100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「臨時特別」編 イスラエル国家内のアラブ人(パレスチナ人)

2023年11月15日 07時52分02秒 | 時評

 イスラエルのガザ侵攻が激化していますが、イスラエルには、ユダヤ人以外でイスラエル国籍を持つアラブ人も約20%程度います。彼らの存在についてはマスコミでもあまり報道されていません。彼らの意見、行動も伝えられていません。そこでイスラエルに旅行した際に体験した話を少し紹介します。私が見聞きしたはアラブ人ですがパレスチナ人とも呼ばれます。ここではアラブ人としておきます。
 イスラエルの国内をバスで移動をしていると、ところどころに周囲から孤立しているような集落に出会いします。現地のガイドの山崎さん(イスラエル国籍)があれはアラブ人の集落ですと教えてくれました。その時山崎さんとバスの運転手(ユダヤ人)が何か熱心に話し始めました。山崎さんの話によればこのユダヤ人運転手は「間もなく、あそこにいるアラブ人を追い出してユダヤ人の居住区にする」と言っていたそうです。
 この運転手さんはほぼ全行程の運転でしたが、最後の行程のエルサレムからテルテルアビブ空港まではアラブ人の運転手でした。空港に入る手前でかなり長くバスが止められました。それは運転手がアラブ人であるためその身分証明書(注)をチェックするためでした。ユダヤ人の場合はフリーパスです。
 (注)イスラエルは1948年の独立宣言では「ユダヤ国家」と規定し、ユダヤ人以外をいくつかの「民族」に分類してきましたが、現在の身分証明書はユダヤ人か非ユダヤ人かの区別になっています。なおユダヤ人には兵役の義務がありますが、アラブ人は兵役から除外されています。参政権はあり国会議員もいます。彼らの意見が我々には伝わって来てないのが気になります。なお山崎さんは勿論日本人ルーツでユダヤ人と結婚イスラエル国籍を持ちレバノン侵攻に従軍しています

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「臨時特別」編 鹿児島の歴史教育

2021年04月24日 07時52分28秒 | 時評

 わたくしの生まれは岡山県で45年ほど前に何の縁も所縁もない鹿児島に移住してきました。せっかく鹿児島に来たのだからと、少しばかり鹿児島の歴史を勉強しました。面白い歴史にたくさん出会いました。その中の一つに、江戸時代薩摩藩では浄土真宗がキリスト教と同じく禁教だったということでした。ところが現在は県民の80%ぐらいが浄土真宗ということのようです。身近な人に尋ねてもほとんどの人が浄土真宗という答えが返ってきます。ところが江戸時代禁教(明治8年まで・キリスト教は明治6年)だったということを知っている人はほとんどいないということに驚かされました。学校で習っていないようです。そこで県の教育委員会の社会科担当の方に尋ねてみました。返事は「教科書に記載がない」「指導要領に記載がない」「県からの指示がない」から教えない、ということでした。疑問に感じませんかと話しても何の反応もありませんでした。開いた口が塞がらない。もっとも官僚としては優等生の回答なんでしょうね。
 わたくしの最近の最大の関心事は禁止だったのがなぜ現在圧倒的に浄土真宗なのか。
 奄美では江戸時代、「やんちゅう」という奴隷身分の人が人口の20%を占めていました。しかしその存在を奄美出身の人に尋ねても知っている人は一人もいませんでした。名瀬市の教育委員会に問い合わせてみました。返事はその地域の独特の歴史を教えているのは北海道と沖縄県だけだという返事でした。ただし私の質問に応じてくれた方はそれを残念と思うという返事は返ってきました
 江戸時代鹿児島本土では一件の百姓一揆もありませんでした。(未遂一件)県教育委員会の方はその事実の認識もあやふやでしたが、その理由については全くご存じないようでした。薩摩藩の農村支配が他の藩と異なっていたことに原因がありますよね。
 その他、知るべき歴史的事実で知られていないことがたくさんあります。
 今鹿児島人として(鹿児島弁は話せないが)このように郷土の歴史が忘却のかなた行ってしまっていることに悲しさと怒りを感じざるを得ません。何とかなりませんかね。
 写真は浄土真宗の解禁に一定の役割をし、西郷に抗った田中直哉を紹介した本です。

                                        

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「臨時特別編」8月15日は?「終戦の日」?「敗戦の日」?

