最近「イスラーム国」によるパルミラ遺跡の破壊が報ぜられていますが、このブログの2006年5月15日(「注」の部分、新聞報道より詳しい)5月17日、6月16日に紹介しているのでご覧ください。(左のカレンダーをクリックしてください)
ついでに未紹介の写真を2枚。パルミラのメインストリートです。
シリア内戦の激化を連日マスコミは報道しています。シリア旅行は2006年4月でしたが現地ガイドのニダールさんが現アサド大統領の熱烈なファンであったこと思い出しました。それについてはこのブログで2006年5月15日に紹介しています。彼のmoderate(穏和、節度)という言葉は今も記憶に残っています。ガイドの仕事も少なくなっているでしょうし、どうしているか心配です。
またシリア第二の都市人口170万人(1999年統計)のアレッポで内戦が激化して20万人が脱出したという報道がありました。調べてみるとアレッポは訪問しているのですが、ブログでは紹介していませんでした。そこで平和時のアレッポを紹介してみることにしました。
写真はアレッポの城塞です。1098年1124年と2度にわたる十字軍の攻撃に耐えたアレッポの象徴的難攻不落の城塞です。
砂漠、ラクダとくれば中東ではベドウィンです。(アラビア語ではベデゥbedu)しかし現在このヨルダンで遊牧をしている人たちは少なくなり、このワディ・ラムでは40家族ぐらいと推定されています。彼らの多くは観光業に携わっています。2006年6月14日に紹介した昼食時のCaptain Desert Camp はこのワディ・ラムにありますが、ホテル?でもあります。写真の岩山の下にある黒く見えるのがホテル?のテント客室群です。ここに泊まりたかったなー。(アルコールは厳禁ですが)
写真のようにここを4輪駆動車でドライブしたのですが、殆ど砂(土)埃はしませんでした。砂(土)の粒子がタクラマカン砂漠と違って大きいのでしょう。
「満天の夜空に輝く銀河、日の出と落日の豪華ショー」とはガイドブックlonely planet(p211)のセリフですが残念、機会がありませんでした。
ヨルダン政府はこの地の環境保護を訴えており王立自然保護協会(Royal Society for the Conservation of Nature )を1966年に立ち上げ、ここを訪れる人たちに「足跡以外は残さない、思い出以外は持ちかえらない」を呼びかけています。
Coloさんコメントありがとうございました。ここの説明?に最初は「ここでは夫婦喧嘩なんて考えられませんよね」と俗物的に書く予定だったのですが。
「赤く細かい砂の大地の中に、これ以上に武骨で荒々しいものはないと思われるような巨大な岩山が、あちらこちらそそり立っている」(地球の歩き方p95)とはガイドブックの説明ですが上手い表現なのでそのまま借用させてもらいます。
タクラマカンとワディ・ラムは対照的な砂漠です。色彩?もそうですが、タクラマカンを女性的とすればこのワディ・ラムは男性的です。