平頂山虐殺事件殉難者の遺品が展示されていました。七三一部隊については日本でも比較的知られていますが、この平頂山虐殺事件については日本ではあまり知られていないようです。恥ずかしながら私も今回の旅行までは知りませんでした。
事件は満州国成立まもなくの1932年のことです。撫順炭鉱が抗日ゲリラに襲われことに対して平頂山の住民が事前にこのことを知っていったにもかかわらず、日本軍に通知しなかったという言いがかりをつけて日本軍は住民3000人を虐殺しました。生き残り数名。日本軍はその罪を隠蔽するために、ガソリンを用いて遺体を焼き、山を崩して遺体を埋めました。そのため遺品はこのようなものしか残っていないのでしょう。