2020年08月15日 07時49分57秒 | 時評

 2017年8月18日の再録です。
 私は8月15日を「敗戦の日」と謂うべきだと思っています。安倍首相は「敗戦の日」ということは知ってはいるが、そういいたくなく「終戦の日」と謂うべきだと考えているでしょう。これは現在の多くの日本人の常識かもしれません。マスコミ関係は全て「終戦の日」ですね。しかも8月15日を最近では「敗戦日」ということも知らない人もいるようです。私は「終戦の日」と認識することによって「アジア太平洋戦争」の本質を誤解し、現代日本の理解も間違うのではないかと危惧しています。これ以上の議論は私の能力を超えるのでやめますが、実は写真の8月15日の朝日新聞の天声人語欄の紹介が目的でこの文章を書くことになりました。
 ご覧ください。8月15日を「敗戦の日」と「終戦の日」の2つの表記をしていますね。一般的には同一の文章で同一の事柄を違った表記はしないと思います。その場合はその理由が書かれるべきでしょう。朝日新聞の社是は「終戦の日」ですが、筆者は「敗戦の日」が正しいと思っているので高倉健の言葉にかこつけて「敗戦の日」と書き、最後は「終戦の日」で妥協した文章ではないかと私は妄想しました。いろんな読み方があると思います。皆さんのご意見を伺いたいものです。
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「臨時特別」編 我が家の雑草の花

2020年05月02日 07時48分28秒 | 時評

 わたくしの住むところは4階建ての市営の集合住宅1階の部屋です。南側に少し空き地があります。そこに生える雑草を親の仇のように嫌い根こそぎ除去し、空き地を砂漠のようにしている人がいます。一度は、自治会長が除草剤を撒きました。市役所住宅課を通じて注意をしたところ「貴様、俺のすることにいちいちケチをつけやがって、貴様が植えているイチジクの木を伐り倒すぞ!」市役所に連絡すると「住宅にはヤクザはいないはずだが」との返事。(注1)(注2)
  1. 自治会長の奥さんは自治会の会計係。推して知るべし。やめられませんね。この市営住宅の住民の何と000なのか。ところでお前は?村八分
  2. 鹿児島の市電の軌道には芝生を植えています。市役所の庁舎の一部に草を這わせています。
わたくしは雑草を歓迎してベランダに蔓が張ってくるのを手伝っています。その雑草がベランダの天井までやってきてこのような花を咲かせてくれました。雑草君、こんなきれいな花を咲かせてくれ、夏の暖気、冬の寒気を遮ってくれ、二酸化炭素を食べてくれ地球温暖化防止に協力してくれて本当にありがとうございます!
付録 コロナ終焉後の余計な心配
 日銀の国債無制限の購入などから強烈なインフレが起きないか心配です。経済学者の見解を聞きたいものです。

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「臨時特別」編 身辺風景 キンカンと小鳥

2020年04月08日 08時14分43秒 | 時評


この写真は3月の初旬の撮影です。わたくしの部屋の前に少し空き地があります。そこに柿の木とキンカンを植えました。キンカンは毎年12月の下旬から3月中旬にかけて毎日12・3個ぐらい朝食にいただきます。とすれば1000個ぐらい収穫していることになりますね。写真をよーく見てください。小鳥がいますね。毎年このように小鳥(いろんな種類)がやってきて啄みます。
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「臨時特別」編 身辺風景 雑草の花4

