フランス西海岸に浮かぶ小島に世界的に著名な修道院モンサンミシェルがあります。カトリックの巡礼地で世界遺産に登録されています。以前は干潮期に陸地続きになっていましたが満潮期には陸から切り離され逃げ遅れた巡礼者が溺死したことがありました。私が訪問した(1997年)時は完全に陸続きになっていました。しかし現在は潮の流れを止めることになり良くないということで陸続きの道路を取り除き橋が架かっています。写真左上は当時陸続きになっていた道路から見たモンサンミシェルです。
起源は708年、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けたことに始まります。先日TVでレポーターがこのモンサンミシェルを見て「要塞だ!」と叫んでいましたが、百戦争時には要塞としての役割も果たしました。
写真右下は修道院の中庭と回廊です。回廊の柱は127本あります。
この地の名物料理は卵焼き(写真左下)ですが、その大きさにはちょっとびっくり!
それでは良い御年を!