早朝ベラトの街を散歩していたらこんな光景に出会いました。麻雀の牌のようなものでゲイムしていてお金も掛っているようでした。この老人たち暇なんでしょうね。
「皮膚科の受付」さんコメント有難うございました。窓が沢山ある理由はよくわかりません。
首都ティラナの中心部にあるエトヘム・ベウトというモスクが外観だけの見学だったので、カメラを持って中に入ろうとしたところなぜか皆さんに止められました。どうもイスラーム教に偏見があるようです。しかし私は中に入りました。そこでいつもの伝家の宝刀、魔法のセリフ「アッサラーム・アレイクム」(魔法の由来については2006年12月5日、2010年2月21日、2010年4月18日、2010年8月20日)で挨拶をしました。効果てきめんこのような写真になりました。
なお、このアラビア語(アッサラーム・アレイクム)はGEZIMさんも知っていますし、多くのアルバニア人も知っているようですが、日常的に使用されるものではないようです。
前半のスルー(通し)ガイドのアルバニア国のアルバニア人であるGEZIMさんの宗教はイスラーム教ですが、豚も食べるし、毎日の礼拝もしたことはないそうです。実質のイスラーム教徒ではないようです。公式発表ではイスラーム教70%、アルバニア正教(キリスト東方正教徒)、ローマ・カトリック教10%ということになっていますが、ある調査機関によると、特になし70%、東方正教会10%、イスラーム教9%、ローマ・カトリック教8%です。どうやらGEZIMさんの話などを聞いてこちらの方が正しいような気がします。そのせいか宗教間の対立も他の国と比べて少ないような気がします。Lonely planet はこの国は世俗的国家と記述しています。
この写真はベラトでの朝の散歩のときに見かけた光景ですが、モスク(左)と教会(右)とが仲良く?近くにありますね。
このトーチカお土産の隣にホッジャの名前の入ったコップがありました。幾人かのアルバニア人に聞いても独裁者ホッジャを肯定的に答えるどころか全くの拒否反応を示す人ばかりだったのですが、なぜかこのようにお土産屋さんに並んでいました。ルーマニアの独裁者チャウシェスクは処刑されますがホッジャは天寿を全うし現在も家族は財界の有力者だそうです。 隣は現在の首相の名前です。
アルバニアはラテン語のalbus(白い)が語源という説があります。アルバニアの地質が主に石灰岩質で白いことから、「白い土地」という意味ということです。そのようの豊富な石灰岩がこのコンクリート製のトーチカを大量に作ることを可能にしたようです。
マケドニアから国境を越えてアルバニアに入った時、「ナンジャコレハ!」という光景を見ました。トーチカ(注)の群集でした。残念なことにこの時は撮影を逸しました。この写真はその後の点々とするトーチカです。ちょっと小さくて見づらいですが画面中ほどに目玉2つのが見えますね。アルバニア国内に約30万個あるそうです。
アルバニアは今回の訪問国の内ユーゴスラビアに入っていなかった唯一の国です。自称社会主義国の国でしたが、ホッジャ独裁政治下次第に他の社会主義国とも絶縁し、自国を鎖国状態にしました。その時(1976年から)外国の侵略から国を守る手段としてこのトーチカを作ったというわけです。
アルバニアは世界で一番裕福な国なので外国が攻めてくる可能性があり国民が一丸となってこのトーチカを作り国を守ろうというホッジャの説明をガイドのGEZIM(2010年10月30日)も本気で信じていたそうです。彼は現在2個のトーチカを持っているので日本の皆さんに御希望なら無料でお譲りしますよと冗談を言っていました。
(注)コンクリートで堅固に構築して、内に重火器などを備えた防御陣地(広辞苑)
同じく女性。
これまでいろんな地域でのトイレシンボルマークを紹介してきましたが、私のお勧めの?ベスト4は、パナマ(2007年12月16日)とアフリカ・マラウィー(2010年2月15日)、アフリカ・スワジランド(2010年2月17日)、スペイン(2009年9月21日~23日)です。