2020年04月08日 08時09分28秒 | 時評


 この広場で遊ぶ子たちもあまりいません。公園ではなくわたくしの私園のようです。
 隣接して集会場がありそこで老人会があり体操をしています。わたくしが関係者にこの外の広場で体操は、と、水を向けてみましたが、一顧だにされませんでした。
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「臨時特別」編 身辺風景 雑草の花3

2020年04月08日 08時06分09秒 | 時評


 以前、自治会長(福祉会)の会長さんがこの広場に除草剤を撒きました。市役所を通じて注意をしてもらったところ、わたくしに対して会長は「貴様、俺のすることにいちいちケチをつけやがって、貴様のイチジクの木を切り倒すぞ!
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「臨時特別」編 身辺風景 雑草の花2

2020年04月08日 07時57分31秒 | 時評


 かなり広い広場でベンチもありますが座っている人を見かけることはほとんどありません。
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「臨時特別」編 身辺風景 雑草の花1

2020年04月08日 07時51分34秒 | 時評


 昨年も紹介しましたが、今年もわたくしの住む市営住宅の広場の雑草の花を紹介します。

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「臨時特別編」 寿命の性別差

2020年03月30日 07時56分47秒 | 時評


 写真は3月7日の朝日新聞の別刷り「b」のコピーです。周知のように人間の寿命には性別差があることはよく知られています。(ただし国別にはその差にかなり違いがありますが)この記事では他の哺乳類もやはり寿命の性別差があり人間と同じくメスのほうが長生きとされています。ただし個別の哺乳類の性別の寿命についての数値は示されていません。
 同じ朝日新聞2019年10月4日の記事では京都大学の研究として「オス30.3歳」「メス26.3歳」が紹介されています。3月7日の記事とは違いますね。両者に食い違いがありますね。
 わたくしは以前から動物の寿命の性別差について関心があり上野動物園、鹿児島の平川動物園、鹿児島大学獣医学科などに問い合わせたことがあります。いずれも不明との回答でした。
 以上の趣旨の文章をこのブログ(3月12日)に書きました。その後このことについて朝日新聞にメール(science@asahi.com)で2度。電話で1度問い合わせましたが、回答をいただけませんでした。そこでこのブログを読んでいただいている方々のご意見をいただきたいと再録しました。よろしくお願いします。
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「臨時特別」編 新型ウィルスとマスコミ報道に思う

2020年03月27日 07時51分50秒 | 時評


 写真は朝日新聞2月22日「オピニオン&フォーラム」の「マスク依存症」の記事です。結論は簡単です。「元気な人の予防なら不要」「通常のマスクには、感染症から身を守る効果はあまりありません」 このことは以前インフルエンザが流行したときに一部でしたがTVでも報ぜられましたが、今回は全くありません。 同じ欄に吉川茂さんが「マスクが『他人の健康にも配慮ができる』と見せるための『自己提示』の道具」と述べています。わたくしはそのことが正しいか、正しくないかには関係なく世の中の趨勢がそうであればそれに従うという、かわいそうな性からきていると思います。わたくしの見た範囲内ではこの記事以外にマスクの効用について報道はありません。わたくしはこの朝日新聞の記事が拡散することを願っての雑文です。生物的にはパンデミックは怖いですが、人間社会から見ればこのことはパンデミックと同じくらい、いやそれ以上に危険なような気がするのですが。正しいか正しくないか、悪か善かを考えることなく大勢に順応し、大勢から白い目で見られることを恐れることがファシズムの土壌だと思うのですが。極論かな。
 マスコミにお願いがあります。それは毎日各国別の感染者数と死者数が紹介されていますがそこに人口比の数字を併記してほしいのです。例えば中国での感染者8万1177人、イタリアでは6万3927人(朝日新聞3月25日)とありますが、人口比では中国はイタリアの約21倍です。とすればイタリアの感染者は約134万人です。人口比では中国は約0.006%ですが、イタリアでは約0.1%になります。これでより一層イタリアのひどさがわかると思うのですが。
 昨日のTVで面白いシーンを見ました。30人以上の新型コロナ患者を治療している医者にTVのアナウンサーのインターヴュです。アナウンサーはマスクを着け、医者はマスクなしです。

