ここチャイティーヨーでは野宿をして一夜を明かす人たちが大勢いました。この写真は早朝5時ごろの境内の様子です。まだ寝ている人もいます。起きている人はみなさん裸足ですね。実はここだけではなくミャンマーではすべての仏教施設では私たち観光客も含めて全員が裸足にならなければなりません。したがって、ミャンマー観光では靴よりはサンダルがよいようです。
ホテルからの遠望です。山頂に落ちそうで落ちない黄金色の岩がありその上に高さ7mのパゴダ(仏塔)があります。これがチャイティーヨー・パゴダです。
伝説によれば、11世紀隠者が仏陀の頭髪を自分の髷に隠し持っていました。彼は国王に、自分の頭に似た岩を探すように頼みました。国王は海底から岩を山頂まで運びその上にパゴダをつくりそこに仏陀の頭髪を入れました。その頭髪の功徳で岩が滑り落ちないそうです。次回はもう少し近くに寄ってみましょう。
ミャンマーは国民の90%が仏教徒の国です。日本の大乗仏教とは違い上座部仏教です。以前小乗仏教と呼ばれていましたがそれは大乗仏教から見た侮蔑語ということで現在は上座部仏教と呼ばれています。敬虔な仏教徒が多くわたくしが朝散歩をしていた時周りの民家から読経が聞こえてきました。現地ガイドのオウマ(オンマータイ)さんも朝または夕方必ず読経をするそうです。また全員が一生の内一度は必ず出家します。(ただし男子のみ)したがって、国民の巡礼地であり、我々外国人たちの観光地であるお寺やパゴダ(仏塔)が数多くあります。そこでそのいくつかを紹介します。まず、ヤンゴンのシュエダゴン・パゴダ(後日紹介)、マンダレーのマハムニダ・パゴダ(後日紹介)と並んで3大巡礼地として著名なチャイティーヨー山にあるパゴダ、別名ゴールデン・ロックに案内します。なお、パゴダという単語は英語で日本でもそのまま用いられていますが仏塔と言う方が分かりやすいと思います。ミャンマー語ではPayaパヤ、lonely planetでもPayaと表記され、日本語のガイドブック「地球の歩き方」でもパヤと書かれています。ただ一般の本ではパゴダと書かれているのでここではパゴダと表記します。
標高1100メートルのチャイティヨー山にあるゴールデン・ロックに向けて出発です。旅行社の最初の案内では頂上まで混戴トラックで50分、その後歩いて50分とあり、どうなるかと心配していましたが、最近トラックだけで行けることになったそうで一安心。ところがこの混戴トラックは写真のような状態でギュウギュウ詰のガタガタ道の難行苦行でした。なおこのトラックは国営だそうです。
町には馬車も。ミンレーと呼ばれています。そのほか「サイカ」と呼ばれる自転車の横に木製の座席をつけた三輪車も活躍していました。「サイカ」は「サイドカー」からきているようです。撮影したつもりでしたが、カメラの中にはありませんでした。残念。
観光地にはこのような牛車もありました。TAXIと書いてあるのがいいですね。これはマンダレーから船でエーヤワディー(イラワジ)を1時間遡ってから下船し、ミングォン(後日紹介)に行くときに利用したタクシーです。
写真は我々が利用しバスです。日本の中古車ですね。町を走るバス類のほとんどは外国からの中古車のようでした。10年ほどの中国と同じですね。
我々のバスは数台変わりましたが、すべて日本車の中古で中の表示もすべてがそのままでした。
こちらはマンダレー市内です。こちらはバイクが許可されています。私の感じでは自転車が比較的少なかったように思いました。
A1さんコメント有難うございました。残念ながら寡聞にしてマダガスカルのラムの日本での販売については知りません。なお、ミャンマーでも美味しいラムに出会いました。後日ヤシ酒などと一緒に紹介します。