。したがって伝統にのっとり手づかみでいただきました。(写真上)わたくしの隣にいる人がスルーガイドのゴパールさんですが、彼の話では手づかみの習慣も少なくなってきているそうで、彼の幼い息子はさんは彼が時に手づかみで食事をするのを怪訝そうに見るそうです。
ついでに余談話を一つ、ゴパールさんはヒンズー教徒なので牛肉を食べませんが日本に来た時食べたそうです、おいしかったという感想です。
料理皿の辺に猪口がありますね。バフティーといいます。このバフティに水差しで高いところからネパールの焼酎をロクシーを注いていただきます。なぜかその時の写真がありません。(撮ったはずなのですが)
このロクシーの原料はコメ(ヒエ、アワ)です。事前にこのことを知っていたのでこの日以前にいくつかの食堂でリクエストしたのですが、有りませんでした。その代わりにスコットランドとの合弁会社のスコッチウイスキーを勧められました。アフリカのベナンでも同じように地元のお酒はなくウィスキーを勧められたことがありました。というわけで最後の晩餐で漸く地元の酒ロクシー出会うことができました。アルコール度はかなり高いはずでしたが、非常にマイルドで非常においしくいただきました。残念ながら商品化されていないようです。というわけでお土産にはなりませんでした。ところが最近日本で製造商品化されていることを知りました。そこで取り寄せてみました。(写真下)アルコール度38%が右、28%でいずれも現地で味わった同じくマイルドで美味でした。お勧めのお酒です。ぜひお試しあれ。
付録 ベナンでの経験 2010年5月16日の再録
アフリカ、ベナンのコトヌーのホテルでのことです。ヤシ酒があるということを聞き込んで注文したら変な顔をして“country side ******ココハコウキュウホテルデス、ソノヨウナカトウナオサケハアリマセン(これは私の妄想的英文和訳)”とまくし立てられました。仕方なくワインを注文したところバカにしたような顔をして取り合ってくれません。ヤシ酒を飲むような者がワインを飲むとは生意気な?という感じです。私もキレて“I am a guest . You are arrogant “(おれは客だぞ、貴様は無礼だ!) とブロークンイングリッシュで怒鳴り、ようやくワインにありつけました。
翌日ベナンの田舎”country side”の食堂でヤシ酒を注文したところ今ここにはないので少し待ってくれとのことでした。どうやら近くの農家?から仕入れたようでペットボトルに入れたものを差し出してくれました。結構いけるので皆さんお土産に持ち帰ろうとしましたが、商品化されたものはなくペットボトルの栓も怪しいようで断念しました。西アフリカではヤシ酒は商品化されてはいないようですが、庶民の一般的な飲み物のようです。こちら方面にお出かけの際はぜひお試しください