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「臨時特別編」 アメリカ大統領選に思う

2020年02月20日 07時57分04秒 | 時評


 以前(オバマ大統領時代?)わたくしの稚拙な英語でアメリカ人と会話をしたことがありました。私「あなたはWASP(注1)ですか」。アメリカ人「イエス」。私「とすればあなたはestablishment(注2)ですね」。アメリカ人ちょっと表情を崩して「many many  years ago」
(注1)White Anglo-Saxon Protestant アングロサクソン系白人プロテスタント
(注2) 支配層
 アメリカでは長年“WASP=Establishment”の社会でした。したがって歴代大統領もWASPでした。しかし1961年カトリック教徒のケネディが大統領になりその雲行きが怪しくなってきました。そして2009年アフリカ系アメリカ人オバマが大統領になりそれが決定的になりました。そして今回の民主党の大統領候補者を見るとそれがますますはっきりしてきました。
 有力候補の一人サンダースはポーランド系ユダヤ人で親戚のほとんどをナチスに虐殺されています。しかし、トランプ大統領の娘婿のイスラエル寄りと違ってイスラエルには批判的です。
 もう一人の有力候補のブティジェッジの父はマルタからの移民です。したがってアメリカ人でもこのマルタ語由来のButtigiegの発音に苦労するそうです。朝日新聞は以前「ブダジェッジ」と表記していたが今後は「ブティジェッジ」と表記するという最近の記事がありました。マルタ語はマルタ共和国の公用語でシチリア語の影響を受けたアラビア語の方言です。このButtigiegはアラビア語の「養鶏業」意味する言葉に由来するそうです。
 彼が話せる言語は8言語(英語、ノルウェー語、フランス語、スペイン語、イタリア語、マルタ語、ダリー語、アラビア語)です。ちなみに歴代のアメリカ大統領で1人を除いて(名前は忘れました)英語以外の言語を話すことができた人はいません。
 最近急激に有力候補者になって注目されているブルームバーグはポーランド系ユダヤ人です。信仰もユダヤ教改革派です。
 その他の候補者もWASPでない人がたくさんいるようですね。
 ついでに、ちょっとコマーシャルを。マルタ島をこのブログで少し紹介しているのでご覧いただければ幸いです。ブログの左段にあるカテゴリーの「マルタ」をクリックしてください。30枚の写真と記事を書いています。
 というわけで、WASP=Establishment は全く”many many years ago”になったようです。
 写真は「サンダース」と「ブティジェッジ」です。

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「臨時特別」編 天皇即位宣言に思う

2019年10月26日 08時02分38秒 | 時評

 

 今年5月3日にこのブログに「『臨時特別編』 天皇は気の毒でかわいそうだ」を書きました。以下それに一部追加修正して再録します。

 

 最近のマスコミは皇位継承一色です。私はできるだけこの関係ニュースは見ないことにしていますが、いつも思うことは天皇が気の毒でかわいそうだということです。全く基本人人権は剥奪され、売買されないところだけが異なるだけで奴隷と同じです。天皇は日本国家が所有する奴隷です。私には「象徴としての天皇」と言う言葉が「奴隷としての天皇」と聞こえてきます。たまたま雅子さんの外務省時の姿がTVに出たのを見ましたが眼光鋭く人間性にあふれていました。しかし今はどうです、奴隷主に媚びる作られた笑顔です。かわいそうです。

日本国は直ちに天皇を奴隷身分から解放し、旧江戸城(皇居)を博物館にして公開しその館長に任命し生活を保障して後は自由にしなさいとすべきです。(実はこの博物館館長説は20数年前にわたくしが夢に見た話に由来します。2016年8月11日に紹介しています)

(したがってわたくしは天皇制廃止者ですから、その意味で憲法改正論者です)

この地球上で奴隷が存在するのはトゥアレグ人社会(2007年7月2日に紹介)と日本だけです。と、ここまで書いてきて「奴隷船の世界史」(布留川正博著)読んでいたら「現代世界の奴隷は2016年時点で約4030万人存在」(p229)だそうです。勉強不足!

