サザンクロス街道を北上して(2012年10月19日地図参照)首都アンタナリヴへ入る予定のところデモがあるということで当日の観光を中止し、急遽予定外の近郊の農村Masimpie Feranana村と小学校を訪問することになりました。勿論、観光客は訪れたことのないところです。
校門ですね。300人の児童が学んでいます。
ベレンティからフォードファンへの帰り道、行きと同じフェリーに乗る予定が河の増水で渡れなくなり、このように工事中の橋を徒歩で渡りました。当然車は渡れませんのでフォードファンから別の車を呼ぶということになりました。
2013年6月25日にブータンでは交通信号ないと紹介しましたが、マダガスカルにもありませんでした。したがって?交通ルールやマナーもないようで一度交差点で車が向かい合いお互いが譲らないので20分ぐらい?にらみ合いが続いたことがありました、
料理と対照的なインフラについては添乗員の染谷さんのメモをそのまま引用させていただきます。
「ひたすら悪路、1950年代にフランス政府の手により作られた国道1号線ですが、全く手入れがされていないため穴ぼこだらけ、さらに本日は雨ということで水たまり(池?)はあるし、道はぐちゃぐちゃだし」
これはフォードファンからベレンティへの道でのことです。写真はこの道の河をフェリーで渡るときのものですが、よく見れば橋が見えますね。これは工事中で渡れないとのこと。
旧植民地国で旧宗主国がフランスの場合、料理は美味いがインフラは駄目、イギリスの場合、料理は不味いが、インフラは良く整備されていると話を聞いたことがあります。世界各国を旅行していてなんとなくその話にうなずくことはありましたが、今回ほどそれが的中しているように感じたことはありませんでした。
このように洒落ていますね。
マダガスカルでは墓や葬式の様式などは各地域、各民族でかなり異なっているようです。この写真はイサロ国立公園内で見た、仮?の墓です。洞穴(人工?)に遺体を入れ野獣などに襲われないように石で蓋をし、一定期間そのままにしておき、その後に永久的な墓に安置します。古代日本の「殯(もがり)」に似たような制度でしょうか。