ついでに元号について。

私は西暦一本化論者です。私はいまだに昭和が何年までだったかを知りません。パスポート更新時いつもトラブリます。西暦で申請書類を出すと元号に書き直せといわれます。私「交付されてくるパスポートには元号の記載はなく西暦ではないか」。当局「規則で元号申請になっています」。結局いつも私が西暦で書き当局は勝手に元号に訂正して私が黙認するということになります。外務省に電話をしたことがあります。外務省「あなたの言い分には理があるが、受付のコンピューターが元号受付になっているのでしょう」私「?」。

 最近のマスコミ報道では、外務省は今期を契機として西暦一本化を決めたが、自民党右派の反対で頓挫したそうです。

 以上、天皇制についてのサイドからの論評。

 写真(ウィキペディアより)は少年時代の平成の天皇と、彼の家庭教師だった平和主義者で帰国後ヴェトナム反戦運動で逮捕されたことがあるクエーカー教徒のヴァイニング夫人です。

 

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「びっくり仰天」編

2019年08月21日 08時12分21秒 | 時評

 

最近「移民国家アメリカの歴史」(貴堂嘉之著)(岩波新書)を読みました。 びっくり仰天のことが紹介されていました。あまり話題になっていないようなので紹介します。

 「日系人として始めて下院議員となったダニエル・イノウエ1959年来日**岸総理と面談」「イノウエ『いつか日系人が米国大使となる日が来るかもしれません』」「岸総理『日本には、由緒ある武家の末裔、旧華族や皇族の関係者が多くいる。彼らが今、社会や経済のリーダシップを担っている。あなたがた日系人は、貧しいことなどを理由に、日本を棄てた『出来損ない』ではないか。そんな人を駐日大使として、受け入れるわけにはいかない』(ETV2008年9月28日放送)(p199)

 日本にはこんな総理大臣がいたのですね。論評する気力もありません。

 

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2017年8月18日の「臨時特別編」「8月15日は?『終戦の日』?『敗戦の日』?」の再録(一部修正)

2019年08月15日 08時02分16秒 | 時評

 

 私は8月15日を「敗戦の日」と謂うべきだと思っています。安倍首相は「敗戦の日」ということは知ってはいるが、そういいたくなく「終戦の日」と謂うべきだと考えているでしょう。これは現在の多くの日本人の常識かもしれません。マスコミ関係は全て「終戦の日」ですね。しかも8月15日を最近では「敗戦日」ということも知らない人もいるようです。私は「終戦の日」と認識することによって「アジア太平洋戦争」の本質を誤解し、戦争責任をあいまいにし、現代日本の理解も間違うのではないかと危惧しています。これ以上の議論は私の能力を超えるのでやめますが、実は写真の8月15日の朝日新聞の天声人語欄の紹介が目的でこの文章を書くことになりました。

 ご覧ください。8月15日を「敗戦の日」と「終戦の日」の2つの表記をしていますね。一般的には同一の文章で同一の事柄を違った表記はしないと思います。その場合はその理由が書かれるべきでしょう。朝日新聞の社是は「終戦の日」ですが、筆者は「敗戦の日」が正しいと思っているので高倉健の言葉にかこつけて「敗戦の日」と書き、最後は「終戦の日」で妥協した文章ではないかと私は妄想しました。いろんな読み方があると思います。皆さんのご意見を伺いたいものです。

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